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【海外ドラマ】アメリカンホラー・ストーリー《カルト》シーズン7第6話「暗殺」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


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第6話「暗殺」感想・レビュー(ネタバレ

刑事といちゃつく夫。そんな夫の姿を見てもメドーの心はびくともしない。だってメドーにはカイがいるから。カイにぞっこんのメドー。カイの甘い言葉にうっとり。いつもカイは自分だけを見てくれている。カイの期待に応えればもっと甘い言葉をかけてもらえる。そんな遠いところからも甘い言葉をかけてくれるカイ。姿が見えなくても気配を感じ取って甘い言葉をかけてくれるカイ。大きな勘違いをしていたメドー。カイの声のする方向には甘い言葉をかけられるアイビーの姿があった。一瞬で冷めていく言葉の魔力。もうやめます。やめさせていただきます。世界征服なんてどうでもよかった。カイが喜んでくれるからやっていただけ。同じ言葉をほかの女にもかけていたとは薄々感じていたが自分の前でやってほしくはなかった。それを見てしまったら夢から覚めるのはしょうがない。全てはカイの計画。議員の立候補者が暗殺未遂にあえば全米で報道される。病院を退院し復帰すれば一躍ヒーローの座が待っている。しかし、本当に暗殺されてしまっては元も子もない。暗殺未遂で後遺症のないよう配慮して実行しなければならない。

そこでメドーに白羽の矢が立った。精神科医のカウンセリングに通っているアリー。彼女に全てを打ち明けて世間には彼女から公表させればいい。頭のおかしい女のことなど信じるものなどいない。逆に反発した民衆からの同情票が集まってくる。カイの見事な計画がカイを愛するメドーの心にはまった。愛するあまり死の恐怖さえ超越したメドー。喜んでカイのために実行した。最悪だったアリーのタイミング。カイの演説会場でメドーを見つけたアリー。メドーがカイたちから逃げているとすっかり騙されていたアリー。メドーが逃がさなければと親切心で近づいただけ。銃を抜いたメドーを止めようとしただけ。銃を取り上げようとメドーの銃をつかんだだけ。その銃口をくわえたメドーが引き金を引く。後ろにのけぞり倒れるメドー。そこには銃をつかんで返り血を浴び震えるアリーだけが残された。その状況を見れば誰もがアリーが銃撃犯だと思うはず。撃たれなかっただけ奇跡。警官隊から発砲されて命を落としていてもおかしくなかった。警官隊に包囲され確保されるアリー。担架に乗せられ運ばれるカイ。どこから見ても自分自身で暗殺事件を計画したとは思えない。カイの計画は成功。傷が治り退院したら一躍時の人となっているであろう。

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