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【映画】ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生公式サイトから引用
© 2018 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.

レビュー

冒頭から大迫力。グリンデルバルド、移送しなくていいのに。いらん事をするから、ややこしくなる。ずっとニューヨークに監禁していれば逃げることも無かった。でも、グリンデルバルドの信望者が画策した。裏切り者は、あちこちに潜んでいる。いつの間に、すり替わったのか不明。魔法での空中戦。飛行機はないけど、空飛ぶ馬車。魔法があれば、飛行機もいらんやん。グリンデルバルトは、魔法省の役人を殺さなかった。馬車から落としたのに、わざわざ魔法の杖を落として助かるチャンスを与えた。単なる気まぐれ?真意は不明。

ニュートは、自由に旅をする事を禁じられている。魔法動物を探したいけど探しにいけず。モヤモヤとする毎日。そんな事はないみたい。自宅の地下には魔法動物が一杯。世話をするだけでも大変そう。世話係の女性を雇っている。人を雇う余裕があるとは金持ち。ケルピーが泳ぎ回る大きな湖まで完備。もう、プールはいらない。ドライヤーの魔法は便利。どこでもいつでも、すぐ乾く。相変わらずニフラーは可愛すぎる。赤ちゃんまで出来てるよ。一匹分けて欲しい。ペットショップを開けば大繁盛。お馴染みのパン屋のおっちゃん、ジェイコブ登場。記憶なくなったはず。何事もなかったかのようにクイニーと一緒にニュートを訪ねて来た。なんで?記憶戻ってるけど。そんな簡単に記憶は戻るもの?違和感が半端ない。都合のよい設定。そんな簡単に記憶が戻るなら、記憶をなくす魔法をかける意味が無い。結婚するためにジェイコブに魔法をかける自己中のクイニー。魔法で心を捻じ曲げてまで結婚して嬉しいのか?ジェイコブの気遣いが分からないとは悲しい。禁断の恋。成就出来ない恋。クイニーは残念。本当に自己中すぎる。グリンデルバルトの言葉に騙されて行ってしまった。ジェイコブの事を愛していたのではなかったの?そんな事そっちのけで行ってしまった。残されたジェイコブ呆然。

クリーデンスは見世物小屋に潜んでいた。日本の妖怪代表の河童登場。西洋風に味付けされた河童は新鮮。もっと日本の妖怪出てこいや。綺麗な東洋人の女の子。見世物小屋にいるから、ただの女の子でないのは当然。本体が蛇とは引いてしまう。人間の姿は綺麗。心の中で葛藤する。どっち取るかは、あなた次第。クリーデンスは、彼女と一緒に逃げだした。寂しかったのか?なんで、彼女だったのか不明。その辺は、一切語られていないので分からない。ズーウーは、今後も活躍しそうな動物キャラ。猫じゃらしみたいなのに興味津々。図体の大きな猫。可愛いやん。ニュートには、すっかり懐いてしまってる。甘える仕草が、また可愛い。でも戦いになると無敵のズーウー。ニュートが次々と新しい動物を仲間にするのはポケモンみたい。

hogwarts

グリンデルバルトはクリーデンスの強大な力を手に入れたかった。仲間に引き入れてこれだけ頼もしい味方はいない。赤ちゃんを入れ替えるとはリタの罪は大きい。いくら泣き声が煩わしいと言っても入れ替えるのはひどすぎる。そんな事をするから話がややこしくなってしまう。リタの実の父親は鬼畜。人様の妻を魔法をかけてさらって行くとは、そんな事が許されるのか?魔法使いのモラルはどうした。リタを追って来た黒人。登場した意味不明。母を奪った男への復讐。男が一番奪われたくないものを奪うため。そんな目的もあったね。リタとは腹違いの兄妹。リタは、これから活躍するのかと思っていた。それがグリンデルバルトの炎に焼かれて消滅。今までの伏線は何だった?空気みたいな兄だけ残って、どうするの?

血の儀式とは兄弟の契りみたい。儀式をした者同士は戦う事を禁じられる。それを破ったらどうなる?とんでもない事が起こるに違いない。お互いに命を失う?もしかしたら、何も起こらないとかあるのかな?約束だから、キリッ!みたいな事はやめて欲しい。自分はグリンデルバルトと戦えないダンブルドア。そんないきさつでニュートに頼みに来た。ニュートの立場を分かっているのか?今度、ニュートが問題を起こせば危ないよ。ダンブルドアのセーフハウス。そこにいたミイラみたいに干からびた老人。いったい、何者なのか?相当、長生きしてるみたい。200年間戦っていないと言っていた。前作で登場してたのか?人の名前が覚えられない。それは、誰?と言う人が多すぎる。観に行く前に前作を観て復讐する事必至。そうすれば、もうすこし物語を楽しむことが出来たのかもしれない。

これは、ニュートの物語であってクリーデンスの物語。裏の主役はクリーデンス。赤ちゃんを入れ替えて数奇な運命に翻弄される。あの人の弟になるのかな?あの人は知ってるの?グリンデルバルトは知ってたね。それを知ってたから仲間に引き入れようとしていた。強大な魔力。仲間にすれば、これだけ頼もしい奴はいない。杖を一振りで山を破壊。本気になったら、どれだけの力を発揮するのか?次作ありきの本作。次につなげる気満々の終わり方。見ているこっちは消化不良。週に一回のドラマなら待ってもいい。でも、これは映画。次作が公開された時には本作の内容はスッカリ忘れているはず。取りあえずは綺麗な終わり方で幕は閉じて欲しい。全五作の予定らしい。ハリーポッターほどヒットしてるの?そうでなければ次作も危ういよ。ホグワーツ城が出て来たりハリーポッターファンにはワクワクする場面満載。でも、そこまでのめり込んでいない一般枠の人達はどうなんだろう?映像は大迫力。そこだけが頭に残ってる。肝心な物語が心に響いてこない。映像に重きを置き過ぎて物語が負けてしまってる。後世に残る作品は心に残る物語が必至。映像は称賛に値する大迫力。次作ではそれに負けないぐらいのワクワクする物語を見せて欲しい。

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