注意:ネタバレ
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レビュー
昔は、細マッチョのルーサー(トム・ホッパー)。父親のことを想ってなのか?今の生活から抜け出すのが怖かったのか?ひとり父の元に残ったルーサー。1号と呼ばれているが1号しかいない現実。兄弟たちは、とっくに父に愛想をつかして出て行った。人数が減ればシワ寄せは自分にやって来る。敵にやられて瀕死の重傷。病院なんかに行くわけない。ヒーローを治すのは博士の仕事。だからと言って何をしてもいいわけでない。命を救うには選択肢がそれしかなかったのかもしれない。これは何の血清?ポゴが持っているのが意味深。ポゴが喋るチンパンジーである秘密がこの血清にあるのか?気のせいなのか?ポゴ自身は使いたくなさそうな感じがする。ハーグリーブスの決断。命の危険が迫っているのに迷っている暇はない。血清注入。目覚めたルーサーの体は毛むくじゃらのゴリラ。こんな体になってしまっては温泉にもプールにも行く事が出来ない。兄弟たちも知らなかった事実。残っていたら自分たちもルーサーのような体になっていたかもしれない。改めて父の狂気を再確認。
何でこいつを拉致したのか?チャチャ(メアリー・J・ブライジ)とヘイゼルの誤算。よりによって、一番ややこしいクラウス(ロバート・シーハン)を拉致してしまった。拷問に快感を感じる変態野郎。。口を割らせるための拷問が逆効果。椅子に縛り付けられているから禁断症状。ヤク中だから薬が必要なのかと思っていたら別の理由。クラウスの能力。死者と話す能力。いつもは薬のおかげで6号のベンだけが見えている。いつまでも成仏できずにクラウスに地縛霊。兄弟として一緒に育った絆がそうさせているのか不明。ベン本人は苦しんでいる。中途半端な存在で成仏する事も許されない。サッサと成仏したいのに願いは叶わず。クラウスにとってベンは兄弟だからさほど恐怖は感じない。時々、死んでいた事も忘れているのかもしれない。
しかし、薬が切れると能力100%発揮。そこら中にいる死者たちの姿が目に入ってくる。こちらが気づいている事を悟られたら厄介。理不尽な死に方をした事を訴えてくる。クラウスの前に死者が列をなしてしまう。訴えを聞いてくれる人がいたと死者の口コミが広がって行く。ロシア人のおばちゃんがブツブツ言ってる。目を合わすな!悟られたら寄ってくる。ベンのアイデアで死者を利用。チャチャとヘイゼルが手を下した死者たち。列をなしてクラウスに順番待ち。チャチャとヘイゼルしか知らない事実をペラペラ喋り出すクラウス。ヘイゼルと殺した男しか知らない事実。男の妻を逃がした事実。混乱するチャチャとヘイゼル。クラウスの秘密のチョコを食べてハイテンション。聞き出したメリテック社を燃やして証拠隠滅。まるでパルプフィクションかキングスマンのような演出。悪くないけど、どこかで観た既視感。
警戒心の薄いヴァーニャ(エレン・ペイジ)。知り合ったばかりの男の家に泊る暴挙。レナードが狼でなくてよかったね。普通にソファで寝て何事もなく朝を迎える事が出来た。リハーサルに送れる遅刻常習者。これではまともな社会生活を送れるわけがない。レナードは、ヴァーニャの家に忍び込み何をしていたのか?アリソン(エミー・レイヴァー・ランプマン )の言葉が的を得ている。ひとり暮らしの女の家に忍び込んでやる事はひとつ。疑ってごめんなさい。サプライズの花を置いて行った。これは女心をくすぐるね。満面喜びの笑みのヴァーニャ。増々、レナードの事が気になってくる。しかし、何もかもうまくいきすぎ。胡散臭いにおいがする。ヴァーニャが毎日飲み続ける謎の薬。ハーグリーブスから飲むように言い渡されていたに違いない。その薬を盗んで処分するレナード。何のためにそんな事をするのか意味不明。薬の事を知っているからこその行動。ヴァーニャの気を引くのは他に目的があったから。騙されているヴァーニャ。完全にレナードを信じ切ってしまっているヴァーニャ。危険信号が点滅する。
5号(エイダン・ギャラガー)の希望が灰になってしまった。世界を救う手がかり。義眼を横流ししていた社員。横流し先のリストは会社の金庫の中。チャチャとヘイゼルが一歩先を行っていた。会社は炎に包まれている。5号呆然。唯一の手掛かりが燃えて行く。火事の現場に不用意に近づくのは危険。映画の題名にもなったバックドラフト。突然、爆発が起こり吹っ飛ばされる5号。瞬間移動だけではなくて体も強靭に出来ているのか?あれだけ吹っ飛ばされて起き上がって来た。車のフロントガラスの伝言板。5号はこれに気付かなかった。ディエゴ(デビッド・カスタネダ)の元カノであるユードラが気づいた。なんで、ひとりで乗り込んでいく。相手はどこでも銃をぶっ放し、拷問まで行う危ない奴。いくら警官だと言っても一人で乗り込む理由が分からない。ディエゴが来るまで待つべきだった。
クローゼットに閉じ込められたクラウス。口をふさがれフガフガフガ。掃除のおばちゃん音楽聞いているから気付かないお約束。膝から下、拘束されていないから足ブラブラ。思いっきり壁を蹴ればクローゼットから飛び出したかもしれない。それに気づかなかったか?お約束なのか?不思議。掃除不用の札は外へ出しましょう。内側にかけても効果無し。今回は運が良かった。チャチャに怒られるヘイゼル。やめておいたらいいのに、ユードラがひとりで乗り込んで来た。嫌に素直なヘイゼルが不気味。絶対に何かあるに違いない。クラウスは逃げるのに必死でユードラの事なんかどうでもいい。恩もヘッタクレもあったもんじゃない。謎のカバンを抱えて通風孔からトンズラ。
前にいるヘイゼルばかりに気を取られて油断したユードラ。敵は二人と知っていたはずなのに油断してしまった。あっけない最後。ディエゴの元カノだから、もう少し粘るのかと思っていたのにあっけなかった。チャチャに心臓を撃ち抜かれるユードラ。ディエゴが駆けつけるのが遅かった。これは携帯電話が無い時代の話なのか?ユードラもモーテルの電話を使っていた。ボクシングジムの爺さんが留守番電話役。携帯電話があればもう少し早く駆けつける事が出来たのかもしれない。何を言っても後の祭り。ユードラも油断し過ぎた。巻き込んでしまった責任を感じるディエゴ。母の命を自ら断った。今度は元カノの命を奪われた。
腰にバスタオルを巻いて上半身裸の上にコート。大きなカバンを抱えている。あちこちに血が付いている。どこから見ても変質者のクラウス。バスに乗るとは勇気があるのかアホなのか?正面の女性もどこかネジが抜けている。クラウスの姿を見て微笑んでいる。普通なら即通報。気になるのはカバンの中身。金目の物でも入っているのではと開けて見たくなるのが人情。例にもれずカバンを開けたクラウス。跡形もなくバスから消えてしまった。チャチャとヘイゼルが大事にしていたカバン。カバンを開けたことで何が起こったのか理解不能。クラウスは、どこへ消えてしまったのか?不思議そうにクラウスの消えた場所を見る女性。目の前にいた変質者は、幻だったと思い込もうとしているのかもしれない。
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