注意:ネタバレ
進撃の巨人公式サイトから引用
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
レビュー
見てはならないものを見てしまった。聞いてはならないことを聞いてしまった。マルコの死の真相。ライナーとベルトルトの会話。大事な話を不用意に話してしまったツケ。マルコが馬鹿なら問題なかった。頭の回転が良かったからライナーとベルトルトの正体に気付いてしまった。悲しい現実。知られてしまったからには殺すしかない。そうしなければ仲間の命までが危なくなる。殺したくはなかった。共に訓練を受けた仲間。運が悪いとしか言いようがない。マルコがライナーとベルトルトの正体をみんなに話したところで果たして信じてもらえたのか?迫りくる巨人の前に立体起動装置を外されて無力なマルコ。
迫ってくる死を待つのみ。仲間に裏切られて茫然自失。生きながら巨人に喰われるマルコ。何を思い何を考えて旅立ったのか?雷槍で鎧の巨人を倒した調査兵団。舞い上がり過ぎ。油断し過ぎ。気持ちは分からなくもない。ライナーの頭の上半分は吹っ飛んでいる。こんな姿で生きている人間など存在しない。人間ならそうだった。しかし、ライナーは人間ではない。浮かれる前に止めを刺すべきだった。ライナーの身体を粉みじんにするか、焼き払うかするべきだった。力を振り絞った鎧の巨人の咆哮。ベルトルトへの合図。巨人化するベルトルトの爆風で調査兵団を全滅させる作戦。しかし、剥き出しのライナーにも止めを刺してしまう。
躊躇するベルトルト。驚くべき生命力。意識を自由自在に移動させることで止めを回避する。止めを刺さなかった誤算。一気に劣勢へと転じる。ベルトルトの覚悟。訓練生時代のベルトルトとは別人。優しくおどおどしていた男は消滅。信念に向かい迷いのない男への変身。アルミンの時間稼ぎもムダムダムダ。囚われのアニの話にも動じない。ベルトルトを襲うミカサが怖すぎる。巨人化するベルトルトの危険性を十分理解しているからこその覚悟。ミカサの守りでアルミン命拾い。ライナーに止めを刺しにいった兵士たちは無駄足。一歩遅すぎた。
仰向けに横たわる鎧の巨人。うなじが隠れているから手も足も出ない。うなじが隠れていると言う事はベルトルトが巨人化した時の爆風も関係ない。覚悟のベルトルトの巨人化。凄まじい爆風。調査兵団が爆風に巻き込まれる。ハンジは大丈夫なのか?こんな最後とは信じたくない。ベルトルトの近くにいたから生存の可能性は低い。やっぱりド迫力。超大型巨人は別格。超大型巨人が火の玉を振りまいていく。残った少数の調査兵団。ここで超大型巨人を倒さなければ全滅必至。でも、倒す術がない。巨人化したエレン一人では無理無理無理。あのスケールでは雷槍も蚊に刺されたようなもの。壁に近づかれたら人類は敗退。鎧の巨人の中のライナーも着々と回復している。八方塞がり。この窮地を脱する策はあるのか?
コメント