注意:ネタバレです
あらすじ
ソードとホラーの戦闘で爆発した橋。
作業員が化け物と黄金の鎧をまとった者が戦っていたと電話で話している。
ビルの屋上に男が立っている。
彼の名前はルーク。
魔戒法師。
変わった形の拳銃を持っている。
弾を込めて空に向けて発射する。
空に魔方陣が広がっていく。
ほどなく雨が降り始めた。
雨に濡れる作業員。
化け物の記憶が薄れていく。
自分が電話で何を話していたのか分からなくなっていた。
ルークはソードと共にホラー討伐の使命を帯びた魔戒法師だった。
歩けなくなったオリンピック短距離走の金メダリスト。
恋人を守るために事故に遭い怪我をして歩けなくなった。
恋人の助けで懸命にリハビリに励むが一向によくならない。
彼は自分の境遇を呪った。
なぜ、自分なのか?
その心にホラーが反応した。
彼の心にホラーのささやきが聞こえてくる。
「歩きたくないか?」
「以前のように走れるようになりたいか?」
絶望していた男はホラーの誘いに答えた。
街を全力疾走する男。
歩けないはずの男が部屋にいない。
恋人は心配して街を捜す。
部屋に戻った恋人の前に男が現れる。
自分に歩み寄る男に驚愕する恋人。
男は以前のように走れるようになったことを喜んでいる。
男は全力で走って来たので腹が減ったと訴える
男の表情が変わる。
恋人を食おうとする男。
突然、ソードが間に割って入った。
ソードの強烈なパンチがホラーとなった男を吹っ飛ばす。
逃げるホラー。
魔導二輪を呼びホラーを追うソード。
ビルの屋上からはルークのライフルがホラーを狙っていた。
牙狼<GARO>-VANISHING LINE公式サイトから引用
©「VANISHING LINE」雨宮慶太/東北新社
感想
ソードの後始末をルークがやってくれるんや。
役割分担をしてるんやね。
雨を降らして記憶を消してる。
記憶を消しておかないとホラーを見た人がたくさん出て来たら大混乱になるもんね。
ソフィは、修道院で暮らしてるのかな?
シスターが迎えに来てた。
シスターは怒ったら怖いんやろうね。
ソフィは、そればっかり気にしてたわ。
孤児たちの面倒を見てくれてるんやろうね。
子供たちのしつけをするには怖くて厳しい面も必要やからしょうがないね。
今回ホラーに憑りつかれたのはオリンピック短距離走の金メダリスト。
不屈の精神を持ってるはずやけど心の隙をつかれたら、そんな人でもホラーに憑りつかれてしまうんや。
これは気の毒やね。
彼女を守るために落ちて来た看板に足を挟まれて歩けなくなった。
こんな目に遭ってしまったら神を呪う気持ちも分からんでもないわ。
自分の境遇を恨むよな。
なんで足なんや。
なんで自分なんや。
そんな恨みや呪いの気持ちにホラーはつけこんでくる。
憑りつかれたら最後、最愛の恋人までも食おうとする。
心までホラーの物になってしまう。
元の人間の能力を引き継ぐんや。
今回のホラーは早いスピードで移動することが出来る。
魔導二輪でソードが追いかけるシーン。
前回同様大迫力。
凄いスピード感。
アングルが目まぐるしく変わる。
前回は目が回りそうやったけど少し慣れたのか追っていけるようになった。
目まぐるしく変わるシーンも細かく描写が描かれてるのが凄いね。
魔道二輪から手が出て来た。
トランスフォーマーのバンブルビーみたい。
そのうち二本足で立ってザルバロボとかになりそう。
魔戒騎士とセットの魔戒法師。
ルークがソードの相棒みたい。
ルークは嫌そうやけど。
周りはコンビとして認めてるみたい。
熱血怪力バカと沈着冷静クールのコンビでお互いにないものを補っているからコンビとしては理想やと思うわ。
ルークも魔戒法師やから魔導筆を持ってたね。
魔道筆の先から糸のようなものを出してビルの間をスパイダーマンのように移動してた。
ルークの武器は主に銃。
ハンドガンとスナイパーライフルも持ってる。
このスナイパーライフルカッコええわ。
弾丸を装填したら骸骨の手みたいなのがカチャって動いて弾丸を薬室に送る。
狙撃する時やけどルークは髪の毛が邪魔にならんの?
狙撃は物凄く繊細な神経を使うはずやけど髪の毛が風でさわさわしたら気が散ると思うけど。
大丈夫なん?
本人は気にしてないようやけど。
ソードはダイナーで相変わらず巨大ステーキと山盛りポテトを食べてるわ。
ダイナーの店長がラッセルシティで魔戒騎士と魔戒法師を仕切るボスなんかな?
ウェイトレスのチアキがいつも店長からのメモを持ってきてる。
チアキもただ者ではなさそうやし。
いざとなったら、とんでもない戦闘能力を見せてくれるんかな?
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