【NETFLIXドラマ】忍びの家　House of Ninjas　シーズン１第７話「The Trade-取引-」レビュー（ネタバレ）

注意：ネタバレ

第７話「The Trade-取引-」レビュー・感想（ネタバレ）

風魔小太郎は最初から岳を利用するつもりで殺したと見せかけてたんや。賢いやん。そこまできっちりと計画してたんや。心臓を貫いたと見せかけて急所はちゃんと外してたんやね。でも、岳が風魔に寝返るかどうかはわからんかったはず。一か八かの賭け。もし、寝返らんかったら殺してたんやろうね。なんか風魔の方がちゃんとしてるやん。所詮、服部の忍びは権力者の犬。私利私欲のためとわかっていても命令には絶対に背くことはできない。そこに大義なんか微塵も存在しない。そう考えたら風魔には大義があるもんね。何のためにそれをするのか信念をもって動いてる。そんな真相を突きつけられたら寝返ってしまうわな。

いろいろと緩いね。掟を破って一般人に秘密を話して家に招いた晴。忍びの秘密を知ってしまった可憐。掟通りなら殺すのが筋。可憐はかわいそうかもしれへんけど晴は殺されても文句言われへんよ。二人とも助けるんやね。晴を飼い殺しにするためとはいえ管理職の判断で掟を守らんなんてあかんやろ。周りに示しが付きませんよ。例外を作ったらあきませんやん。緩いと言えば掛け軸を奪うために俵家を襲撃した風魔。俵家の人たちを殺さんのやね。敵やんか。風魔の計画を阻止しようとしてる敵やんか。絶好の機会やん。邪魔者を消すチャンスやん。掛け軸を奪うという目的を達成したらサッサと撤収。わからんでもないよ。あそこでおばあちゃんたちを殺したら岳が逆上するのは目に見えてる。だから生かしておいたのもわかる。でも、掛け軸を手に入れたら岳は用済みと違いますの？岳に利用価値がないなら俵家もろとも葬ったらいいじゃないですか。忍びって冷徹で非道なイメージがあるけど本当は優しくて慈悲深いんですね。

増々、地上波では無理ですね。だって新興宗教団体が信者に毒をまき散らさせる集団テロの話やもん。これ怖すぎるわ。でも、今の日本にはある意味必要なんかも。腐った政治家たちを一掃して民衆のための国を取り戻すには革命しかないもんね。なんかタイムリーやね。辻岡みたいなカリスマ性のある教祖が出て来たら現実にもこうなるよ。でも、民衆は傷つけたらあきません。あくまでも腐った政治家連中に牙をむいてください。そこ間違えたら民衆からの指示を得るどころか反感買いますから。