注意:ネタばれ
ロード・オブ・ザ・リング力の指輪 第7話レビュー・感想(ネタばれ)
のどかにお茶を飲んでる場合じゃありません。
ケレブリンボールの目にはいつもののどかなエレギオン。
実際のエレギオンはアダルの軍勢と戦闘中であちこちに死人の山。
指輪を作らせるためのサウロンの幻術にはまったケレブリンボール。
まがりなりにもエレギオンをまかされていたエルフの領主。
騙されっぱなしのアホではありません。
何か違和感を感じるケレブリンボール。
よく見ればネズミは同じ場所をぐるぐる回って同じ動き。
印をつけた蠟燭は一向に短くなる気配はなし。
異常を確信したケレブリンボールは慌てて工房を逃げ出した。
外は全くの別世界。
瓦礫の山になったエレギオン。
今なお投石器からの攻撃は続いている。
大きな石が着弾し吹っ飛ばされるケレブリンボール。
今まで自分が騙されていたことを思い知らされる。
エレギオンを守るために指揮をとらなければならない。
領主の務めを果たすため城壁に向かった。
城壁の兵士たちの目が丸くなる。
アンナタールから領主様は頭がおかしくなってご乱心と聞いていた。
頭のおかしい人が城壁なんかに来られては余計にややこしくなる。
取り囲む兵士。
兵士たちの冷たい目がケレブリンボールに突き刺さる。
ミルダニアに助けを求めるが彼女の視線も冷たくなっていた。
ケレブリンボールを工房に連れ戻そうとするミルダニア。
サウロンの右手が小さく動く。
城壁の外に落ちていくミルダニア。
それはだれが見てもケレブリンボールが落としたように見えていた。
兵士たちは確信する。
ケレブリンボールはやっぱりおかしくなっておられる。
頭がおかしい領主を野に放っては第二第三のミルダニアのような被害者を出すことになる。
兵士たちに連行され工房に戻されたケレブリンボール。
次は逃げ出せないように手かせがつけられた。
仕上げた指輪を眺めるケレブリンボール。
だんだんと怒りがわいてくる。
誇り高いエレギオンの領主である自分が気違い扱い。
勝ち誇ったようなサウロンの顔。
ふつふつと湧き上がってる来る怒り。
もう我慢できない。
我慢する必要なんかない。
しかし手かせがあるから前のように逃げ出すことができなくなった。
手かせから手が抜ければ逃げ出すことができるはず。
おもむろに自分の親指をちょん切るケレブリンボール。
だから気違いと間違えられるんです。
頭がおかしくなければ自分の指をちょん切るなんてできません。
9つの指輪を袋に入れ工房から逃げ出すケレブリンボール。
タイミングの悪いことに兵士に見つかってしまったケレブリンボール。
気違い領主を自由にするわけにはいかない。
兵士たちに拘束されるケレブリンボール。
そこへ物凄くタイミングよく現れたガラドリエルが兵士を一喝する。
さすがの兵士も北軍の司令官には逆らえません。
兵士たちの誤解は解け再びケレブリンボールに従うようになった。
指輪をガラドリエルに託し、自らが治める国エレギオンをサウロンから守るため兵士を引き連れ工房のサウロンのもとへやってきたケレブリンボール。
兵士を引き連れてやってきたケレブリンボールをみてもサウロンは全く恐れる様子もない。
剣を抜きサウロンを囲む兵士。
顔色ひとつ変えぬサウロンが両手を微妙に動かした途端、兵士たちが同士討ち。
もうすでに勝った気分でいたケレブリンボールの顔が引きつっている。
指輪のありかを詰め寄るサウロン。
ガラドリエルに託したことを簡単に白状するビビりのケレブリンボール。
指輪を取り返してくるように威圧するサウロン。
涙目のケレブリンボール。
オークの最終兵器山トロル。
膠着状態を打破するため解き放たれた。
もう少しましな最終兵器はなかったんですか?
敵も味方もお構いなし。
目の前にいる者を次々と倒しながら進んでいくバカトロル。
飛んでくる矢が煩わしかったのか目の前のオークをつかんで矢よけに使っている。
トロルさん、バカなの?
オークはあなたの味方です。
しかし、トロルはバカなのでそんな言葉に耳を傾けることもありません。
バカだけど城壁を突破するという目的は忘れていないよう。
城壁に向かって突進するトロル。
それを止めようとするエルロンド。
しかしトロルのパワーはけた違い。
こんな化け物いったいどうやって止めることができるのかと心配になってきた。
予想に反して意外にあっけなく倒されてしまったトロル。
これがオークの最終兵器とは見掛け倒し。
ドゥリンに援軍を頼んでいたエルロンド。
この戦、明け方にやってくるドゥリンの援軍が勝利の鍵を握っている。
次々と倒れていくエルフの勇者たち。
残っているエルフの数ではオークの軍勢に対して決定的に少なすぎる。
援軍を心待ちにするエルロンド。
朝日と共に馬に乗ったエルフが現れた。
歓喜する生き残ったエルフの戦士たち。
これで苦しい戦いを巻き返すことができる。
しかし、馬に乗ったエルフの体には無数の矢。
馬に続いてドワーフの軍勢はどこにも見当たらず。
すっぽかされたエルロンド。
カザドドゥムで何が起こっているのか知る由もなし。
友情だけでは済まされないこともある。
友情に頼りすぎたしっぺ返し。
落胆し崩れ落ちるエルロンド。
エレギオンの城壁は破られオークの軍勢がなだれ込んだ。
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