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【海外ドラマ】ウォーキング・デッド シーズン10第14・15話感想(ネタバレ)16話延期残念

注意:ネタバレ

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ウォーキング・デッド公式サイトから引用
© FOX Networks Group Japan All rights reserved. / © 2020 BS-FOX

レビュー

第14話:後悔の黄色い花

せっかく、キャロルとの約束を果たしたのに踏んだり蹴ったりのニーガン。自己中キャロルが突っ走る。用心深いアルファを騙すなんて簡単なことではない。信用させるために時間がかかるのはしょうがない。信用させる前に殺してしまっては、自分の身が危険にさらされる。キャロルにとっては、そんなことはどうでもよかったのかもしれない。ヘンリーの仇であるアルファの命を奪うことが目的。ニーガンがどうなろうと、知ったことではない。アレキサンドリアに戻るにしてもニーガン一人で戻っても誰も信用するはずがない。牢に入れられるまでもなく殺されるに違いない。キャロルが一緒でなければ安全の保障は無し。それなのに、キャロルは約束を守らずにどこかへ行ってしまった。

ベータの正体はカントリー歌手。あの建物は、かつての自宅なのか?何らかの理由があって過去を忘れたかった?精神的におかしくなって引退を余儀なくされ、病院に収容されていたのかもしれない。大音量で音楽をかけてウォーカーを集めるのは反撃のため?来るわ来るわウォーカーがあちこちから集結。2つの目で2つのものを見る。そう解釈したのね。自分の目とアルファの目の2つで1つのものを見る。半分破れた自分のマスク。そこへアルファの生首からはぎ取った皮を張り合わせる。これでアルファは、永遠にベータと一体化。それにしてもマスクだけで誤魔化せるお馬鹿なウォーカーたち。扉に群がるウォーカー。扉を開けるベータが押しのけて通っても見向きもしない。マスクに特殊加工でもしているのか?ウォーカーが気づかない臭いでも服につけているのか?

前回のミショーンの幻覚に引き続き、今回はキャロルの幻覚。ストーカーのようについて来るアルファの幻影。これは幻影なのか?もしかしたら、本当の亡霊なのか?本物のように振舞うアルファの幻覚。全てはキャロルの潜在意識の奥にあるアルファに対するイメージ。最近、この手の展開が多い。別に嫌いじゃないけど、延々とやられるのは勘弁してほしい。キャロルとアルファの二人芝居。ある意味シュールな感じ。ウォーカーが闊歩する異常な世界。いつも死と隣り合わせの緊張した世界。こんな世界に生きていたら頭がおかしくなって当たり前。もしかしたら、キャロル以外にもこんな経験をしている人が山ほどいるのかもしれない。

第15話:復讐の足音


ウォーキング・デッド公式サイトから引用
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1年も1人で過ごしていたとはビックリ。寂しいからウォーカーを使ってジオラマづくり。リスクありまくりのジオラマ。ウォーカーを捕まえそこなったら死へ直行。自分自身もジオラマの一員になりかねない危険。しかし、なぜ大きな町で一人ぼっち?仲間がみんな死んでしまったのか?プリンセスって、本名?自分で自分のことをプリンセスって呼ぶのも恥ずかしいと思うけど。自称王様がいるから、自称プリンセスがいるのもしょうがないか。街ゆえにウォーカーで溢れているから略奪者たちも敬遠していたのかもしれない。1人ぼっちである強み。1人であるからこそ、他人のことを気にせずに自由に動き回れる。3対1なのに、プリンセスからあまり危機感が感じられない。銃は構えているけれど、引き金を引くとは思えない。1年間も人と接してなかったから、危機感よりも人恋しさが勝っているのか?しかし、この時代に弾の入った銃を持っているのは、ある意味無敵状態。それを、あっさりユージーンに渡してしまうとは、余程ユージーンがいい人にみえたのかもしれない。ビルの影に隠れて銃を構えて大声で警告もできたはず。それをしなかったのは、久しぶりに見た人に対しての嬉しさからなのか?プリンセスの中では、人は死に絶えて世界には自分しか生き残っていないと思っていたのかもしれない。人は一人では生きていけない。とんでもない絶望感が毎日襲っていたはず。それにしても、世界の人口は激減してしまったのであろう。これだけ、大きな街なのに1年もの間、訪問する人間がいなかったとは驚き。

