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【海外ドラマ】アメリカンホラー・ストーリー《黙示録》シーズン8第10話(最終話)「終末の時」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


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第10話(最終話)「終末の時」感想・レビュー(ネタバレ

最終話にして急に展開が早くなっています。もっと話数あったのに急遽話数を削られる大人の事情でもあったんですか?終末前の過去の話からいきなり現在の終末後の話にジャンプ。いきなり魔女団とマイケルの戦いが始まって何がなんやら混乱しています。そんな混乱の場にいきなりのマリー・ラヴォーの登場。知らない間にコーデリアがパパ・レグバと取引をしてマリー・ラヴォーを復活させていました。取引の見返りはダイナを差し出すこと。ある意味簡単な取引でパパ・レグバが納得してくれたのが不思議です。颯爽と登場したマリー・ラヴォーがなんの役にも立っていないのがお気の毒。これでは何のためにパパ・レグバと取引したのか意味がありません。最終話に顔見せで登場したとしか思えません。

記憶の戻ったマロリーがブロックに刺されて大混乱。頼みの綱のマロリーが過去に行けなければ世界は悪魔の手に落ちてしまいます。マロリーを助けるには真のスプリームにするしかない。男前のコーデリア。マイケルの目の前でナイフを胸に突き立て自らの命を絶ちます。こんなはずじゃなかった。コーデリアを倒すことを使命と感じていたマイケルも、まさかの展開に大絶叫。真のスプリームとなってマロリーは復活し過去の呪いの館へ向かいます。標的は真の力に目覚めていないマイケル。魔法やナイフや銃などで命を奪うのかと思っていたら、車でひき殺すとは予想外の展開。前進後退を繰り返してとどめを刺す光景がある意味グロすぎる展開。抱きかかえるコンスタンスの冷たい眼差しが怖すぎる。おばあちゃんと永遠に一緒にいたいマイケルがコンスタンスに呪いの館に運んでくれるように懇願しますがコンスタンスは全力で拒否。そらそうですよね。幽霊になってくる日も来る日もやってくる人を殺しまくられたら後片付けが大変です。やっと悩みから解放されそうなのに自ら悩みの種を呼び戻すなんてするわけないです。絶望のマイケル、息を引き取り地獄へ旅立ちました。

細かいことは変えることはできるのかもしれないが、歴史の本筋を変えることは不可能でした。マイケルの命を奪って世界は危機から救われたと思われた。違う形で出会ったティモシーとエミリー。二人の運命なのか結婚して子供を授かりました。家に戻った二人が目にしたのは血まみれのベビーシッターと椅子に座ってそれを眺めている息子のデバンの姿。まるでどこかで見た光景。マイケルが幼い時にも同じことをしでかしていました。違う形でこの世に生を受けた悪魔の子。世界の終末を実現するまで今いる悪魔の子を消し去っても次の悪魔の子が生まれてきます。あれほど苦労してマロリーがマイケルの命を奪って世界を終末から救ったのに、それは一時のことだけでした。根本的な解決をすることは不可能。最悪の最終話。救いのない最終話。延々と繰り返す歴史。マロリーは世界の終末を迎えたのちに過去へ戻ることを延々と繰り返す運命になるのか。

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