プリーチャー　ｼｰｽﾞﾝ2　第2話　Mumbai Sky Tower 　ﾚﾋﾞｭｰ　やっと、解放された

「止まれ！」ジェネシスの力を使い叫ぶジェシー。

だが、セイント・オブ・キラーズは止まらない。

能力が通用しない事に驚愕の表情を浮かべるジェシー。

セイントが銃を撃つ。

間一髪、ジェシーの前を通ったトラックに銃弾はヒットする。

トラックの運転手は頭を撃ち抜かれていた

コントロールを失ったトラックがセイントに突っ込んでいく。

トラックに挟まれた彼の動きが止まる。

騒ぎを聞きつけ銃愛好者団体のメンバーがそれぞれ銃を持って駆けつけた。

トラックが鈍い音を立て押し戻される。

再びセイントがこちらに向かって来た。

ジェシーは叫ぶ

「止めろ！」

銃を持った面々が乱射する。

無数の弾丸がセイントの体に吸い込まれていく。

立ち尽くすセイント。

ロケット砲が火を噴く。

炎に包まれるセイント。

歓声を上げる面々。

やったと思われたその時、炎の中から影が現れた。

彼が体を振ると無数の弾丸がこぼれ落ちる

銃を抜き反撃するセイント。

銃愛好者団体の面々の体に次々と穴が開いていく。

「逃げろ！」と叫ぶジェシー。

騒ぎを聞きつけ出て来たキャシディが彼を避難させる。

チューリップと合流した三人はやっとの思いで車で逃げ出した。

モーテルのテレビで見たマジシャン「不死身のガネーシャ」のいる「ムンバイ・スカイタワー・ホテル」へ向かう三人。

実はガネーシャは、地獄から戻って来た天使のフィオーレだった。

数日前、相棒のドブランを殺された悲しみから彼は自殺をしようとムンバイ・スカイ・タワーホテルに宿泊した。

しかし、彼は天使なので死ぬ事ができない

あらゆる方法を試すが復活してしまう。

ホールで歌を聞いていた時、歌手が差し出したマイクを取り上げ氷に入れ感電死した

しかし、すぐに復活。

これを見ていた客から拍手喝采を受ける事になる。

これをきっかけに「不死身のマジシャン、ガネーシャ」のショーが始まった

フィオーレと再会したジェシーたち。

セイントと契約した自分なら、彼を止める事が出来るとフィオーレは言う。

ジェシーたちの申し出を一旦は引き受けるフィオーレ。

その言葉を信じた三人は、神がジャズが好きだという事を思い出し、ジャズの本場であるニーオリンズへ出発して行った。

ジェシーを追ってセイントがフィオーレを訪れる。

ジェネシスの力を乱用するジェシーが許せないフィオーレは、再びジェシーを殺すように彼に命ず。

命令を聞きその場を去ろうとするセイント

フィオーレは彼に頼み事をする。

ステージに上がるフィオーレ。

彼の胸を銃弾が撃ち抜く。

復活を期待する観客。

しかし、彼は復活しなかった。

ブーイングを送る観客の後ろに銃をしまいドアから出て行くセイントの姿があった