注意:ネタバレ
SSSS.GRIDMAN公式サイトから引用
Ⓒ円谷プロ Ⓒ2018 TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
レビュー
アカネに刺された響。凶器はカッターナイフ。凄い血だまり出来てる。カッターナイフで致命傷を与える事は出来るのか?切羽詰まったアカネ。渾身の怪獣を次々投入しても負け続き。グリッドマンに勝つために卑怯な手しか選択無し。響を殺せばグリッドマンは出てこない。パソコン壊せば追い打ちかけれる。この世界を作った神様なのに思い通りにいかなくなってきた。困惑する神様。自分が直接手を下さないといけなくなってしまった。一刻を争う事態なのに救急車を呼べない事態。何とか病院に到着。急所を外れていて命に別状なし。あれだけ出血してたのに、命に別状なし。医者が言うから間違いなし。取りあえずは安心したが意識が戻らない。
怪獣を作る気ゼロのアカネ。アレクシス・ケリヴに催促されてもガン無視続行。途方に暮れたアレクシス・ケリヴ。使い古しの怪獣を総動員。対抗するグリッドマンは出動不可。街を守るヒーローにグリッドナイトのアンチ大抜擢。正義のためとか考えてない。世話になった恩を返すだけ。怪獣なりに人間の礼儀を学んでいる。変身してグリッドナイトの参上。多勢に無勢。次々湧いてくる怪獣軍団。グリッドナイト一人では荷が重すぎる。ボロボロになり疲弊する。このままでは限界必至。
グリッドマンとパソコンの関係。壊れたパソコン修理が必要。それが直れば響は目覚める。本当の響きは心の底に追いやられている。響と思っていたのはグリッドマン自身。パソコンの中のグリッドマンと響は同一人物。表と裏。裏と表。一心同体。だから、パソコンが沈黙すると響が目覚めなくなっていた。なぜ、響の心を追いやって体を借りる事が必要なのか?まるでウルトラセブンのモロボシ・ダン。マックス達がパソコン修理にジャンク屋に戻る。アカネの元へ向かう六花。アンチはグリッドナイトとなって怪獣を迎え撃つ。それぞの役割。一人ポツンと残された内海。自分には何も役割が無い。怪獣が町を破壊するのを楽しんで観ていた傍観者。テレビでウルトラマンを観ている視聴者と何ら変わりない。自分の役割が分からない。何のために、ここにいるのか?苦悩する内海。
アカネを心配する六花。神の設定どおりの行動。神がアカネの親友と設定した。自分の設定どおりに自分を心配してくれている。それは、本当に設定なのか?アカネの思い通りにいかないことが起こっている。それぞれが自我を持って行動する事を始めている。六花の気持ちは六花自身の自我が生み出したのかもしれない。本当の親友とアカネを認識し始めている。アカネを心配する心は本心。設定なんて糞くらえ。アレクシス・ケリヴの催促。丁寧にアカネにお願いしている。丁寧な口調が逆に不気味で怖さ倍増。あくまでも怪獣を作る事を拒否するアカネ。六花の言葉でアカネの中で何かが変わりつつある。アレクシス・ケリヴは、何故そんなにアカネに執着するのか?怪獣作りはアカネしかできないみたい。アカネ自身にどんな秘密があるのか?この世界に囚われない響とアカネになんらかの接点があるのかもしれない。
アレクシス・ケリヴの声色が変わっていく。残酷な選択。拒否できない選択。選択の余地なし。アレクシス・ケリヴこそが本当の神。全ての黒幕。怪獣を作ってくれとは頼んでいない。君が怪獣になれば済む事。その言葉が一瞬理解出来ないアカネ。頭の中でグルグルとアレクシス・ケリヴの言葉が回っていく。六花の見守る中でアカネの体が光を帯びて行く。アカネの目に絶望が溢れ出す。やっとアカネは理解した。自分がアレクシス・ケリヴを利用していたのではない。アレクシス・ケリヴに自分は利用されていただけ。
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