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【海外ドラマ】アメリカンホラー・ストーリー《1984》シーズン9第8話「安らかな眠り」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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第8話「安らかな眠り」感想・レビュー(ネタバレ

トレヴァーがそう思うのも無理はない。この先マーガレットの夫として生活を続けても生き地獄。この世に未練なんかあるはずがない。それなら自ら命を絶って幽霊となった愛するモンタナと永遠に一緒にいる方を取ります。でも、モンタナにとってはそんなトレヴァーの自分に対する純粋な気持ちが重たかった。素直に受け取ることができない。トレヴァーを欺いていた罪がののしかかる。あの惨劇を招いた責任の一端は自分にもある。弟の敵のブルックを殺すためにラミレスをレッドウッドキャンプ場に招き入れたのは自分だから。トレヴァーの命を奪う権利なんか自分にあるはずがない。死んで自分と一緒にいるよりも生きて自分の幸せを見つけてほしい。本心はトレヴァーの申し出を受けたかったはず。でも、そんなことできるはずがない。永遠に自分が犯した罪にもがき苦しまなければならない。トレヴァーのことを思えばこそ激しい言葉でトレヴァーを遠ざけた。

ドナは自分の罪滅ぼしがしたいだけみたいです。やっぱり自分のことしか考えていないみたい。ブルックのためとか言っているけれど自分のためだというのが丸出し。新聞記者もブルックが殺しておくべきでした。それを全力で止めるドナの行動は理解に苦しむ。金のことしか考えていない新聞記者。絶対にドナとブルックのことを売るはず。結局のところラミレスたちにつかまって殺されてしまいました。これでキャンプ場からは出られません。新聞記者なのに情報を世界に発信できません。それはそれで地獄の責め苦よりもつらいかもしれない。全ては自分が呼び込んだ不幸。自分からブルックとドナに近づいたのですから自業自得。誰にも文句は言えません。

ラミレスも盛大に殺しましたね。カジャ・グー・グー懐かしいわ。殺したらあきません。自分がファンじゃないとあっさり殺してしまうラミレス。自分がファンのビリー・アイドルは殺さないようにマーガレットに念押ししてたのに。カジャ・グー・グーもスタッフも死んだことに気づいていない?普通にコンサートの準備してますやん。確かに死体をバスの中に残したままはまずい。というか普通は警察に通報しますよね。やっぱりおかしいマーガレット。虐殺もベンジャミンの母親にささやかれただけではないみたい。元からおかしかったから大虐殺を行ったんでしょうね。普通の人ならいくらささやかれても虐殺を起こすことはなかったはず。バスの中の死体を見てもなんとも思っていない。警察に通報するどころか秘書のコートニーに片付けろと命令している。こんなんパワハラ認定です。死体の片づけなんて秘書の仕事になかに入っていませんから。逃げ出せばいいのにコートニーも真面目に死体の片づけをしてる。この人もおかしいです。さすがマーガレットの秘書を何年も続けていただけのことはある。

恨みを買うのはしょうがない。ミスター・ジングルズとして殺人を行ったのは事実ですから。殺された人たちにしたら許せるわけありません。ゼイヴィアの言う通り、輝ける未来への道を閉ざされたんですから。いくら息子の命が危ないと言っても説得力ありません。それはベンジャミンだけの都合で殺された犠牲者たちには全く関係のないこと。ボビーが現れたのは苦しんでいるベンジャミンの姿を見かねてということなんですか?苦しんでいる兄を助けるために姿を現したんですかね。結果的にラヴィニアもボビーと再会できて穏やかな顔になっています。でも、ベンジャミンは悔やみますよね。自分が気を失っている間に息子がラミレスに殺されてしまったかもしれない。幽霊になったら時間の感覚がわからなくなるようですから。あれからどれだけの時間がたったのかもわからない様子。気がかりだけど確かめることができない。心配で心配でしょうがないけれど気持ちがすぐに切り替わるのはどうなんですか?ラヴィニアに諭されるベンジャミン。確かに弟のボビーとは再会できて親子三人がそろいましたけど、ベンジャミンの息子のボビーのことは解決していません。悲しみ後悔するベンジャミン、ラヴィニアの言葉で息子のことは忘れてしまったかのように弟と水鳥に餌をやり始めます。大丈夫ですか?そんな簡単に息子のことをあきらめていいんですか?

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