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【海外ドラマ】アメリカンホラー・ストーリー《カルト》シーズン7第9話「本物の家族」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


20世紀スタジオ公式サイトから引用/©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

第9話「本物の家族」感想・レビュー(ネタバレ

アリーが一番やばかった。精神的におかしかったのに磨きがかかり益々おかしくなっている。以前は恐怖症があっていろんなものに怯えているだけだで他人に攻撃的ではなかったのに。ある意味周りにいるものは迷惑だが害はなかった。内に向かっていたものが外に向かうようになり攻撃的な本性があらわになっている。全ては復讐心からの変化。子供を奪われた母親ほど怖いものはない。どんな犠牲を払ってでも子供を取り返そうとする。アイビーにオズを連れ去られたアリー。オズを取り戻しアイビーに復讐をすることを強く望んでいた。妙にやさしくアイビーに接するアリー。絶対に何かありそうな雰囲気。アイビーにワインと手料理をふるまうアリー。自分は料理には一切手を付けない。料理になにかを混ぜているのかもしれない。ワインに何かを混ぜているのかもしれない。そんな考えが頭をよぎる。アリーのことを疑うことなく出されたワインと料理に手をつけるアイビー。アイビー自身もそんなことをアリーがすることはないと思っているに違いない。しかし、それは大きな誤算だった。体に違和感を感じるアイビー。口からはあふれる赤い血液。ほくそ笑むアリー。念願の復讐を終えた達成感。自然に笑みがこぼれてくる。ワインと料理はヒ素入りの隠し味。ヒ素って味はしないのか?料理人のアリーなら舌は敏感なので味に違和感があれば気づきそうなもの。まったく気づいていなかったところを見れば味に変化を及ぼさないのかもしれない。倒れ苦しみアイビー。真実を知らされて信じられない思いのアイビー。アリーとやり直せると思っていた。しかし、その考えは甘かった。一番大切なものを奪われた母親の恨みは深かった。アイビーは越えてはならない一線を越えてしまった。アイビーの行いがアリーをモンスターに変貌させてしまった。

子供は正直。思ったことを考えもせず口に出す。スマホで検索して真実を教えることで褒められるとでも思っていたのか。口は災いのもと。慎まなくてはなりません。カイをパパと信じているオズ。パパのプライドを傷つけるような発言はまずかった。信者たちの前での演説。信者たちにとってカイは絶対。カイの言うことが間違ってることなんかあるわけない。違和感を感じても指摘するなんて失礼なことをできるはずがない。ジム・ジョーンズの後日譚。毒入りジュースを飲んで信者たちと旅立とうとしたジム・ジョーンズ。しかし、彼は選ばれた人間。そんな簡単に死ぬはずがない。死の淵のジム・ジョーンズのもとへ主と天使が舞い降りた。どこから舞い降りたのか背中にロープが見えている。どう見てもどこからか吊り下げられている我が主と天使たち。なんとなく似てる主とジム・ジョーンズ。それもそのはず演じているのはどちらもエヴァン・ピーターズ。その他のカルト教団の教祖も演じていた。主の御心で蘇ったジム・ジョーンズは次々と信者を蘇らせる奇跡を起こした。そんなカイの話を遮るオズ。ウィキペディアは絶大。そこにはそんなことは書いていません。スマホですぐに知らべられる時代。嘘を言って作り話を話したらすぐにバレまっせ。カイの顔がこわばる。みんなの前で恥をかかされた屈辱。オズにそんな気持ちは微塵もない。間違ったことを得意げに言っているパパに真実を教えてあげただけ。それがパパの感情に火をつける。スマホを取り上げ執拗に踏みつぶすカイ。教祖様に反論してはいけません。子供だったから殺されなかったのかもしれません。独房に連れていかれるオズ。空気を読みましょうオズ。大人に間違いを指摘したら痛い目にあうことを学習しましたね。

カイ信じてないですよね。それはアリーが捏造したこと。カイのついた嘘。オズの本当の父親は自分であると嘘をついた。精子バンクの精子で妊娠したアリー。その精子を提供したのは自分だとカイは言い張った。そんな偶然があるはずない。しかし精子バンクでは提供者の個人情報は教えてくれない。なんとしてでも調べなければならない。オズの父親がカイなんて受け入れることができるはずがない。彼は嘘を言っている。精子の提供先も個人情報保護の観点から教えてくれないはず。どこの国でも最終的には金。受付の女性に頼み込んで金の入った封筒を見せたら一発でOK。そんな簡単に個人情報漏らしていいんですか?バレたら確実に首になりますがいいんですか?いいみたいです。精子提供者のファイルがアリーの目の前に出てきました。やっぱりカイは嘘をついていた。写真の男性はどこから見てもカイとは違いすぎる。そこでアリーの悪だくみ、カイを騙して一枚上手なところを見せましょう。ついでに受付の女性にお願いを。精子提供者の写真をカイの写真にチェンジ。これでカイが言ったとおりになりました。カイが言った嘘が本当だった。ややこしい展開。精子提供者のファイルをカイの前に置いたアリー。それを見たカイの表情が明るくなる。信じましたか?信じるんですね?信じれるんですか?自分が言った嘘が本当だったと喜ぶカイ。そんなわけないやん。なんでそんなことを信じるのか違和感ありまくり。アリーとオズとカイの三人。これで三人は真の家族と認められた。アリーの考えがわからない。カイと真の家族になりたかったわけではないよね。カイに信じ込ませたアリー。いったい何をしようとしているのか?

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