注意ネタバレ
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レビュー
ハーレイ・ジョエル・オスメント！久しぶりに見たら変わり過ぎ。「シックスセンス」や「A.I.」の時は可愛くて賢そうな少年。髭を生やした太ったおっさん。目に面影があるが、おっさん化しすぎ。コンパウンドVで薬漬けにされた謎の女。喋れないからコミュニケーションがとれない。素性も分からない。何を考えているか分からない。唯一、フレンチーには心を開いている。ペットと飼い主のような関係？だから、ハーレイ・ジョエル・オスメント扮するメズナーの登場。体に触れると心を読める能力。キミコと女の名前が判明。キミコということは、日本人という設定？壮大なヴォート社の筋書き。全ては金儲けのための壮大な物語。正義のヒーローにはインパクトのあるヴィランが欠かせない。強いヴィランがいてこそヒーローがひきたつ。でも、そんな都合のいいように世界征服を企む組織なんか存在しない。超能力を持った悪者もそこらにいるはずもない。ヒーローたちの超能力。生まれ持ったものだと誰もが思っていた。神に選ばれた存在。本人たちも思っていたはず。神は誰も選んでいなかった。実験によって人工的に生まれたヒーロー。金儲けのために生み出したヒーロー。全てはヴォート社の筋書き通り。
感動的な自伝もマーケティング部がつくった創作。プロモーションビデオの内容も嘘八百。ボランティアのゴミ拾いもエキストラ。ホームランダーに故郷など存在しない。あるのは思い出のブランケット。赤ん坊の頃、無機質な部屋でくるまれていたブランケット。唯一の思い出の品。コンパウンドVの影響で、心を無くしてしまったのか？家族を持たなかったゆえの弊害なのか？ブッチャーの衝撃の告白。Aトレインにロビンを殺されたヒューイに自分を重ね合わせているのか？妻をレイプしたホームランダー。圧倒的な力に抵抗なんか出来るはずはない。正義のための超能力を自分の欲のために使うクズ野郎。それがセブンの正体。ヴォート社の正体。ディープのやったことは、隠しきれない。反発するスターライト。スターライトの告白によってディープのクズっぷりが白日のもとに。石を投げられるのも自業自得。あの格好で自家用車で移動とはヒーローらしくない。やっぱり、ヒーローなら飛んで移動がさまになる。
CIAもヴォート社には警戒。ブッチャーとCIA副長官の繋がり。ホームランダーの力にはビビりまくる。ホームランダーを怒らせたらCIAでも勝ち目無し。対抗できるヒーローを味方につけない限り逆らうことは自殺行為。ブッチャーたちの活動は非公式のまま。でも、諦めるわけにはいかない。憎きホームランダー、黒幕のヴォート社を抹殺するまでは。ヒーローを信用するな。ブッチャーの持論。アニーと接近するヒューイ。ロビンの姿がチラチラ見える。これは霊なのか？自責の念からの幻影なのか？この展開はロビンが可哀そう過ぎる。何年も経っているのなら理解できるが、数週間のはず。アニーは、可愛いから分からなくもない。でも、これではロビンのためにヴォート社に復讐するという大義名分が薄れていってしまう。アニーと仲良くなってどうでもよくなりそう。ブッチャーも、そう考えたに違いない。意外に使えるヒューイ。少ない仲間が減るのは阻止したい。トランスルーセントを殺してしまったからには後戻りはできない。まさか、それを忘れてしまったのか？我に返るヒューイ。夢のような時間はお預け。
ブッチャーの言う通り。ヒーローなんか信用できない。ヒーローなんかクズばかり。氷の女の絶頂でちょん切れるなんて想像しただけで痛そう。思わず股間がムズムズ。娘を抱きしめた時に真実を知ってしまったメズナー。世の中には知らない方が幸せに過ごせることが山ほどある。でも、超能力を持ったために知らなくていいことも知ってしまう不運。父と会うことを嬉しく思わない娘。そんな事実を知って奈落の底に。そんなことを知ってしまったら、もう会うことは出来ない。マザーズミルクの誤算。娘と定期的に会わせればメズナーは裏切らないと思っていた。普通の人なら当てはまる。人の心を読める超人には当てはまらない。防犯カメラの映像をホームランダーに献上。これで全員の顔が割れてしまった。絶対絶命。ホームランダーに狙われたら逃げることは出来ない。ユミコひとりでは太刀打ちできるはずは無い。危険な展開。メズナーが裏切ったことを知らない面々。お前の物は俺の物。ジャイアンのようなホームランダー。スマホを持ち去られたメズナー。こんなことになるなんて思っていなかったはず。ヴォート社から仕事をもらうための情報リーク。でも、そんなことはお構いなし。メズナーなんかに全く興味のないホームランダー。ターゲットは面の割れたブッチャーたち。これ、マジで危ないよ。
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