注意:ネタバレ
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第5話:「落とし穴」レビュー
長老バーを捜すヴァネッサとスカーレットそれにアクセル。過去で見た長老バー。取り逃がした苦い過去。あの時に取り逃がしていなければヴァンパイアが闊歩する世の中にはなっていなかったかもしれない。全ては自分の責任なのかもしれない。世界を人間が取り返すためには長老バーを抹殺しなければならない。探索中に出会った新兵たち。審判の日に訓練が終わり配属された気の毒な境遇。なんの経験もないままに未知のヴァンパイアから民間人を守る任務。一人二人といなくなる恐怖。必死で任務のためと逃げずに頑張ってきた。連れ去られた仲間の捜索もままならない。軍人だからこそ理解できること。三人を放っておくことができないアクセルが新兵に協力する。やるべきことがあるヴァネッサとスカーレット。寄り道している暇はない。二手に分かれることにしたが結果的にはアクセルと行動を共にするべきだった。
デンバーの安全地帯。こんなところが存在するなんてビックリ。フェンスで囲まれ厳重に警備された安全地帯。その中は長らくみていなかった普通の街の光景。子供たちが走り回って遊んでいる光景。まるで夢をみているよう。ヴァンパイアに怯えることのない生活。遠い過去に見たことある光景。もはや夢の中のできごとだと思っていた。さすがに一人に一部屋とはいかない。でも、全く知らない中でもないから我慢はできる。いきなりのポリコレ発動。いきなりキスされたサラが動揺する。その気もないのにそんな事をされたら動揺するのは当然。でも、動揺した理由は別にあった。いきなりのカミングアウト。そんなこと他人に言わなくてもいいのに。目を真ん丸にして告白するサラ。警戒心が強すぎて人を遠ざけて来た結果。
フレッシュと同室でご満悦のジュリアス。フレッシュにとっては悪夢の再現。主従関係だったヴァンパイア時代。あの時の悪夢が思い出される。いじめっ子といじめられっ子の構図。いじめっ子はいじめている事を自覚していない。そんなに相手を傷つけているなんて思っていない。ジュリアスもヴァンパイア時代の主従関係なんか忘れてしまっていた。でも、いじめられていた方のフレッシュは覚えている。忘れようとしても絶対に忘れられない記憶。絶対に同室になりたくない相手。そのジュリアスが嬉しそうにフレッシュと呼ぶ。いきなり切れるフレッシュ。フレッシュと、ヴァンパイア時代の呼び名で呼ばれることもやめてほしかった。何度も呼ばれてブチ切れた。いきなり怒られて放心状態のジュリアス。かつての恐怖のバンパイアジュリアスの面影なし。小さい声でフィルとつぶやいた。
ヴァンパイアをタコ殴りにするミル・マスカラスと知り合いになったヴァネッサとスカーレット。ヴァネッサの噂はここまで届いていた。仲間と生活するアジトに案内するミル・マスカラス。そこでスカーレットが倒れてしまう。ヴァンパイアに噛まれた傷が悪化している。それを治すにはバーの血液で解毒すること。一方、連れ去られた新兵の仲間を捜すアクセル。踏み込んだ建物の中で恐怖が襲ってくる。そんなところにいたのか長老バー。意外と簡単に見つける事ができた。しかし、アクセルだけでは太刀打ちできない。永き時を生きて来た長老バーには近代兵器も歯が立たない。ヴァネッサが一緒にいれば違う展開になったかもしれない。次々と連れ去られる新兵たち。一人残されたアクセル。黙って帰してくれるはずもない。三人の新兵たちと同じように空中へ引っ張られていくアクセル。どんな運命が待ち受けているのか?
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