注意:ネタバレです
あらすじ
某国のゲーネン将軍は、血界の眷属の兵士化を計画していた。
諜報機関人狼局のチェインたちがゲーネン将軍を襲撃する。
襲撃の直前、ゲーネン将軍には謎の女から警告の電話がかかっていた。
襲撃は成功して血界の血族を兵士化する計画は中止に追い込まれたかに見えた。
しかし、ゲーネン将軍は懲りてはいなかった。
血界の眷属のウィルスを弾頭に仕込んだミサイルを発射する計画を推し進めていた。
明らかに罠。
しかし、ミサイルの発射を阻止しなければ大変な事になってしまう。
敵に発見されないように、チェイン達はミサイル基地への高高度からの生身での降下を試みる
血界戦線&BEYOND 公式サイトから引用
©2017 内藤泰弘/集英社・血界戦線 & BEYOND製作委員会
ゲーネン将軍たちと電話で話す謎の女。
裏で糸を引いていたのは、かつて組織を裏切ったベルベッド・ラインカイマーだった。
彼女は人狼の能力を封じるため、13王の一人過敏王ゼオドラと契約して感覚を極限まで研ぎ澄ます能力を得ていた。
敵地に侵入したチェインたちは人狼局から、その事実を知らされる。
コンピュータールームでミサイルを無効化させるために操作する人狼たち。
彼女たちに感覚を極限まで研ぎ澄ましたベルベットの魔の手が伸びていた。
感想
仕事が出来る人って、こんな感じやね。
チェインの部屋、ゴミ屋敷やんか。
こんなん、絶対彼氏できひんし結婚できひんわ
なんか部屋も服も臭そう。
でも、人狼の能力あるから臭いも希釈してるんやろうね。
毎日、シャワー浴びたりしてるんかな。
あの、部屋を見たら仕事以外のあらゆる事が面倒くさそうやけど。
典型的な仕事人間。
それ以外の事をする気力はなし。
結婚しても仕事一筋で家庭を顧みないから離婚するのは目に見えてる。
そうなるのは分かってるから最初から結婚なんかしない方がいい。
でも、結果的にゴミ屋敷があったから戻って来れた。
チェインが密かに思いを寄せるスティーブン
彼には絶対にゴミ屋敷を見られたくなかったんやろうね。
こんな女らしい所もあるんや。
だから、符丁に残してたんやね。
スティーブンは、訳分からんかったやろうね
チェインの気持ちに気付いてないから。
それに、存在が消えかかってたからチェインの記憶も薄れてたはずやから。
ドアを開けてお互いにビックリやね。
スティーブンは、開けたらゴミ屋敷。
チェインは、あわてて片付けてたらスティーブンに見られてしまった。
スティーブン、椅子ぶつけられて踏んだり蹴ったりやんか。
人狼局の局長と次長、それにクラウスはガッツポーズ。
人狼やから狼の姿になるのかと思ったら違うんやね。
なんで人狼なんかは、よくわからんわ。
存在を消せるから、どこへでも見つからずに入り込める。
だから諜報機関に向いてるんやね。
ライブラには人狼局から出向という形になってるんや。
どこにでも、裏切り者っておるもんやわ。
ベルベッド・ラインカイマー、かつて人狼局を裏切った。能力を無効化されて組織を放り出された奴。
逆恨みみたいなもんなんかな?
13王の一人、過敏王ゼオドラと取引しよった。
どんな取引をして、その能力を手に入れた?
究極の感覚で存在を消してる人狼を捕える事が出来るようになったんやね。
かつて、同じ能力を持ってたからこそ弱点も分かってた。
チェインの能力はメンバーの中でも秀でてたんやね。
だからこそライブラに出向してるのかも
究極まで存在を消した。
自分が最初から存在しなかった事になるかもしれないリスクを恐れずに。
なんで、チェインはここまでのリスクを冒す事が出来たのか?
このまま、消えてしまっても現世に何も未練がなかったのか?
絶対に戻ってくる自信があったのか?
何も考えてなかって必死やっただけ?
ベルベットも負けじと感覚を増幅した。
チェインはこれを狙ってたんやね。
計算どおり。
チェインの方が一枚上手やった。
銃を実体化。
発砲。
感覚を最大に増幅してたベルベットには、核ミサイルぐらいの衝撃があったんやろうね。
今回、ゴミ屋敷のおかげで現世に戻って来れた
悩むところやね。
また、危ない目にあうかもしれへし。
部屋は片付けんと、このままにしといた方がええのかな?
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