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【海外ドラマ】ARROW/アロー【DC】シーズン5 第17話「オリバーの告白」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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ARROW/アロー公式サイトから引用
© 2018 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.

第17話:「オリバーの告白」レビュー

オリバーの本性を見抜いていたチェイス。
大義のための殺し。
手帳の人物は悪人だから報いを受けさせる。
報いを受けさせるためにやったこと。
殺さなければならなかった。
しかし、それは全て自分を正当化させるための口実。
心の奥底では殺しを楽しんでいた自分がいた。
ロシア時代に作ったフードの怪物。
それは自分自身とは違う別の人格。
自分は殺しなんかしない清廉潔白。
そう信じたかった。
しかし、本性は違っていた。
フードの怪物を作ろうがそれは自分自身。
アナトーリの言う通りいずれ別人格の怪物が自分を飲み込んでいく。
気づけば殺しを楽しんでいた自分がいる。
しかし、それを認めるわけにはいかない。
だから、手帳を見付けた時は心底嬉しかった。
これで大義のためと殺しを行うことができる。
そう思い込んだ自分がいた。

タイアナの母親を巻き込んだのはオリバーの責任。
コバールにバレたらどうなるかは想像できたこと。
タイアナの母の護衛が襲われているのにタイアナの母が無傷で戻って来たら疑われるのは予測できたこと。
ブラトヴァに護衛させるとか手はあったはず。
そんな配慮をしなかったオリバーの失態。
拷問され殺されたタイアナの母。
一家全員を死に追いやったオリバーの責任。
コバールを倒したところで母が死んでしまったらタイアナも浮かばれない。
本末転倒。
目先のことしか頭にないオリバー。
驚きなのはコバールとマルコムが繋がっていた事。
いろんなところに顔を出すいっちょかみマルコム。
オリバーとマルコムの当人同士は知らないが意外なところで繋がっていた。
殺したはずのコバールが死んでいなかった。これもマルコムのやったこと。こんな前からオリバーの邪魔をしていたマルコム。今現在コバールはどこで何をしているのか?

イブリンは、どこまでオリバーを苦しめるのか?
あれが全て演技だったとは開いた口が塞がらない。
観てるこっちも完全に騙されていた。
チェイスに脅されて犠牲になる振りをしてオリバーの怒りを引き出す役目。
見事役目を全うした。
数多くの殺しをやって来たオリバーでも見抜けなかった迫真の死体演技。
オリバーは怒りで冷静な判断ができなくなっていたのか?
冷静であれば本当に死んでいるのか演技なのかの判断はできたはず。
今まで数多くの死体を見て来ているからこそ見抜けるはず。
それなのにあっさりイブリンに騙されたオリバー。
自分の本性を告白して意気消沈。
認めたくなかった自分の本性。
チェイスはそれを聞いてどうしたかったのか?
それを告白したオリバーが苦しむ事を予想して告白させたのか?
もし、そうならオリバーはかなりのショックを受けている。
基地に戻って来たオリバーの口から信じられない言葉。
もうやめるとアロー引退宣言。
このまま続けることで殺しの欲望を抑えきれなくなる事を予想しての引退宣言なのか?
そうなれば見事チェイスの勝ちとなる。
どうしてしまったオリバー。
茫然と開いた口が塞がらないチームの面々。
こんな終わり方でいいのかオリバー・クイーン?

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