注意:ネタバレ
20世紀スタジオ公式サイトから引用
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第6話「33号室」感想・レビュー(ネタバレ)
そうなるのはお約束。挙動不審のジョン。母親のアレックスは伯爵夫人のお友達になった。娘の迎えもほったらかし。母親と2日も連絡が取れないと娘も不安になるのは当たり前。娘に謝り安心させようと横に座って話しかけるジョン。さすがにそれはネタですか?何気なく手に持っているシャツには赤い血のりがハッキリと付いています。ホテルで血まみれになって楽しんだ結末。そんなもの娘に見せたら不安をあおるだけ。普通は見せないように隠すのが当たり前。そんなものを持ってウロウロするからそうなります。気づいた娘が赤い血のりをガン見する。予想通りの反応。不安な表情で父を二度見し部屋から出て行く娘。やっちまったジョン。今更シャツを見ても後の祭りです。気を取り直してリビングでお菓子を食べながらアニメを見る娘。そこに不穏な影が近づいて来る。それは伯爵夫人の大事な息子バーソロミュー。伯爵夫人に恨み晴らそうと大事な息子を殺そうとしたリモーナはバーソロミューに返り討ちにあいました。返り討ちに会ったと言っても死んではいません。顔に浅い傷を作って気絶していただけ。33号室のドアを開けっぱなしにするから話がややこしくなる。部屋から出てジョンの荷物に紛れ込んだバーソロミュー。ジョンの家まで一緒にやってきてしまいました。荷物から出て来たバーソロミューがジョンの自宅をうろつきます。姿は映りませんが普通の子供ではないのでしょう。バーソロミューを見付けたジョン。子供がテレビを見ている横で静かに銃をかまえている。普通は子供を安全なところに逃がすとかしませんか?そらビックリするでしょう。機嫌よくテレビを観ていたら、突然挙動不審の父親が横で発砲。殺されるって思うのが普通です。ビックリした娘が叫んで焦るジョン。普通に考えたらこうなるのわからんか。
オネエのハゲ親父とイケメンの恋。そらあきませんわ。イケメンのトリスタンは伯爵夫人のお気に入り。普通に話したからって理解してくれるとは思いません。でも、リズはそうは思っていなかった。思い上がりなのか?恋愛感情が判断を鈍らせたのか?独占欲の強い伯爵夫人が自分のペットを簡単に手放すはずがない。金策の旅行から戻って来た伯爵夫人に意気揚々とお願いに行くリズ。最初はリズが恋をしたことに喜んでいた伯爵夫人、トリスタンの名前を聞いた途端に表情が変わった。長年伯爵夫人に使えて来たのに何も学んでこなかったリズ。その表情の変化を敏感に感じ取って申し出を取り下げるべきだった。二人の話を聞いて納得した様子の伯爵夫人。そんな簡単にいくはずがないのに喜び手を取りあうリズとトリスタン。伯爵夫人の手が一閃。トリスタンの首が真一文字にパックリと開いていく。みるみるあ溢れる血液。血まみれになり声もなく倒れるトリスタン。リズの願いを聞き入れた伯爵夫人。屍となったトリスタンをリズに譲った伯爵夫人。生きたままとは一言も約束はしていなかった。天国から地獄に蹴落とされたリズ。血まみれのトリスタンに叫びながらすがっても時すでに遅し。
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