注意:ネタばれ
ロード・オブ・ザ・リング力の指輪 第5~6話レビュー・感想(ネタばれ)
ファラゾーンのバカ息子、ケメンの乱心。親の七光りで勘違いしているバカ息子。越えてはならない一線を越えてしまったバカ息子。ヴァランディルに殴り倒されて決着ついてるのにそれはあきません。ヴァランディルもまさかケメンがそこまでするとは思っていなかった。エレンディルのもとへ歩いてくるヴァランディル。その胸から剣の切っ先が生えてきた。卑怯にも後ろからヴァランディルに剣を突き立てたケメン。心臓を貫かれたヴァランディルはエレンディルの腕の中で息を引き取った。こんなはずじゃなかった。卑怯なケメンはすべての罪をエレンディルに押し付けた。エレンディルを膝まづかせようと必死のファラゾーン。しかし、エレンディルが忠誠を誓うのはミーリエルのみ。そんな簡単に自分が助かりたいからとファラゾーンに屈するわけがない。エレンディルの行いを侵犯するのは海龍さん。なんでそんなシステムになっているのか意味不明。高らかに鳴り響く海龍を引き寄せるラッパ。何を基準に海龍が審判するかも意味不明。そこへ現れたミーリエル。部下の失敗は上司の責任。自ら責任を取って審判を受けると申し出るミーリエル。そんなアホな。女王を海に放り込むなんてあきません。必死で自分が海に入りますとアピールするエレンディル。あわてて六法全書を調べたら書いてありました。部下の失敗を上司が責任をとってもいいよ。これで決まり。海に飛び込むミーリエル。水平線の向こうからやってきました。海龍様。ミーリエルを海底に引きずり込んで品定め。食べるでしょ。お腹すいてるし普通に食べるでしょ。突然上がった水柱。飛び出てきたのはミーリエル。よっぽどまずそうだったのか海龍はミーリエルを食べずに立ち去っていきました。信じられない様子のエレンディル。あなたが信じなくてどうするの。我に返ったエレンディルが飛び上がらんばかりに喜びの舞。こんな奇跡見たことない。湧き上がるミーリエルコール。逆効果になっちゃったと落ち込んでしまって顔が引きつるファラゾーン。気まぐれな海龍。ミーリエルを食べなかった理由は闇の中。
指輪の力が効いてきた。これこそサウロンの思うつぼ。性格一変してしまったドワーフの王。息子のドゥリンの知る父親とは別人になってしまった。堅実なドワーフの王。カザドドゥームにドゥリンがエルフのエルロンドを入れただけでも怒っていたほどの堅物。それが今や強欲の塊。鉱員の安全なんかどうでもいい。金が採掘できればそれでいい。指輪の力でわかります。鉱脈の場所が手に取るようにわかるようになりました。戦争が起こりそうならミスリルが高く売れるはず。たくさん採掘して売りまくったらドワーフは大金持ち。このままでは王国は指輪の力で破滅させられる。危険を察知したドゥリンが王の指輪を外そうとするが、そう簡単には外れません。安全装置でもついてるのかドゥリンが指輪に手をかけた途端に弾き飛ばされた。これではさすがにお手上げです。
だんだんアホになっていくケレブリンボール。エルフの中でも尊敬されている賢人のひとりじゃなかったんですか?巧みな言葉でサウロンに丸め込まれるケレブリンボール。いまだに目の前にいる友と思っている奴の正体にさえ気づいていないアホのケレブリンボール。サウロンです。サウロンですよ。彼がいるからあなたはアホになっていくんです。それに気づかないとは手遅れですね。もはや賢人も地に落ちた。外の警報が気になって出て行ったのはいいが扉を開けた途端そこに広がっていたのは平和な光景。平穏な日々が流れている。警報の音なんか一切していない。平和な領土を確認したケレブリンボール。半笑いの顔で工房にもどり安心して指輪の制作を再開。まんまと騙されたケレブリンボール。工房から出てきたサウロン。その周囲には逃げ惑う人々。オークの軍勢の進軍にけたたましく鳴り響く警報。領主様の耳には届いていない警報。指輪作ってる場合じゃないんですけど。
サウロンの狙いに気づいたガラドリエル。アダルに忠告するが聞き入れず。軍勢を持たないサウロンの策略。アダルの率いるオークの軍勢をさらっといただく計画。そんなことできるんですか?できるからこそのサウロンの落ち着き払った態度。本気を出したサウロンの怖さを知らぬアダル。まさか自分の軍勢が狙われているなんて夢にも思わず。人の心を操るサウロン。ガラドリエルさえ操ってしまう人心掌握術。根回しは完璧。オークの軍勢の中にサウロンに与するものが紛れているはず。彼らが一斉に放棄すればアダルはひとたまりもない。そんな危ない状況にあるなんて知る由もないアダル。恐るべきサウロンの根回し。いつの間にどうやってそんなことやったんですか?
コメント