注意:ネタばれ
「プラットフォーム2」レビュー・感想(ネタばれ)
相変わらず阿鼻叫喚の地獄絵図。
これは何を現しているのか?
難解。
世界の縮図を現してるのか。
結局のところ人は秩序を守ることはできない。
秩序が乱れ疑心暗鬼になり争いが起こる。
争いに巻き込まれた多くの人たちが犠牲になっていく。
生真面目に決まりを守っている者たちがバカを見る。
そんなことはお構いなしに決まりを破って自分の欲を満たす奴ら。
しかし、いくら大好物でも毎日毎日同じものを食べるのはきつい。
それしか食べることができない縛り。
他の物に手を出せばたちまち秩序が乱れる。
それは死んだ者の食事でも一緒。
手を出した途端に不公平が生じる。
上層にいる者だけが得をする世界になり。
馬鹿らしくなってきた下層の者たちが決まりを破り始める。
まさに世界の縮図がここにある。
包丁持ったおっさん。
前作に出てた。
前作では間違いなく死んでたから、これは前作の前日譚になるのか。
おっさんの名前は思い出した
「テリマガシ」
スペインの人の名前は難しすぎる。
ある意味、包丁持ってきたのは正解かもしれません。
己の身は己で守るしかない弱肉強食の世界。
生きるか死ぬかの分かれ道。
プレンプワンも報われません。
秩序を守るために不届き物を成敗しに下層に降りて行ったのに逆に成敗される始末。
成敗システムを乱したから成敗されるというややこしい罰。
良かれと思ってやったことが仇になってしまった。
その代償が大きすぎる。
片腕ちぎられるって地獄の苦しみやん。
スパッとやられるなら痛みも少ないかもしれない。
降りてくる台に挟ませて切断するってやばすぎる。
刃物ないからしょうがないけど。
ダギン・バビって何様なん。
なんでそんなに偉そうなのかわかりません。
謎の無重力空間はどうなってるんですか。
とてつもないテクノロジーなのか。
そもそも死後の世界で現世の道理は存在しないのか。
せっかく死体のふりして最下層まで来ることができたプレンプワン。
下手打ってしまいました。
無重力空間に慣れていないプレンプワン。
子供を助けようとして頭を強打。
無重力なので浮き上がっていく血の塊。
結構な傷を負ってしまったようです。
それが致命傷になってしまったのか死んでしまったんやろうね。
最下層にたどり着いたプレンプワン。
集まってきた人たちの中には上層で死んでしまった人の顔が見えます。
やっぱりここは死後の世界。
死んだ人が最下層で祝福してくれるなんておかしすぎる。
上から降りてきた台の上には前作の主人公のゴレンが乗っている。
これも死んでるんやろうね。
そこへやってきたプレンプワン。
なんか知り合いみたいな雰囲気。
まさかゴレンがプレンプワンの元カレ?
自分の美術品に突撃して死んだ子供の父親がゴレン?
ここで話がつながっていく。
今作の最後と前作の最後がつながった。
それにしても、この施設はいったいなんなん?
全く意味が分かりません。
そもそも脱出した人いるんですか?
脱出した人いないんなら噂になって志願する人なんかいなくなりますよね。
それなのに自ら志願して施設に挑戦する人たち。
どんな目的があって志願するんですか?
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