注意:ネタバレ
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第5話「24/7」レビュー
ベットって有能やん。
この人ひとりで店まわしてるよ。
客の顔も好みもバッチリ覚えてる。
元から仕事のできる人なんやろうね。
どこへ行ってもやっていける人。
もったいないね。
こんなダイナーに置いとくのはもったいなすぎるよ。
ジョンの言うてる事は理解できる。
確かにみんなが嘘を言わずに正直にいる世界は理想かも。
でも、嘘も方便っていう言葉がある通りある程度の嘘は必要やろ。
ベットの言うてる事も嘘に決まってる。
そんなことはみんな知ってるよ。
ジョンのことを「ハンサムさん」って言うてるけど、どう見てもハンサムには見えへんやん。
本人がいちばん分かってる。
でも、嘘ってわかっていてもそんな事いちいち言わへんやん。
みんな分かってるねん。
潤滑油なんよ。
お互いに気持ちよく過ごすための嘘なんよ。
ジョンの理想の世界の社会実験やね。
世界を変える前にダイナーで試してみる。
でも、ジョンはこの結果で満足してるんや。
これが世界に波及したらとんでもないことになるって想像できんのかな?
過去のトラウマが関係してる?
なんか嘘をつかれて物凄く傷ついた事があるんかな?
だから、それから嘘が許せなくなった。
そんな感じでちょっとの嘘でも見過ごすことができんようになったんかもしれへんね。
知らん方がよかったこともあるやん。
秘密にしといてもらった方が良かった事もある。
ベットの息子の事は気の毒やね。
そんなことは知りたくなかったやろうね。
自分がつきあってると思っていた男が、家に来るたびに息子と一緒に寝ていたなんておぞましすぎる。
自分に気があると思っていたら目的は息子やった。
息子にそんな趣味があることもショック。
せめて相手が女性なら納得できたかもしれへん。
おっさんやん。
おっさんやで。
普通やったら無理やん。
なんで、おっさんなんかに体を許すねん?
ベットが気の毒すぎるわ。
女社長の夫も大変やね。
言いなりやん。
自分の好きにすることができん。
ハンバーガーも食べられへんのや。
なんのための人生?
好きな時に好きなものが食べられへんって修行やん。
そんな修行を一生続けていくの?
負い目があるのはわかるよ。
ジムのチケット売りしてた自分を会社の副社長にしてくれてんやから。
世間体は良くなったよね。
他人からみたら大きな会社の副社長やん。
でも、それに引き換えで失ったものも大きかったんと違うかな?
毎日にサラダばっかり食べさせられてダイエットさせられて。
なんか妻のペットかアクセサリーみたい。
愛情なんかないんかな?
あってもペットに対しての愛情と同レベルなんかもしれへんね。
だからと言って正直になった途端おっさんとやるのは勘弁してほしいわ。
そんなにゲイの人っておるん?
こんな狭いダイナーの中で何人おるねん?
比率高すぎるやろ。
しょうもない願いばっかりするからルビーが暴走したんやね。
暴走しての暴発でモルフェウスは吹っ飛ばされたんや。
ジョンも無謀やね。
本来のルビーの持ち主である夢の神に勝てるはずないやん。
ルビーがなかったら、ただのおっさんやん。
わきまえなあかんよ。
さっそく夢の世界に招待されたよ。
もう、勝ち目無し。
意外と簡単やったね。
ルビーを使う暇もなかったやん。
ちょっと悪役にしたら弱すぎたわ。
そんなに悪い人間でもなかったし。
ちょっと頭のネジが何本か締まってなかっただけやもんね。
特殊能力もなかったし。
せめて母親から魔術ぐらいは伝授してもらってたらよかったのに。
お決まりのヒーローとのバトルもなし。
夢の中で一生過ごす人生。
永遠の眠り。
それがモルフェウスが与えた報い。
まあ、しょうがないね。
ジョンは直接的に手をくだしてないけど、結果的にダイナーの人たちは全員死んでしまった。
これは、どう考えてもジョンの引き起こしたこと。
死んだ人間は戻って来ないけど、神の道具を使って引き起こしたことに対してはけじめをつけなあかん。
次の悪役は最後に出て来たオネエ?
このオネエいったい何者?
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