注意:ネタバレです
あらすじ
ラインヘルツ家の三男、クラウス・V・ラインヘルツに仕えるコンバットバトラー、ギルベルト・F・アルトシュタイン。
彼は、仕事中にギックリ腰になってしまう。
クラウスの世話をするのも、ままならないギルベルト。
ラインヘルツ家のメイド長キャスリーン・ベイツから連絡が入る。
代理の執事、フィリップ・レノールが派遣されてきた。
彼は、執事としては完璧な仕事をこなした。
ギルベルトが淹れた紅茶しか飲まないクラウス
血界戦線&BEYOND 公式サイトから引用
©2017 内藤泰弘/集英社・血界戦線 & BEYOND製作委員会
彼はフィリップの淹れた紅茶に口を付けた。
しかし、フィリップはヘルサレムズ・ロットの怖さを知らなかった。
街を案内してもらっていたレオナルドが財布をすられる。
瞬時にスリを取り押さえ財布を取り返すフィリップ。
普通の街では、それでよかったのかもしれない
しかし、ここはヘルサレムズ・ロット。
フィリップはスリに報復される。
拉致されたフィリップ。
彼がライブラの関係者である事がバレてしまう
脳を抜かれて帰って来たフィリップ。
彼はライブラの情報を盗むよう指示されていた
仲間が傷つけられたことに気付いたギルベルト
彼はフィリップの脳を取り戻すために愛車を出動させた。
スリと仲間たちは、ギルベルトの逆鱗に触れたことに気付いていない。
彼らは、決して怒らせてはいけない者を怒らせてしまった。
感想
ギルベルト・F・アルトシュタイン、怖すぎ。
普段、温厚で優しい人を怒らすと怖いわ。
にらまれただけで、おしっこチビってしまうよ
あの怒った時の目つき、ただ者やないね。
豹変した時の声の変わりようがリアルやったわ
銀河万丈のええ声。
豹変した時の迫力は、背筋がピリピリしたよ。
ちょっとギレン・ザビが入ってたけど。
ラインヘルツ家に仕える執事やから、ただの執事ではないと思ってた。
でも、ここまでの戦闘能力があるとは驚き。
こんなにすごいスーパー執事やのにギックリ腰には勝たれへんのやね。
誰かに支えてもらえへんかったら崩れてしまう
何とか仕事をこなそうとするけど崩れてしまう
クラウスの世話する人がおれへんようになる。
だから、メイド長のキャスリーン・ベイツがフィリップ・レノールを派遣したんや。
メイド長の推薦だけあって、執事としては完璧やね。
執事としては。
普通の街なら完璧やった。
でも、ここはヘルサレムズ・ロット。
普通の街と違うからね。
腕ぷっしに自信があったみたい。
レオナルドが財布すられたのを取り返した。
普通の街なら
「ありがとう」
で済んだかもしれへん。
ヘルサレムズ・ロットでは、余計な事はしない方がよかったんと違うかな?
レオナルドも、ここの住人やから心得てる。
財布は空で、お金は分散させてた。
そのまま、ほっといてもよかったやん。
警戒するのを怠ったね。
この町では、知らん店に入ったら二度と帰って来られへんかもしれへんのに、そんな事も知らんかったんや。
普通の街の感覚でバーに入ったつもりやけど罠やったやん。
脳みそ抜かれてえらい事になってしまったね。
ギルベルト、フィリップの背中を指でトントンしてモールス信号みたいなんで会話してる。
カッコええ~。
メッチャ、クールやん。
敵に悟られんように、この方法をとったんやね
ギルベルトの車、カッコよすぎる。
出動する所なんかバットモービルやん。
カーチェイスのシーンも迫力満点。
いろんな武器のギミックも凄かったわ。
変形する所もしびれたわ。
車の幅が縮まったけど、後部座席に乗ってた四人は大丈夫やったんかな?
普通の形態の時でもギチギチやったけど。
思ってたらレオナルドがフィリップの後ろに移動してたんやね。
ギルベルトが、頭をかち割られた時はビックリしたわ。
もしかして、車にギルベルトの本体があって体を操ってたのかなと思った。
頭をかち割られたギルベルトが敵をギロッとにらみつけて、もう一回ビックリした。
再生者(レゲネラトーア)やったんやね。
でも、致命傷やないと発動しないんや。
だから、ギックリ腰程度やと治らんのやね。
「あなた達に三つの選択肢を与えます」
ここは、カッコよかったわ。
三つ目は、怖かったね。
「どこまでも追いかけて殺します」
普通の口調で言うてるのが余計にゾクゾクした
いつも、控えめで温厚なギルベルトが大活躍した第5話。
最高やったわ。
フィリップは、ヘルサレムズ・ロットの怖さを存分に味わったみたい。
ギルベルトに誘われたけど、ライブラとは金輪際、関わりたくないみたいやね。
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