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フィアー・ザ・ウォーキングデッド シーズン5第12話 神を信じない者が救われるって……

注意:ネタバレ

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第12話:「真実の炎」レビュー

周囲にフェンスを築いてウォーカーの侵入を阻止し、ひとりで教会を守るラビ。安住の地を求めてさまようチャーリーが助けられる。安らぎのひととき。久しぶりに屋根の下でぐっすりと眠ることができたチャーリー。自分が探し求めていた安住の地はここかもしれない。これこそ神が引き合わせた現実。ローガンから逃げまわり荒野をさまよう生活から抜け出す事を望んでいる。お騒がせなチャーリー。気ままなのか放浪癖があるのか。勝手に抜け出してみんなが心配するとか考えないのか?みんなが危険をおかして自分を助けに来るかもしれないとか考えないのか?もし、自分を助けるために誰かが命を落としたらとか考えないのか?やりたいようにやりたいなら理由を話してグループを抜ければいい。でも、それができないチャーリー。見た目は成長してるけど、やっぱり中身はまだ子供。

教会にはラビひとり、信者たちの姿はない。違和感を感じる。なにかあれば神の救いを求めて教会に集まってくるのが信者の特徴。それなのに誰もいないのはおかしすぎる。ラビの秘密。必死で神を信じようとしている。こころの底では神を信じることができない。どれだけ信じようとしてもできない現実。信じるために毎日時間が来たら祈りをささげる。それだけが自分と神をつなぎとめる証。あの日から神を信じることができなくなった。神を信じ救いを求めて教会に集まった信者。神に疑念を抱き教会を出たラビ。放浪の末、教会に戻ってみれば神の救いを信じていた者たちは死者となっていた。神を信じない自分が助かり信じていた者たちが死者となる矛盾。神への疑念は大きくなる一方。でも、自分は神に仕えるラビ。信じなければならない。義務感と焦燥感。死者となった信者を葬ることはできない。建物に閉じ込めて毎日ラビを演じて来た。

やっぱり頭の中は子供。困った時は頼ればいいと安易な考え。教会の灯が消えかかっている。バッテリーの残量はわずか。無線を使えばローガンに居場所が知られてしまうというリスクも無視するチャーリー。ウーバーイーツで注文するかのように無線でジューンにバッテリーを注文するチャーリー。安易すぎる。覚悟がなさすぎる。子供だからしょうがないのか?でも、この行動がグループ全員を危険にさらす事を理解させなければ今後も同じような危険が訪れることになる。バッテリーを届けに来たジョンとジューン。チャーリーに戻るように説得するが、駄々をこねて嫌がるチャーリー。ここが安住の地である事を信じて聞き入れない。しかし、ジョンとジューンの目から見ればそうでないことは一目瞭然。手製のフェンスは、今にも壊れそうにもろい。武器は銃剣のついた銃が一丁。銃弾も残り少ない。戦う事ができるのはラビひとり。どう考えてもフェンスが倒壊しウォーカーが押し寄せれば対処することはできない。それを見抜くことができないチャーリー。やはり、一人では長く生きることはできないだろう。

最悪のタイミング。グループがローガンの一味に襲撃されている。装甲車で戻らなければならないが、なんで装甲車できた?グループの安全、油田の安全を考えたら装甲車はグループに置いてくるべき。他に車があるのだから、それでチャーリーを迎えに来たらいいこと。わざわざ装甲車で来たという事は自分達の安全を優先させたということ?ジョンの性格を考えたら自分の安全をグループより優先させるなんてことはないと思うが、なぜなのだろう?もしかして、何も考えてなかったとか?目の前に乗り慣れた装甲車があったから使っただけなのか?装甲車に乗って来なければ、危険をおかして慌てて戻ろうとすることも無かったはず。無線が入ったタイミングで建物から信者ウォーカーが溢れ出す。ものすごい数のウォーカーがいるけど、ラビはこれだけのウォーカーをひとりで建物にどうやって閉じ込めたの?どうみても無理に思えるけど。

教会の屋上に避難したが、装甲車はフェンスの外。教会の周囲はウォーカーが群れている。普通に突破は不可能。梯子を渡して車の上を移動する作戦。かなり無理あり。不自然すぎる展開。車の屋根のジョンとジューン。どうみてもウォーカーが手加減してる。手を伸ばせば足をつかめるやん。ボンネットに乗った時なんか明らかにウォーカーが忖度をしてる。わざと手を伸ばさんようにしてる。この展開は無理がありすぎる。不自然すぎてハラハラもしない。信者ウォーカーだから忖度してる?そうならいっそのことラビの被ってる小さな帽子を被ってウォーカーの間を歩けばいけるかもしれへんよ。ウォーカーは手を伸ばしてくるけど忖度して微妙に届かんようにしてくれるかもしれない。そうやって信者ウォーカーを閉じ込めたのね。ハーメルンの笛吹のように角笛でウォーカーをおびき寄せるラビ。教会に群れが入ってきたところで反対側から全力疾走。最初から、それでいったらよかったやん。

装甲車の効果絶大。グループに装甲車が合流した途端、ローガンの一味は逃げて行った。でも、それには裏があった。一味の目的は襲撃ではなかった。ローガンのいる場所とグループをできるだけ引き離す作戦。ローガンの目的は油田。どうやらインタビューDVDから油田の場所を割り出したみたい。あれっ、なんで金庫からDVDを盗んだんやろ?なんでアルとモーガンが銀行の金庫にDVDを保管したことが分かったんやろ?そんな描写が全開にあったかな?忘れてしまったのか?そんな描写もないのに不自然に金庫から盗み出したのか?どちらにせよ、油田の場所がローガンに知られてしまった。こんな事になるなら、DVDを手放さずに持っておけばよかった。装甲車の中に保管しておけば一番安全だったのかもしれない。でも、そんなことを言っても後の祭り。そんなことになっているなんて全く知らないジョンたち。大丈夫なの?油田に行ったら武装したローガン一味が警備していてビックリという展開になりそう。それとも油田は空っぽとかいう展開?どっちにしても燃料が手に入らないなんて致命的。グループが移動することもできなくなる。このピンチ、どうやって切り抜ける?

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