注意:ネタバレです
進撃の巨人公式サイトから引用
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
レビュー
ヒストリアが狙われる理由が分かって来た。衝撃の事実。王家にとっては目の上のタンコブ。何があってもヒストリアに表に出て来てもらっては困る。ヒストリアの父親はロッド・レイス。正当な王家の血を引く者。屋敷で働いていたメイドに手を出してしまった。ありがち。それだけで終わったら何事もなかったかもしれない。でも、子供が出来てしまった。ロッド・レイスには子供がいなかった。でも、メイドをはらましたなんて公には出来ない。だから、田舎の牧場に母親とヒストリアを住まわしていた。ヒストリアにとっては、たった一人の母親。でも、母親はヒストリアのせいでこんな田舎に追いやられて自由を奪われたと自分の娘を呪ってる。ヒストリアの記憶では、全くかわいがってもらった記憶がない。よほど、ヒストリアの事が憎かったに違いない。たった一度だけ甘えてみたら、全力で拒否られた。普通なら母親に全力で拒否られたら落ち込みそうなもの。でも、ヒストリアは前向き。拒否られた事よりも、母親と触れ合う事が出来た事が嬉しかった。母親にしたらヒストリアに抱き着かれたことが、よほど嫌だった。その日を境に牧場を出てしまった。何が、そんなに嫌だったのか?この子さえいなかったら、普通の生活ができたのにと恨み続けてたのか?
今の偽の王家の奴らにしたら正統な王位継承者がいる事がバレたら死活問題。全力で阻止しに来ることは目に見えてる。ロッド・レイスは一度はヒストリアを引取ろうとした。でも、偽王家の奴らに見つかってしまった。ロッド・レイスもバレてしまっては抵抗する事も出来ない。酷いもの。ヒストリアなんか知らないと言ってしまった。ヒストリアの目の前で母親が殺された。母親らしいことは全くしてもらった事はなかったが、たった一人の血の繋がった母親。あまりにも衝撃的な事過ぎて、涙も出なかった。ロッド・レイスもなんとかヒストリアだけでも助けようとはした。辺境にヒストリアを追いやることを提案した。ヒストリアという名前を捨て、クリスタ・レンズと名前を変える事を。王家の血を引いて生まれたというだけで壮絶な人生を歩むことになってしまった。それにしても、偽王家の奴らは何を隠してる?壁が出来る前の事は分からない事になってる。
エルヴィンの辛い過去。父親は歴史の教師。教師なら壁が出来る前の歴史が全く不明なんて不自然に思うはず。自分で調べようとするのも普通の事。エルヴィンも子供だった。普通に授業で疑問に思った事を質問しただけ。でも、お父さんにしたら衝撃の質問。内心は、ドキドキしてたはず。教室で言うたらアカンて思っていたはず。でも、自分の子供の質問には正直に答えなければと思った。知らないで通しておいた方がよかったかもしれない。そうしてたら、調査兵団団長のエルヴィンは存在していなかった。今頃、父親と同じ職業の教師にでもなっていたかのかもしれない。。衝撃の事実が父親から語られた。父親が調べた事から仮説を立てていた。人類は壁の中へ避難してきた時に王家の者達に、それ以前の記憶を消されていた。それしか説明がつかない。歴史が真っ白だったから。子供は、衝撃の事実なんか知ったら喋りたくなるもの。父親は、喋ったらアカンと釘を刺さなかったのか?それとも、仮設だからそれほど危険だとは思ってなかったのかもしれない。エルヴィンは、自慢げに友達に喋ってしまった。突然、父親が死んでしまった。子供心にも不自然に感じたはず。自分が喋ったことが関係してると感じていた。これは辛い。自分のせいで父親が何者かに殺されてしまった。
調査兵団に入ったのも、いつか父親を殺した者を見つけ出し復讐するために入ったのかもしれない。自分のために殺されてしまった父親に責任を感じてる。偽王家も汚い手を使いだした。エルヴィンに濡れ衣を着せた。リーブス商会会長殺害の罪を着せられてる。調査兵団が反旗を翻す事が予測できたから、団長のエルヴィンを拘束する理由を作った。リーブス会長の息子ビビりまくってないで、ケニーが父親を殺すところを見てたはず。ちゃんと真実を世間に公表してくれ。そうする事でエルヴィンの罪が晴れる。でも、慎重にいかないと息子も殺されてしまう。一刻も早くリヴァイたちと合流する方が得策。でも、ビビりまくってるから冷静な判断が出来なくなっている。ピクシスも腹を決めたみたい。でも、エルヴィンが拘束されて人質同然になってしまったから、表立っては動きにくくなってしまった。やっぱり、頼みの綱は身を隠してるリヴァイたち。誰かが忍び寄って来てるけど、いったい誰?味方ならいいが、敵なら面倒。早くしないとエレンが食べられてしまう。エルヴィンから団長を任命されたハンジ。これから、偽王家にどう反撃するつもり?
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