注意:ネタバレです
あらすじ
笑の持っていたケースが、父である界堂一道に戻り再び並行世界が壊され始めた。
笑を生かすためには、並行世界を壊し続けなくてはならない。
健たちも、悩んでいた。
どちらも助けたい。
そのための方法はないのか?
笑は、友達と楽しんでいた。
マリアも戻って来ていた。
ボーリング、カラオケと楽しむ笑。
だが、それは本心からではなかった。
自分が生きてると言う事は、並行世界の人達は消滅している証拠。
並行世界の犠牲の上に成り立っている自分。
到底、その事実を受け入れる事は出来なかった
全てを忘れたい。
そのために友達と楽しんでいたのだ。
Infini T Force 公式サイトから引用
©タツノコプロ/Infini-T Force製作委員会
健と城二は、捕らえているラジャ・カーンから界堂一道の居所を聞き出していた。
界堂一道の元を訪れた健。
しかし、それはもはや界堂一道ではなかった。
界堂一道は、とっくに死んでいた。
それは、笑を生かしておきたい死なせたくないという界堂一道の怨念の集合体だった。
笑の手に小さな光る鉛筆が現れる。
ケースは父である一道に返したはず。
突然、鉛筆の光が強くなる。
異世界のラジャ・カーンの前に移動した笑。
お互いに父の事で問題を抱える二人。
ラジャ・カーンの言葉に笑の心が動いた。
Zが怨念の集合体であることを知ったベル・リンは怒りに震える。
彼女は最も強力な形態、最も自分が忌み嫌う形態になり健たちを攻撃して来た。
その時、何かが空から飛来してベル・リンを攻撃した。
それはラジャ・カーンと笑だった。
感想
やっぱり、究極の選択になってしまったね。
笑と並行世界のどっちを取るか?
界堂一道は、とっくに死んでしまってるみたい
笑を生かすという怨念だけが存在してる。
その怨念の集合体が、あのロボットのような姿を作り出したんやね。
だから、笑を生かすと言う事だけに執着してる
もはや、笑の気持ちを考える事も出来ない。
笑自身は、並行世界の人達を犠牲にする事で自分が生かされてる事にショックを受けている。
それを忘れるために必死で友達と楽しもうとしてるのやろうね。
ボーリングに行ったりカラオケに行ったり。
心配してついて来てる武士と鉄也が、ストーカーみたいになってるやん。
武士はボーリング場によく来てる割にはヘタクソやね。
フォームは、ええのにガターやんか。
カラオケでフレンダーと一緒に歌う鉄也。
一体、何を選曲したのか興味あるわ。
フレンダーは、カラオケボックスにもボーリング場にも入れてもらえたんやね。
ロボットやから問題なかったんかな?
マリアが戻って来たのは、笑がケースを手放したからなんかな?
でも、戻って来てよかったね。
いろいろ笑の事を心配してくれてるいい子やもんね。
笑も親友が戻って来て嬉しそうやん。
やっぱり、健は熱いわ。
界堂一道に会いに行った時に、自分なら笑も並行世界も全部救う方法を選ぶと熱く言ってた。
でも界堂一道も最初は、そうしたかったのだろうと思う。
あらゆる事を試行錯誤したけど全部を救う方法なんかなかった。
それならばと苦渋の選択で最愛の笑を助ける方を選択したんやろうね。
最初は、並行世界を壊すのに罪の意識もあったんやと思う。
だんだんと笑を生かす事だけに執着して罪の意識も無くなっていって最終的に怨念だけが残ったんやろうね。
でも、健やったら持ち前の熱さで何とかしてくれそうやけど。
生身でダミアン・グレイを倒したぐらいやから、常識では考えられへん事をやってくれると思うわ。
笑とラジャ・カーンが意気投合したのは以外やったわ。
お互いに父親に問題を抱えてるから分かり合えることができたんやろうね。
二人とも父親に問題ありやけど、二人とも父親を愛してる。
笑もカーンも父親の間違いを正したいと思っているんやと思うわ。
ベル・リンは、メッチャ怒ってるわ。
Zが怨念の集合体やと分かったから怒ってる?
Zの遺伝子をもらうために近くにいたのに騙されてたから怒ってるのかな?
ベル・リンのロボット形態は、カッコええやん
でも、強そう。
まさかのラジャ・カーン対ベル・リン。
この先、どんな展開になっていくんやろう?
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