こんな世界に長く生きれば、頭がいかれてしまうのは頷ける。でも、わざわざ地雷原を通るのはいかれすぎ。自分ひとりなら誰にも迷惑はかからない。でも、ユージーンたち3人を車庫に案内するのに、それはないよ。ユージーンたち切れるのも無理ない。一歩間違っていたら、3人とも木っ端みじんになっていた。愛しの人に会う夢も叶わなくなっていた。プリンセスにしたらゲーム感覚。久しぶりに出会った人たちとゲームをしたかっただけ。画面の中なら地雷を踏んでも、何度でもやり直せる。でも、実際に地雷原を通るのはクレイジー。プリンセス役の人、地雷爆破シーンで飛び上がるほどビックリしたらしい。爆破は、大したことないと嘘を教えられて舐めていた。実際は、画面の通りウォーカーが木っ端みじん。飛び上がったプリンセスの姿にエゼキエル役の人は腹を抱えて笑ったらしい。

車庫と言えば自動車を想像するのは普通。2人ともそう思っていた。視聴者もそう思っていた。ガソリンの入った自動車が並んでいる車庫。どこかの地下駐車場?自動車会社の保管庫?自動車があれば目的地まで間に合う。それだけの大量の自動車があれば、ウィスパラーズとの戦いにも有利になる。ユージーンたちは、そう考えたはず。確かに、車庫に違いない。確かに車に違いない。確かに車輪はついている。自転車やん!バ~イシクル!バ~イシクル!クィーンの曲が頭に鳴り響く。ないよりは、まし。馬よりも遅いけど、歩きよりは早いか。期待していた自動車ではなかった。落胆して怒りまくってもしょうがない状況。でも、プリンセスの天然キャラが怒りを打ち消す。逆に馬鹿らしくておかしくなってくる。神の悪戯。仲良く4人でサイクリング。世紀末の世の中。シュールな4人のサイクリング。

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何のためにウィスパラーズを誘導している?いつの間にゲイブリエルたちは、廃病院に避難した?1話見逃したかと思うような唐突な展開。大軍団を率いて突撃状態のベータ。アルファの皮を被りスーパーパワーを手に入れた。アルファの声が聞こえてくる。ウォーカーの声が聞こえてくる。ヒソヒソ話をしてもウォーカーは無視してくれる。話し声に決して反応せず空気を読んでくれるウォーカーたち。完全にウォーカーを手なずけたベーターのスーパーパワー。こんな大群が押し寄せたらひとたまりもない。武器も人員も不足している状態では圧倒的に不利。大量の武器を持ってくるはずだったミショーンは、全てをほったらかしにしてリック捜しの旅に出て行った。全く勝てる気がしない。だから、アーロンたちはどこかへ誘導している。どこへ誘導して、この大群をどうやって全滅させるのか?もしかして、キャロルが地下でみつけたダイナマイト?箱に一杯入っていたダイナマイト。洞窟にでも誘導して生き埋めにするつもり?それぐらいしか、思いつかない。でも、作戦は失敗。アーロンたちは見つかってしまった。いや、見つかるやろ。森の中ではウィスパラーズの方が有利。森の中で暮らしているから人を見つけるのもウィスパラーズの方が長けてるはず。ブツブツ独り言全開のベータ一行が廃病院に到着。絶対絶命。

ジュディスが面倒くさくなってる。年齢からしたらしょうがないか。ウォーカーを殺すことには何の疑問も持たなかった。元は人間でも今は人間ではないものに変異している。サクサク殺しても罪悪感無し。でも、生きた人間を殺すとなると話は違ってくる。ヒルトップでウォーカーだと思って殺したウィスパラーズ。断末魔の自分を見る目が忘れられない。モヤモヤする気持ち。その答えはダリルにあるのかもしれない。ダリルの追跡スキルを学ぶジュディス。このモヤモヤを忘れられるのなら何でも良かったのかもしれない。やらなければやられる世界。躊躇していたら自分が命を落としてしまう。自分だけならいいかもしれない。自分の周りの大事な人たちを守るためにも非情にならなければならない。戦闘能力は大人を越えていても、心の中は小さい女の子。自らが人殺しをしてしまったら動揺するのはしょうがない。でも、そんな甘いことを言っていたら命を落としてしまう。一切、ブレないダリル。ジュディスの目の前でも容赦なくウィスパラーズの頭を射抜く。ダリルなりの教育。身をもって教えるスタイル。この世界でジュディスが生き抜いていくためには必要なこと。ミショーンがいなくなりジュディスとRJはふたりぼっち。ウィスパラーズの脅威も迫ってきている。この先、自分がジュディスを守り続けられる保障もない。だから、ダリルなりの教育。非情になれ。敵はウォーカーであれ、生きた人間であれ排除しろ。リックの生存の可能性をダリルに話せなかったジュディス。もし、ダリルがそれをしってしまったら捜しに行くかもしれない。この危機はダリルの力無しでは乗り切ることはできない。ダリルなら危険に晒されている仲間を放っていくことはないだろう。でも、心に迷いが生じるのは間違いない。だから、ジュディスは真実を継げなかったのかもしれない。

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