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【海外ドラマ】SHOGUN ‐将軍-【ディズニープラス】シーズン1第1~2話レビュー(ネタばれ)

注意:ネタばれ


ディズニープラス公式サイトから引用/© 2024 Disney and its related entities

第1~2話レビュー・感想(ネタばれ

アメリカ映画やドラマにあった怪しい日本の描写は一掃。完璧な日本の時代劇が描かれている。真田広之凄いわ。だからと言って日本人ばかりが出ている普通の時代劇でもない。そこはイギリス人をからめて日本の枠にだけとらわれない壮大な物語が繰り広げられようとしている。原作があるみたい。その原作をもとにして脚本が作られている。真田広之が徹底的にこだわりぬいた脚本。大阪を大坂と表記されているのが間違いなのか架空の大阪なのかと思っていたらこだわりの結果だと知ってびっくり。大阪は江戸時代には大坂と表記されていた事実。知りませんでした。すいませんでした。ここまでこだわってるなんて今までのアメリカのドラマではなかった現実。

樫木央海に連行されるジョン・ブラックソーン。道中で話しかけてくるキリシタンたち。うるさいと一括する樫木央海。しかしいうこと聞かぬキリシタン。いきなり刀を抜いた樫木央海がキリシタンの首を一閃。頭と体がさようなら。血しぶき吹きながら倒れるキリシタン。そんな簡単に人を殺めてしまうのね。そんな簡単に人を殺めても侍ならおとがめなし。うるさいだけで切り捨てられる村人。それほど庶民の命が軽い時代。怖すぎる。怖すぎますよ。うるさくしただけで切られるなんて。そら殿様来たらご機嫌いかかですかと顔色うかがいますわ。

大坂城で石堂和成ら4人の大老と対峙する吉井虎永。広すぎます。距離取りすぎます。だだっ広い大広間。その大広間に4人対1人の男たちが対峙する。遠すぎます。これはいきなり切りつけられるのを警戒しての配慮なのか。お互いに腹の探り合い。激昂していきなり刀を抜いて切りつけられるかもしれない。家臣たちは後ろの離れた場所で控えている。いきなり襲いかかられては家臣たちも間に合わない。自己防衛のための距離なのか。肩が触れるぐらい近づけとは言いません。お互いの息遣いが聞こえるほど近づけとは言いません。男同士で気持ち悪いし。でも、もう少し近づいて話してもいいんじゃないですか。

船員の一人を釜ゆでにする樫木藪重。ちょっとおかしなお殿様。地獄の暑さと苦しみで悲鳴を上げる船員。その悲鳴を外に座って涼しい顔で聞き入るお殿様。何を期待しているのか今回は期待の悲鳴ではなかったみたい。何も起きなかったと退屈そうに文句を垂れています。人が死んでいく様子に興味津々のお殿様。それぞれにそれぞれの死にざまがあるので興味があるみたい。周りもおかしいと思っているようですが言えません。そんなこと言ったら打ち首覚悟です。お殿様の頭がおかしいなんて口が裂けても言えません。みんな見て見ぬふりの事なかれ主義。パワハラなんて当たり前。パワハラが日常の風景の溶け込んでいる時代。そんな時代に生まれなくてよかった。

吉井虎永にポルトガルのたくらみを教えてくれたジョン・ブラックソーンこと按針。お手柄じゃ苦しゅうない。褒美に西の丸の吉井虎永の寝室を使うことを許可された。戸田鞠子もびっくり、殿が自分の寝室を提供するなんて。相変わらず部屋の使い方が贅沢すぎます。大広間のようなだだっ広い部屋に布団が一枚ポツンとひいてあるだけ。他には何もありません。こんなところで寝るのは嫌です。広すぎて怖すぎます。その布団もうっすい布団。こんな布団あってもなかってもあんまり変わらんような気がします。体が痛くなって熟睡できなさそう。

セキュリティが甘すぎます。簡単に刺客が侵入できちゃいます。警備の人たちは何してる。こんな簡単に侵入されてるようではあきません。それにみんなやられすぎ。吉井虎永が危険を察知していなければ殺されてましたやん。殿は承知なんでしょうね。自分のところのセキュリティが甘々なことを。だから自ら警戒して布団にダミーを置いて潜んでいた。警備の人たちは役に立ちません。次々と女ひとりの資格にやられまくっています。結局は吉井虎永が自ら刺客を切り捨てた。内心思っているんでしょうね。使えん奴ばっかりやん。

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