注意:ネタばれ
ロード・オブ・ザ・リング力の指輪 第4~6話レビュー・感想(ネタばれ)
難しい問題やね。エルフを救うためにはドワーフが秘密裏に掘り出してるミスリルが必要。それを探らせるためにエルフの王はエルロンをドワーフの国に潜入させた。本人に言わんかったのは正解なん?確かにエルロンはドゥリンと友達なので黙って探るなんてできないと思います。エルロンが正直にドゥリンに話して裏目に出ることも考えられたもんね。結果的にはドゥリンはエルロンを信用してミスリルを掘り出してることを話してくれてミスリルのかけらまでくれた。ええ奴やね。でも、どうなんやろ?そんな貴重なミスリルをエルフに渡すなんて王も民も許すはずないもんね。説得するのは簡単ではないよ。ドゥリンの一存で決めれることでもないし。反面、チャンスととらえたらどうなんかな?エルフはミスリルがないと滅んでしまう。ミスリルがあれば滅びを阻止することができる。そのカギを握るのはドワーフ。ここでミスリルをエルフに譲ったら未来永劫エルフはドワーフに頭が上がりません。ドワーフが困ったときにはわが身を顧みず助けてくれるんと違うかな。この作戦ええやん。これやったら王も民も納得するんと違いますか。ミスリルを渡してしまうのはもったいないけど、それ以上のものが将来にわたって返ってくるもんね。「損して得とれ」っていうことわざそのものやん。
なんや、ガラドリエルが必死でオークを倒そうとしてるのは使命感でも平和のためでもなかったんや。己のためかい。戦い続けないと不安になる病気なんやね。生粋の戦士なんで戦いの場がなかったら自分の居場所がなくなってしまうのね。そんなこと他人に言えるわけないもんね。自分ではわかってたはず。だから永住の地に行くのを拒んで船から飛び降りたんやね。永住の地になんか行ってしまったら、のんびり平和に暮らす毎日。戦いなんかあるわけないもん。そんな退屈な生活はガラドリエルにとっては恐怖しかないもんね。そら部下もたまったもんじゃないよ。生きて帰るのが願いやのに戦いを求めて危険な方へ向かっていくねんから。自分だけでお願いしますっておもうよ。周りを巻き込まんといてくださいって思います。
ブロンウィンたちは何を思ってオークたちに勝てると思ってたん?無理に決まってるやんん。相手は戦いに明け暮れる戦闘のプロですよ。最初はよかったね。塔爆破作戦。不意打ちで敵を減らすことはできたけど、それだけで終わるはずないやん。次の作戦も狙いは良かったけど考えなあかんやん。だいたい予想できたけどね。アロンディルもブロンウィンもその線は考えへんかったん?だって半分の人間はオーク側に寝返ったんでやで。それを利用するに決まってるやん。やられたらやり返す。塔爆破作戦で不意打ち食らったんやったら仕返しに一泡吹かせたろうと思うやろ。白兵戦でそんな簡単にオークに勝てるわけないやん。みんな兵士と違うねんで。農民やん。戦闘力0に近い人たちやん。かたやオークなんか体力が人間とは桁外れやもんね。そんなオークに白兵戦で人間が勝利できることに疑問を持たなあかんやん。喜んでる場合と違うよ。めちゃくちゃタイミングよくヌーメノールの戦士たちが到着して助かったけど少しでもタイミングがずれてたら皆殺しやったよ。
中身確認してないんかい。押収したものの中身確認してないってありえへんやん。サウロンのマーク入った謎の物体は鍵やったんやね。洪水から火山噴火の天変地異を起こすための鍵やったん。あんなん怖すぎるよ。火山噴火して火山弾の雨。逃げるところないもん。桜島にあるような火山弾シェルターみたいなんがあれば助かるかもしれへんけど、そんなんないもんね。これにはみんなお手上げ状態。なすすべ無し。勝てませんわ。火山弾には勝てません。逃げるにしたってどこに行くの?ガラドリエルは噴煙に巻き込まれたけど大丈夫なん?噴煙の中って灼熱地獄でしょ。人間なんか燃えて炭化するぐらい熱いはず。そんなところに巻き込まれるって大丈夫じゃないよね。アダルもどっかへ逃げたみたいやし。つかの間の勝利やったね。
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