注意:ネタバレ
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レビュー
何十年もの孤独。どんなに辛かったのか想像もつかない。人類が絶滅した未来から抜け出せなくなった5号(エイダン・ギャラガー)。並みの精神力なら自ら命を絶ってもおかしくない。ドローレスはマネキンだと理解している。そんな事は分かっているが話さずにはいられない。黙ったままでは気が狂いそうになる現実。孤独がこんなに辛いとは思わなかった。街に残された本を読み漁った。何とか元の時代に戻りたい。何かヒントがあればと調べまくったが成果なし。ドローレスとの一方的な会話が続いて行く。何十年ぶりかの人の気配。歴史を裏から操っていた組織コミッション。時間を飛び越える能力を持った5号はマークされていた。女の名はハンドラー。仕事の依頼。任務を遂行すれば元の時代に返すとの約束。信じていいのかどうかよく分からない。しかし、他に方法は無し。半ば元の時代に戻ることは諦めていた。一か八か試してみる価値はあり。組織の依頼で障害の排除。歴史的な事件の立会人。ケネディ暗殺を指令されていたが元の時代に戻ってみる事を試みた。その結果、兄弟たちの目前に降臨。見た目の年齢を戻し過ぎて少年のままの自分。チャチャ(メアリー・J・ブライジ)とヘイゼルは当時の仕事仲間。組織との契約を破った5号を連れ戻すためにこの時代に来ていた事実。
クラウス(ロバート・シーハン)が時間旅行から帰還。どこかの時代へ飛ばされて約一年を本人は過ごしてきた。。実際には数時間しか経っていない。見た目も変わったが人格も変わってしまった。どこかの戦場で過ごしていた。軍人として戦っていた。戦友を失った悲しい体験。心に深い傷を残していた。以前のようなチャラい感じが薄まっている。タイムマシンの大きなトランク。しっかり持っている手は血にまみれている。このトランクのせいで悲しい経験を強いられた。もったいない事この上ない。壊さないで調べれば人類は時間旅行の技術を手に入れたかもしれない。人類の発展なんてどうでもいい。これのおかげで、どこかの時代に飛ばされて戦場に放り込まれた。装置に対して怒りしかなし。破壊してしまった。取り返しがつかない。
レナードを疑うアリソン(エミー・レイヴァー・ランプマン )。確かに怪しい人物。人の良さそうな感じにヴァーニャ(エレン・ペイジ)は騙されている。首席奏者が行方不明。次の首席奏者のオーディション。迷うヴァーニャを後押し。父に毎日飲むようにと言われていた薬。飲んでいないのに調子がいい。こんな清々しい気持ちは何年ぶり?薬を捨てた張本人のレナード。ヴァーニャのこの反応も想定済み。分からないことは図書館で調べる時代。インターネットが普及する以前の時代。アリソンはレナードに違和感を感じている。彼の事を調べるアリソン。チャチャとニアミス。彼女はヴァーニャの著書を読んでアンブレラ・アカデミーの事を学習。なぜ、自分は普通なのか?それは普通と思い込まされていただけ。ハーグリーブスがヴァーニャにそう思い込ませていた理由は不明。薬で能力を抑え込んでいた。
首席奏者のオーディション。審査員は全く期待はしていなかった。ほとんで流れ作業。聴く気ゼロ。ヴァーニャが演奏を始めると不思議な波動が広がって行く。人を虜にする波動。審査員もヴァーニャの演奏の虜になった。感動しまくり聞き入っている。いったい、何が起こっているのか?その波動は街にまで静かに広がる。不気味な兆候。レナードは、こうなる事を知っていたに違いない。レナードの家の天井裏に転がっている首席奏者の死体。レナードが全てをお膳立て。何を見返りに期待しているのか?アリソンの胸騒ぎが的中。女心をくすぐられ有頂天のヴァーニャ。レナードに首ったけ。アリソンの忠告に聞く耳持たず。
クラウスとディエゴ(デビッド・カスタネダ)がアイスクリーム屋の車に乗って地獄の黙示録。全く迫力無し。突然、5号以外の時間が止まる。ルーサー危機一髪。時間が止まらなかったら弾丸が命中。公衆電話でコミッションに連絡したチャチャ。いったい、どんな仕組みになっているのか意味不明。ちゃんと連絡は取れていた。時間を止めてハンドラーが現れた。5号に取引を申し出る。兄弟には手を出さない。現場の仕事は引退。安全な事務仕事。福利厚生は充実。年金も上乗せ。こんな条件出されたら応じないわけがない。兄弟の事だけが気がかりだった5号。安全が保障されればどうでもいい。コミッションの本部に潜り込んで世界の破滅を阻止しようと考えているのかもしれない。5号とハンドラー以外には瞬きするほど一瞬の時間。いきなり目の前から5号が消えた。しかし、モタモタしていたらヘイゼルとチャチャが攻撃してくる。あわてて逃げるルーサー(トム・ホッパー)たち。5号が消えた理由が分からず混乱中。
アンドロイドの修理も出来るポゴ。グレースの修理完了。強制終了していたからと言って記憶を失くしたわけではない。意味深な言葉。ポゴが確認。グレースは兄弟たちに関する記憶が残っている事を自覚している。絶対に話してはいけない。ポゴの厳しい念押し。いったい、何の事を言っているのか?彼らが知ったら驚愕する事実でもあるのか?ポゴ自体が何者なのか正体不明。普通のチンパンジーにしては賢すぎる。やはり、元は人間だったのかもしれない。もし、人間だとしたらハーグリーブスとどんな関係があったのか?ポゴの意味深な言葉。言葉の裏にはどんな意味が潜んでいるのか?
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