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【アニメ】進撃の巨人 シーズン3第53話「完全試合(パーフェクトゲーム)」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

shingekinokyojin
進撃の巨人公式サイトから引用
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

レビュー

獣の巨人の作戦の圧勝。人類に逃げ道無し。前から獣の巨人の石つぶて。後ろからは、超大型巨人。リーダーは万能ではない。皆が策を求めてるが手詰まり。アルミンには荷が重すぎる。リーダーを命じられたけど考えが浮かばない。この状況で、どうしろと言うのか?調査兵団はほぼ全滅状態。ハンジの生死も不明。頼るべきものが誰もいない。立体起動装置で雷槍を打ち込んでも超高温の熱気で無力化。巨人化したベルトルトは無敵。超大型巨人の足にすがって無謀な足止め作戦。無力すぎる。子犬のように放り出されるエレン。壁にめり込み意識消失。増々、事態は悪化。

エルヴィン・スミスの覚悟。心臓をささげる気などなかった。全ては自分のためにやって来た事。しかし、追い詰められた今、この心臓をささげる時。それしか方法はない。調査兵団の兵士達。心臓をささげると言葉では分かっていた。そんな時が来るなんて夢にも思っていない。いざ、その時になって後悔の念。そんな気は微塵もなかった事に今になって気づく面々。しかし、やらなくてもやっても死ぬ運命は変わらない。それなら一矢報いるための囮なって死ぬ方が人類のためになる。じっとしていても石つぶての下敷きになって死ぬのは時間の問題。全てはリヴァイにかかっている。

apocalypse

巨人が勝利するのか?人類が勝利するのか?不敵な獣の巨人。何のために人類を滅ぼすのか?鎧の巨人までが復活した今。人類滅亡のカウントダウン。馬に乗って獣の巨人へ特攻するエルヴィン・スミス。鬼気迫る表情。物凄い緊迫感。死への覚悟がひしひしと伝わってくる。息が詰まって吐き気まで襲ってきそう。まるで自分の心臓を掴みだされるような感覚。容赦ない石つぶて。次々と消し飛ぶ兵士たち。人の形を成さない残骸。それが誰の体の一部かも分からない悲惨な状態。囮となる事でリヴァイが獣の巨人を仕留める確率を上げる捨て駒。巨人たちの間を立体起動装置で獣の巨人に近づくリヴァイ。

獣の巨人に気付かれたら計画は失敗。その時点で人類の絶滅は確定する。獣の巨人を仕留める事が出来れば人類勝利の突破口が出来る。そのためにもリヴァイに失敗は許されない。アッカーマンの血を受け継ぐ男。これ以上の人選はない。エルヴィンの心残りはエレンの家の地下室。あの地下には父が殺されなければならなかった真相があるはず。見たい。知りたい。死にたくない。せめて、それだけを知ってから死にたかった。しかし、願いは叶うはずはない。自分達が囮にならなければ事態を打開する事は不可能。全てはリヴァイが獣の巨人を倒せるかにかかっている。リヴァイの背中にのしかかるエルヴィンの覚悟。重すぎる。

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