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第8章(最終章)「スターコート・バトル」レビュー
マレー痛恨の凡ミス。
思い込みって怖いね。
アレクセイがプランク定数がコード番号って言ってたからって自分の知ってるものと同じとは限らんやん。
アレクセイがいればよかったけど残念なことに死んでしまったから今更聞きようがない。
マインドフレイヤーは暴れまくってるし計画を中止するわけにもいかへんよ。
そこで困った時の天才少女スージー。
まず、実在するのかが疑問。
ダスティンはキャンプで出会ったと言ってるけど誰も会った事も見た事もない。
みんなダスティンの妄想やと思ってた。
年頃の少年がする空想。
キャンプで出会った憧れの人。
こんな切羽詰まった時にも出てくるとは相当強い妄想。
と思いきや実在してたんや。
もうひとつビックリしたのがスージーの方もダスティンが大好きみたい。
まさかの相思相愛。
しばらく通信できなかった罰にダスティンに歌をリクエスト。
歌わなければプランク定数は教えてくれない。
もう、歌うしかない。
歌わなければ裂け目を閉じることができずに世界が裏の世界に浸食されてしまう。
鍵はダスティンの歌。
もう、最高。
懐かしすぎて涙が出てくる。
ここでこの選曲を思いつくのは凄いセンス。
ダスティンとスージーのネバーエンディングストーリーの大合唱。
だんだんとノリノリになってくるダスティンを見るエリカの冷たい視線。
歌い切ってプランク定数を教えてもらいスージーと愛を語り合うダスティン。
容赦なく無線を切るエリカ。
エリカ恐るべし。
エルの言葉で我に返るビリー。
エルがみたビリーの昔の記憶。
ビリーを見守る母親。
サーフィンを楽しむ少年のビリー。
楽しい記憶。
母が失踪して何も信じられなくなったビリー。
心の奥底に封印していた母の記憶。
それを呼び覚ましたエルの言葉。
自分を取り戻したビリーがマインドフレイヤーの呪縛を解いた。
エルに能力が戻っていればビリーを助けられたかもしれない。
身を挺してエルを守ったビリー。
ビリーの行動がなければエルは確実にマインドフレイヤーにやられていた。
エルがやられてしまったらこの世界の助かる道は閉ざされる。
今回は裂け目を閉じることが出来たがいつまた裂け目が開くか誰にも分からない。
裏の世界は無くなったわけではない。
いつかまた裂け目が開いて責めてくるに違いない。
そうなった時にエルは裏の世界の怪物たちにとって最大の脅威となるに違いない。
エルを守ったビリーの行動は大きな意味を持っている。
正直なところビリーが我に返り人間に戻り次のシーズンでの活躍も期待していた。
でも、見事にその期待は打ち砕かれた。
ビリーにとってはこれでよかったのかもしれない。
少年時代の母との記憶を思い出し本来のビリーに戻って死ぬことができた。
手の付けられない不良ではなく英雄として散ったビリー。
キャラが立ってただけに残念。
裏の世界との裂け目を広げようとしていたソ連の奴ら。
いったい何が目的で敵国アメリカの地下にあんな大規模な施設を作っていたのか?
目的は裏の世界の怪物たちの軍事利用?
確かに裂け目を広げて怪物たちがこっちの世界に出て来たらアメリカ軍でも太刀打ちできないかもしれない。
自分たちが手を下さずとも裏の世界の怪物たちが敵国アメリカを無きものにしてくれる。
そんなシナリオでも書いていたのか?
でも、それが制御できなければアメリカから世界に広がって自国ソ連も同じ末路を辿ることは容易に予測できるはず。
最後に出て来たカムチャッカに囚われたデモゴルゴン。
人型の進化したようなデモゴルゴン。
あれも軍事利用のために捕らえているのか?
しかし迷惑な奴ら。
人の庭に入り込んで危険な実験をするとは常識を疑う。
最初から常識なんか持ち合わせていないのかもしれない。
目的のためには手段を選ばず。
目的のためには敵国に入り込んで大規模な施設でも作る奴ら。
自国でしなかったのは裏の世界と繋がってるのがホーキンスだけだから?
もし、世界中が裏の世界と繋がっているのならわざわざアメリカに来て実験をする必要はないはず。
そう考えるとホーキンス自体が特殊な環境であるという結論が出る。
なんでそんな特殊な環境なのか?
はるか昔からなのか?
なにかのきっかけがあったからなのか?
エルたちの研究所がホーキンスにあったのも関係があるのか?
ソ連の装置の大爆発。
これで裂け目は閉じられた。
爆発の後にホッパーの姿がない。
でも、生きてるよね。
死んでないよね。
こんな最後は悲しすぎる。
爆発に巻き込まれた描写も無かった。
もし、死んでいたのなら確実に最後であるという描写があるはず。
それに最後のカムチャッカでのシーン。
ソ連の軍人が「アメリカ人はいい」とハッキリ言っている。
爆発の後になだれ込んで来たソ連の兵士たち。
ジョイスとマレーは何とか逃げることができた。
もし、ホッパーが生存していたならソ連の兵士たちに拉致されているはず。
装置の先に逃げ道はないはず。
あれだけの兵士を全員倒して逃げることも不可能なはず。
装置を爆破した責任を取らせてその場で殺す事も考えられるが、そんな描写も無かった。
やっぱりホッパーは生きてカムチャッカに幽閉されてるのか?
もしそうだとしても脱出するのは不可能に近い。
仲間はいないし。
だれもホッパーが生存している事を知らない。
ジョイスもホッパーが死んだと思っているはず。
思っているというよりあの状況で生きていると考える方が無理がある。
生きているとしたらどんな展開になるんやろ?
エルはジョイスが引き取ったんやね。
ホッパーがいなくなったから誰かが面倒見ないといけないもんね。
でも、悲しいね。
あんなスピーチの原稿が残ってるから余計に悲しくなってしまう。
ジョイス家はホーキンスを出て行くんやね。
なんかみんなとの別れが悲しいよ。
小学校の時とかあったよね。
友達グループの誰かが学年なかばで親の事情で引っ越していく。
引っ越しの当日に見送りに行って別れの挨拶。
なんか自分の経験とリンクして悲しくなってしまう。
結局、エルの能力は失われたまま。
全エネルギーを使い果たしてしまったからなのか?
もしくは精神的なショックからが原因?
でも、マイクが言ってたように何らかの形で能力は戻るんやろうね。
そうでなかったら次に裏の世界の怪物たちが攻めてきた時の対抗手段がなくなってしまう。
大丈夫かな?
ホッパーを失った心の傷は大きいはず。
なんとか立ち直れエル。
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