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【映画】ベイビーわるきゅーれ レビュー・感想「緩急が絶妙に配合されている」(ネタばれ)

注意:ネタばれ


ベイビーわるきゅーれ公式サイトから引用/COPYRIGHT ©2021 Baby Walkure. All Rights Reserved.

「ベイビーわるきゅーれ」レビュー・感想(ネタばれ

普通の女子の時と殺し屋の時の緩急が絶妙に配合されている。
女子の時はいい意味でグダグダ感満載。
まひろのセリフが小さくてちょっと聞き取りにくいのもリアル。
どんな事情があって高校生の時から殺し屋をしているのかが謎。
確かに普通の社会人になりたくないから殺し屋になったというのも一理ある。
なりたくないと言うよりはなれないからという方が正しいのか。
だからと言ってアクションに手を抜いていないのも面白さの要因。
この手の映画はアクションがダメダメのことが多い。
そんなに期待はしていなかったが日本のアクションレベルでいえば高レベルのアクションが満載。
言い過ぎかもしれないけれど「ジョン・ウィック」を連想してしまう。
近距離での格闘とガンアクションの融合。
もしかしたら「ジョン・ウィック」を手本にしたのかもしれない。
驚いたことにまひろ役の伊澤彩織は「ジョン・ウィック」にスタント役で出てたみたい。
真田広之も出ていた日本が舞台になっていた場面。
おそらくあれに出演していたんでしょう。
そんなつながりもあり、「ジョン・ウィック」のアクションに似ていたのかもしれません。

殺し屋と普通の仕事のギャップ。
仕事は殺しの経験しかなし。
普通の仕事に就職するなんて考えてもいませんでした。
ちさとはコミュ力あるので何とか行けそうですが、まひろは全然ダメですね。
コミュ障なので同僚とうまくやっていくなんて無理です。
同僚とさえうまくやることできないのに接客なんて到底無理。
コンカフェでちさとは同僚たちとすぐに仲良く打ち解けてるのにまひろは途中で帰ってしまった。
殺し屋なので仕事の同僚たちと懇意になることは避けなければならない宿命。
それを忘れて悲劇が起こる。
極道が騒ぎを起こしてだまってみていられなくなったちさと。
同僚たちのことを考えなければ自分だけ逃げればよかったこと。
しかし、同僚たちを見捨てることができなくなったちさと。
極道の銃を奪って殺してしまった。
深入りすることで騒ぎを見過ごせなくなる。
殺し屋としては仕事に深入りする事のないまひろの方が適任なのかもしれない。

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