注意:ネタバレです
Infini T Force 公式サイトから引用
©タツノコプロ/Infini-T Force製作委員会
レビュー
感動の最終回。
良かった。
こんな終わり方もありやと思う。
健、科学忍法火の鳥を一人でやって、燃え尽きてしまったのかと思った。
城二が意味深な感じで
「健は…」
て言ってたから二度と会えないかと思ってた。
もう、飛び上がって万歳しそうになった。
物凄い音と共に健が空の彼方から滑空して戻って来た。
凄いスピード感。
頭の中で鳴り響いた
「誰だ、誰だ、誰だ、空の彼方に踊る影」
あのフレーズが鳴り響いた。
感動の嵐。
一道が消滅してケースが笑の手に戻った。
世界を元に戻す笑。
世界を元に戻すと言う事は、笑の命の安全は保障されないと言う事。
でも、保証された未来なんか未来ではないと笑は結論付けた。
何があるか分からないのが未来。
誰かがひいたレールの上を歩くだけでは自分の未来ではない。
一道が娘を思う気持ちは痛いほどわかる。
でも、それは歪んだ愛情。
怨念になった父の歪んだ愛情。
笑はヒーロー達の力を借りて、父の歪んだ怨念の愛情を打ち破った。
自分の人生、自分の世界、本当の父の愛情を取り戻した。
世界が戻ったことで、ヒーロー達のそれぞれの世界の悪も復活した。
再び、それぞれの世界の平和を守るために、それぞれの世界に帰って行ったガッチャマン、ポリマー、キャシャーン、テッカマン。
広い家で一人ぼっちの笑。
寂しいね。
普通の高校生に戻った笑。
父の墓で声をかける笑。
父の愛は充分理解していた。
大好きな父親。
笑を守りたい一心。
笑にとっては最高の父親。
娘を持つ父なら、一道の気持ちは痛いほどわかるはず。
助けたい一心で、盲目になってしまう事も理解できる。
娘が助かるなら、他のものはどうなってもいい
娘の命がかかれば、父親ならばそうなってしまうのは共感できるに違いない。
でも、笑はそれを受け入れることは到底できなかった。
父が自分のためにやってることは、痛いほど理解できる。
でも、他の人たちの犠牲の上に、自分の命が永らえている事は納得できない。
一道の呪縛を解き放ち普通の生活に戻った笑
以前の笑よりも生き生きしてる。
毎日が充実してる。
一道が笑の名前に込めた思いが実現してる。
以前は笑顔がほとんど見られなかった。
でも、いまは笑顔に溢れてる。
一道の想いが届いている。
不吉な兆候が現れている。
バッドエンドだけはやめて欲しい。
カフェの看板が落ちて来た。
もう少しで笑の上に落ちてくるところ。
一道の加護がなくなって、死神が迫って来てるのか。
トラックが突っ込んでくる。
やっぱり、死んでしまうのか。
一道が予想してた通り、パワーが注がれなくなり、笑は死んでしまうのか。
笑の想いがパワーに変わる。
死にたくない。
トラックが光になり、粉々になり通り抜ける。
笑にケースの力が残っていた。
残っていたのか宿っていたのか分からない。
でも、強く思う事で力を使えるようになった
笑は、守られる存在ではなく、スーパーパワーを手に入れたヒーローの一人となった。
見た事のある風景。
彼らと共に戦った時に来た別次元の世界。
健!
サングラスしてる。
笑と意見が合った。
思わず笑ってしまった。
サングラス、ダサい。
エンディングの後のストーリー。
健が笑に助けを求めてる。
笑の持ってるケースの力が必要なのか。
一緒に来てくれと、バードスーツをまとったガッチャマンが、笑を抱えて空を飛ぶ。
これって映画に続くんやね。
演出が憎すぎるわ。
こんなん見せられたら、映画見に行きたくなるやん。
最終回なのにオープニングがないなと思ってたら、ここからオープニングのテーマソングが始った。
今までの名場面が流れていく。
思い出の場面が流れていく。
感動で涙が溢れそうになる。
こんなに感動できる作品は、そうそうないよ。
映画も見たいけど、シーズン2もやって欲しい
これだけ完成度の高い感動できる作品なのに、騒がれないのが不思議。
深夜アニメなので視聴者の絶対数が少ないからかもしれない。
子供から大人まで、男でも女でも楽しめる作品
最終回なんて寂しすぎる。
タツノコプロさん、是非続編を作って下さい。
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