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【海外ドラマ】チェルノブイリ -CHERNOBYL- 第1~3話レビュー・感想(ネタばれ)

注意:ネタばれ
第1話「1時23分45秒」
第2話「現場検証」
第3話「KGB」


ワーナー公式サイトから引用/© 2018 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.

レビュー・感想(ネタばれ

人間って理解できないことが起きると頭の中で補正しちゃんうですね
そんなことあるわけないやん
絶対に違う
起こるはずがないから間違ってる
報告者の勘違いに決まってる
計器が故障してるに違いない
なんで最悪の事態を想定できないのかな
自分の保身を考えてしまうのかな
所長なんかはそんな感じでしたもん
夜中にたたき起こされて不機嫌になってたし
実力で所長になったんじゃなさそうやし
共産党が勝手に決めて赴任してきただけかもしれませんし
原子力発電所の知識なんて全くないのかもしれません
まさに原子力発電所の炉心が爆発するなんて想定外
誰も対処する方法なんて考ええなかったんでしょうね
あるわけないから

しかし無知って怖すぎる
原子力発電所が爆発してるのに花火見るように見物してる
死の灰が降ってる中で雪が降ってるのを喜ぶように子供たちがはしゃいでる
赤ちゃん抱いて見物なんてあり得へん
原子力発電所の怖さなんか誰も知らされてなかったんやろう
共産主義では反対なんかできないから知ったところで何もできなかったんやろうけど
普通に消防車呼ぶのもあり得へん
防護服もなしで消火活動させるなんて自殺行為やん
一番ビックリしたのか原子力発電所の職員が防護服もなしで現場を見に行ってるところ
この人たち大丈夫か?
一番危ないことをわかってる人たちじゃないんですか
丸裸状態で致死量の放射線が降り注いでいるかもしれないところに行くって信じられへん
そんな人たちが管理してるのなら事故が起こってもしょうがないかも
圧倒的に情報統制されてたのかな?
職員たちにも危険であることが周知されていなかったのかな?

レガソフ博士がいなかったら地球終わってましたやん
もう、怖すぎます
今の自分たちはいなかったかもしれません
すでに地球の生物は死滅して死の星になっていたかもしれません
あの会議でレガソフ博士が勇気を振り絞って声を上げてくれたことに感謝
黙ってられないですよね
みんな事態を楽観視してる
そんなもんじゃない
自分だけが地球が終わるかもしれない事態に陥っていることをわかっている
ここで黙っているのは地球を見捨てることに等しい
絶対に言わないといけない
このまま言わずに帰ったら地球や人類を自分は見捨てたことになってしまう
このまま帰ったら後悔しながら死んでいくことになるだろう
そんな最後は絶対に嫌や
もしかしたら、そう考えたのかも
自分だったらいてもたってもいられなくなる
聞いてくれるかどうかわからんでも言わずにはおられない
ゴルバチョフ書記長でよかったのかもしれない
そうじゃなかったら聞く耳持たず帰されてたかもしれない

レガソフ博士なんで自殺なんかしてしまったん?
地球を救った功労者やん
多くの犠牲を出して全ては自分の責任やと思ってしまったのか?
そう考えるのも理解できるけど死ななくてもいいと思います
人類が経験したことのない最大の脅威じゃないですか
地球が終わらんかっただけでも良かったです
でも、考えるんやろうね
あの時、こうしたらよかった
あの時、こう判断したのは間違いやった
あの時、こうしなければあの人たちは死なずに済んだ
頭の中で堂々巡り
罪の意識がグルグル回りだす
回りだしたら止まらない
寝てる時も頭の中では罪の意志がグルグル回っている
一生こんな感じが続くなら自殺も考えてしまうのかな?
救ったことよりも失ったことに対する罪の意識の方を強く感じてしまうんやろうね

見てられへんよね
辛いよね
愛する人が放射線に侵されて死んでいく
体はボロボロになっていく
でも意識はある
激痛に悶える愛する人
触るなって言われても触りますよ
何もすることができなくても、何とかしてあげたいと思いますよ
一端快方に向かうのが余計に辛さを増してしまう
よかったと思ってしまうもんね
これで元の生活に戻れるかもしれないと思ってしまうもんね
希望を持たせてどん底に突き落とされる
酷すぎるよ
完全に意識がなくなってるなら覚悟できるかもしれない
でも、会話できるんですもん
ほっとけませんよ
もしかしたら、わずかに希望があるかもしれない
そう考えるのが普通です
でも、放射線に関しては全く希望はないんですよね
快方に向かうなんてあり得ない
奇跡も起きない
むごすぎる

コメント

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