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神撃のバハムートVIRGIN SOUL 第20話 From Heaven to Hell レビュー 別れで涙があふれてくる

注意:ネタバレです

あらすじ

漆黒兵団に捕らえられたカイザルとファバロ。

漆黒兵団に呼び寄せられた竜族の助っ人がニーナに襲いかかる。

赤い竜に変身するニーナ。

敵の竜族が変身する。

赤い竜より大きな体の黒い竜。

両者がぶつかるが、あまりにも体格差があるため吹っ飛ばされる赤い竜。

衝撃のため大きなダメージを負い人間に戻ってしまうニーナ。

漆黒兵団長がとどめを刺しにやってくる。

彼の口から信じられない言葉が出る。

ニーナの暗殺を命じたのはシャリオス17世。

ニーナの顔がみるみるショックで青ざめる。

その時、空に光が広がり漆黒兵団が動けなくなった。

空中にエルが浮かび体から光が広がっている。

黒い竜を攻撃するソフィエルとアザゼル。

二人の力により黒い竜は粉々に砕け散った。

アジトに戻りソフィエルに古代の兵器の事を聞くカイザル。

古代の兵器はこの地に神と悪魔が出現する前から存在しており神も詳しい事は知らなかった。

エルに神界に戻るように説得するジャンヌ。

世界の平和を守るために地上にとどまる事を望むエル。

しかし、バッカスの一言でエルはジャンヌと行動を共にすることを決意する。

仲間たちに別れの挨拶をするエル。

アザゼルは「ムガロという名を忘れないでくれ」と静かにエルに語りかける。


神撃のバハムートVIRGIN SOUL公式twitterから引用

様々な思い出にエルはアザゼルに抱きつき泣きじゃくった。

皆の所へ戻るエルの前にアレサンドロが現れる

彼は静かに近づき手に持つナイフをエルの体に近づける。

倒れこむエル。

エルの体の下から赤い液体が広がっていった。

感想

アレサンドロ、なんでそうなる?

自分の事しか考えてない。

良家のお坊ちゃん。

周りは家柄しか見てくれない。

誰も、アレサンドロ自身を見てくれない。

寄ってくる人たちはアレサンドロの家柄目当て

それが嫌で自分自身を認めて欲しくてオルレアン騎士団に入団した。

でも、それも家柄があってのコネ入団だったのかもしれない。

カイザルが追われることになったため、オルレアン騎士団が冷遇されることになる。

カイザルの思いが理解できないお坊ちゃん。

せっかくオルレアン騎士団に入ったのに認めてもらう事が出来なくなった。

つのる恨み。

漆黒兵団長に直接、兵団に入団を直訴した。

でも、入団させる価値はないと自分の価値を否定された。

エルを見てふと思ったのかな?

エルを追ってる漆黒兵団。

エルを殺せば漆黒兵団長に認めてもらえる。

自分の事ばかり考えてる。

世界の平和なんて考えてない。

だから、エルを殺したらどうなるかなんか考えてない。

だから、簡単に殺した。

みんなの信頼を裏切って。

ディアスがかわいそう。

アレサンドロの面倒を今まで親身になって見て来たのに。

アレサンドロの事情を全部理解したうえで面倒を見て来た。

恩を仇で返す行為。

絶対、許されない行為。

責任感の強いディアスが自分を責めるのは目に見えてる。

周りのみんなが不幸になる行為。

アレサンドロは、そんな事は考えてない。

なぜなら、自分の事しか考えてないから。

目先の事しか考えてないから。

漆黒兵団の助っ人竜族の用心棒は退場するのが早かった。

因縁の相手としてもっと活躍するのかと思ってたらアザゼルとソフィエルの攻撃でアッサリやられてしまった。

この二人が強すぎるのもあるけど、あんまりにも簡単にやられた。

神と悪魔って、つくづくうまくいかんのやね。

敵を前にしても、もめてる。

ゴチャゴチャ言わんと協力してやっつけたらええのに、長年の因縁があるからそうもいかんのかもね。

エルが神界に戻る事を決めた。

バッカスも、ええ事言うね。

神のくせに妙に人間臭い。

ソフィエルも、そんなバッカスにまんざらでもなさそう。

エルがみんなに別れの挨拶をしてる中で、アザゼルとの別れの時はグッときた。

捕らえられてたエルを助けたのはアザゼル。

それから、ずっと行動を共にしてきた。

アザゼルがいなかったらエルは殺されてたかもしれない。

「ムガロという名前を忘れないで欲しい」

アザゼルの寂しい気持ちが伝わって来て涙が溢れそうになった。

ニーナは悲しいね。

信じていたシャリオスが自分を殺す命令を出してた。

漆黒兵団長が言ってただけかと思ってたら、「赤い龍を始末した」という言葉に動揺してなかったからシャリオス自身が命令したに違いないはず。

ただ、漆黒兵団長はニーナにとどめを刺してないのに、何故嘘をついた。

団長自身、シャリオスのやっている事に疑問を感じているのだろうか?

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