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【海外ドラマ】アンブレラ・アカデミー【NETFLIX】第10話【最終話】レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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NETFLIX公式サイトから引用/©1997-2019Netflix.inc

レビュー

第10話(最終話):ホワイトバイオリン

ダークサイドに落ちたヴァーニャ(エレン・ペイジ)が怖い。瞳の色が変わり無表情。長年のけ者にされてきた恨みが爆発。桁違いの能力。それを封印された怒り。自分は普通と言いきかされてきた。全ては嘘。自分は長い間騙されていた。普通どころか他の兄弟たちよりも強い能力。何故、封印せねばならなかったのか?この強大な能力が世界を滅ぼすかもしれないとハーグリーブズ(コルム・フィオール)は予見していたのか?ハーグリーブズが愛する人。その人が大事にしていたバイオリン。能力が無く自分は普通だと思い込まされていたヴァーニャ。能力以外のもので認めてもらいたい。音楽に興味を持っていたヴァーニャ。バイオリンを見付けて父におねだり。嬉しそうに愛する人が大事にしていたバイオリンをヴァーニャに託すハーグリーブズ。

決してヴァーニャを愛していなかったわけではない。むしろ愛していたに違いない。だからこそ危険な能力を封印した。強大な能力がヴァーニャを不幸に導くに違いないと考えた。娘が不幸になる所など父なら見たくないはず。それならば不幸の原因を取り除けば一件落着。だから、アリソン(エミー・レイヴァー・ランプマン)の能力を使ってヴァーニャの強大な力を封印した。父の優しさなど知る由もない。怒りに能力を爆発させるヴァーニャ。移動する度に周りの物が崩れ落ちて行く。制御不能。子供のころから慣れ親しんだポゴに怒りの矛先が向く。全てを知っていたのに自分を騙し続けた存在。あっさりとポゴの命を奪ってしまった。もはや感情など持たない悪魔。何故、チンパンジーが人間のように喋っているのか最後まで説明なし。崩れ落ちていくアカデミー。皆にママと慕われたグレースも運命を共にする。危機に瀕してクラウスの新たな能力が解放?映画ゴーストの再来?集中する事で幽霊も物を動かせる。間一髪ディエゴ(デビッド・カスタネダ)を引っ張って助けたベン。クラウスの能力なのか?ベン自身の能力なのか?ややこしい。

心変わりのヘイゼル(Cameron Britton)。甘い言葉のハンドラー(ケイト・ウォルシュ)。コミッションの指示に従ってヴァーニャの保護を要請。そんな甘い話がある訳ない。仕事を終えたらアグネスと共に消される事が頭をよぎる。あのハンドラーを信用してはいけない。車に乗るときはシートベルトはしっかりしましょう。シートベルトをしていないチャチャ(メアリー・J・ブライジ)がフロントガラスを割ってウルトラマン。空を飛んで地面にたたきつけられる。普通なら死んでいてもおかしくない。死ななくてもあちこを骨折して動く事もままならない。ハンドラーが雑魚すぎた。ヘイゼルに撃たれてあっさり御臨終。頭を撃ち抜かれているから再起不能。世界を裏から操るコミッション。そんな組織を牛耳る奴が、こんなにアッサリ死んでしまっていいのか?いきなりアグネスが豹変する線も頭をよぎった。ドーナツおばさんはコミッションの一員?何かあるかもと思い過ごし。アグネスは普通のドーナツおばさん。ヘイゼルと恋に落ちた女性だった。

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家を失って行く所が無い。ボウリング場で作戦会議。ボウリングをしないのにレーンを占領。非常識極まりない。そんな事を言われてもしょうがない。世界の破滅を回避する方法を相談。世界が破滅してしまってはボウリング場も意味をなさない。責任者が怒っているけどかまっている暇は無し。5号(エイダン・ギャラガー)を子供と思ったおばちゃん。誕生日の息子と一緒にボーリングはいかが?中身はおっさんの5号。世界の破滅を回避する方法を相談中。ガキと遊んでいる暇はない。見た目は子供だから間違えられてもしょうがない。コミッションの攻撃部隊が乱入してくる。歴史を乱す者は抹殺する。レーンの向こうから脱出。結構距離あるのに銃弾が一発も当たらない不思議。

コンサートが始まってしまった。ホワイトバイオリンと化したバーニャが演奏する。刺激しなかった方が良かったのかもしれない。客席から近づくアリソンには微笑んで友好的。刺激するから裏目に出てしまった。もしかして、世界の破滅の引き金を引くのはアンブレラ・アカデミーたち?ヴァーニャが弦を振り回すたびに衝撃波発射。奇跡的に周りの無関係な人たちに犠牲無し。戦闘に不向きなら見張りぐらい全うしろ。サボっていたクラウス。コミッションの戦闘部隊が続々と入って行くのを見て慌ててる。慌てても後の祭り。クラウスの能力がレベルアップ。死者召喚の術を会得。まるでRPGゲームみたいな展開。今まで空気だったベンが実体化。触手を出して攻撃部隊を殲滅する。なぜ、一番強いベンが死んでしまったのか謎。地味な能力ばかりのアンブレラ・アカデミー。みんな能力レベルアップして、もっと派手になれ。

さすがにアリソンもヴァーニャを撃つのはためらった。撃つのか?撃たないのか?撃たなければ世界の破滅がやって来る。これは間違いだった。撃った事で世界の破滅の引き金を引いてしまった。実際には耳の横で銃の発射音を聞かせてショック状態にしただけ。実質の実行犯はアリソン。銃声のショックでヴァーニャのリミッター解放。胸から出たビームが月を貫く。月を外れてたら破滅はやって来なかったかもしれない。ヴァーニャの正面に月が出ていた不幸の重なり。それにしても、とてつもないパワー。ひとりの能力が月を粉々に砕いてしまった。地球の引力に引き寄せられる月の欠片。天変地異が起こり地球の生物は死滅する。破滅を阻止する事は失敗。最後の手段。いつの間に5号の能力がレベルアップした?都合のよい展開。皆と一緒にタイムトラベルして避難する作戦。月の欠片が地球に到達して衝撃波が世界を襲う。最後の時を二人で迎えたヘイゼルとアグネス。青い光に包まれて消えた。確かに青い光に包まれていた。これはふたりは助かったであろうと言うサインなのか?もしかしてアグネスかヘイゼルに隠された能力があったのか?

チャチャはゲームオーバー。公衆電話でコミッションに助けを求めたが無視されたか間に合わなかった。衝撃波に飲まれてお陀仏。対照的なヘイゼルとチャチャ。間一髪でアンブレラ・アカデミーも青い光に包まれて消えて行った。回避できなかった世界の破滅。リセットボタンを押してやり直し。リセットボタンを押した5号たち。彼らは、どこへ行ってしまったのか?行った先で世界の破滅を回避する方法を見付ける事は出来るのか?投げっ放しのクリフハンガーでの最終話。これで打ち切りなら消化不良の怒り爆発。その心配はなかった。シーズン2に更新決定。嬉しいニュースが舞い込んだ。5号役の俳優は大丈夫か?成長期なら数年で見た目も変わってしまうはず。年月が経った設定に無理やりする作戦か?どちらにしても世界の破滅の行方がどうなったのか楽しみに待ってみよう。

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