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【海外ドラマ】アメリカンホラー・ストーリー《カルト》シーズン7第10話「マンソンに囚われて」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


20世紀スタジオ公式サイトから引用/©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

第10話「マンソンに囚われて」感想・レビュー(ネタバレ

チャールズ・マンソンと二役をこなすエヴァン・ピータズ。さすが役者。全くの別人に見えてしまいます。マンソンの亡霊に囚われたカイ。ウィンターに疑いをかけてしまいます。FBIが監視していると妄想に囚われている。典型的な被害妄想。精神崩壊まっしぐら。誰も信じることができなくなってくる。兄がおかしくなっていくことを心配するウィンター。これ以上一緒にいると自分もおかしくなり取り返しのつかないことになってしまいそう。解決するには兄の元を離れるのが一番いいかもしれない。しかし、カイがそれを許すはずがない。カイを見捨てる気は全くない。むしろカイのことが心配でしょうがない。カイを妄信している男たちはいずれカイを見捨てるはず。あれだけ妄信していても最終的には自分たちの保身に走るはず。そうなればカイは売られてひとりちぼっちになるはず。どこまでいっても家族なら見捨てることはない。しかし、今のカイはウィンターの言葉に耳を傾ける気持ちは皆無。髭を剃っている時にはおしゃべりは禁止。カイがしゃべりたい気持ちはわかりますが髭剃りが終わってから話したらどうですか?タイミングが違えば剃刀が皮膚を傷つけますよ。と思っていたら傷つけちゃいました。イラっとしてますが髭剃り中におしゃべりするカイの責任ですやん。カイは全てをお見通し。ウィンターがビバリーに逃走を促したこともお見通し。軽率だったウィンター。まさか兄が自分に手をかけるなんて思っていなかった。以前の兄ならそうかもしれない。しかし、今の兄は危険の塊。チャールズ・マンソンの幻影がカイを支配している。ウィンターの言うことよりもマンソンの言葉の方がカイにとっては優先される。アリーが見つけた盗聴器と録音機。見つけるタイミングが良すぎます。このタイミングで見つけたらウィンターが疑われるのは誰の目にも明らか。

重要参考人となったウィンター。身に覚えのない様子。周りの空気はウィンターが犯人という流れ。必死で否定しても誰も信じてくれない状況。ウィンターが嘘をついていると悲嘆するカイ。あれだけ信用していた妹が自分に嘘をついている。必死で否定する妹の姿に落胆するカイ。兄さえも裏切るなら自ら引導を渡すのが自分の役目。涙を流しウィンターの首を絞めるカイ。こんなはずではなかったウィンター。兄を最後まで見捨てる気なんてなかったウィンター。誰よりも兄のことを心配していたはず。それなのに兄は自分を疑って命を奪おうとしている。動かなくなったウィンター。さすがに周囲に気まずい雰囲気。妹までも手にかけるカイ。次は自分も殺されるかもしれない。カイがおかしくなってきていることに気づき始めた仲間たち。みんなが離れていくのは時間の問題。組織に危ない空気が蔓延し始める。息を切らして車へ駆け込むスピードワゴン。カイが信頼しているメンバーのひとり。シャツの中からコードの絡まった装置を取り出した車の床に投げつけるスピードワゴン。彼の表情は恐怖に歪んでいる。見つかったら殺されるのは間違いない。証拠を隠滅して逃げなければならない。死に損だったウィンター。スピードワゴンのせいで兄想いのウィンターは命を奪われた。恐怖に襲われるスピードワゴン。車のドアが開いて誰かが乗り込んできたのはアリー。カイを苦しめるためにスピードワゴンを利用しようとしているのか?それともカイのためにスピードワゴンを告発するのか?アリーの真意がわからない。どちらにしても盗聴犯であることがバレてしまったスピードワゴン見つかってしまって最悪な状況には違いない。

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