【海外ドラマ】エクソシスト　シーズン２孤島の悪魔「悲劇の前兆」第４話レビュー（ネタバレ）

注意：ネタバレ

エクソシスト公式サイトから引用
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レビュー

やっぱり、あれは伏線。アンディとグレースはいつも二人ぼっち。グレースは引きこもりの自閉症。外へ出るのを怖がっている。部屋の外へ出る時は不気味な手作りマスクを用意。他の子供と話すシーンが皆無。みんなが学校へ行きアンディとグレースは二人っきり。グレースの話す相手はアンディだけ。この島で、おかしくなっているのは子供達ではなかった。一番おかしかったのはアンディ。グレースなんて子供は存在し無い。不審に思ったヴェリティが見た部屋は不気味に荒れている。アンディが見ていた可愛い子供部屋とはかけ離れ過ぎている。ヴェリティも何者かの気配を感じてガクブル。グレースに成りすました何者かがアンディに憑りついているのか？アンディに見えているグレースとは何者なのか？妻のニコールの死にも関係しているのか？節操のないアンディ。妻の話をしながらローズといい感じ。妻の死を悲しんでいるのなら、そんな事は出来るはずは無い。そんな心の隙間を魔物が嗅ぎつけたのかもしれない。

暗い地下に大音量で流れる讃美歌。そんな所で雑魚寝とは度胸がある。魔方陣の中央には悪魔となったシスタードローレスが不気味に呻いている。ベネットは悪魔と統合したドローレスを助けられると思っている。かつてケイシー・ランスを助けたマーカスとトマスの前例があるから。マウスはマーカスを知っているみたい。マーカスの名を聞いて表情が変わった。過去に何があったのか？もしかしたらエクソシストの養成所で共に生活していた仲なのか？勝手にそんな事をするから痛い目を見る事になる。マウスに断りもなくドローレスに水を与えた。悪魔は一瞬の隙をついて来た。マウスがいなかったらベネットは虫の息。わざと襲わせたと苦しい言い訳。神は素直に間違いを認めなさいと指導していないのか？悪魔の口からマリアの名前が出て来た。裏で糸を引いているのは、あのマリア。マリアを締め上げれば悪魔のボスにたどり着けるかもしれない。

意外に面倒見のいいヴェルティ。いつも突っ張っているけど根はいい娘。ハーパーを妹のように面倒を見てくれている。妹が出来て嬉しいのかもしれない。今までは女の子はヴェルティひとり。年頃の女の子は複雑。気持ちを共有できる存在がいなかった。それが突っ張っている理由のひとつ。ハーパーも嬉しそう。様々な不安があったのだろう。献身的に世話をするヴェルティが不安を溶かしていってくれている。

トマスとマーカスは、島の怪しい空気に気付き始めている。木々に巣くう蜘蛛の巣。大量の鴉の特攻。深海魚が海岸に打ち上げられている。悪魔の仕業であるという材料が集まり始めている。トマスの見たヴィジョンには続きがあったのか？あれは、これから起こる事の暗示。神を感じる事が出来ないマーカスはやきもきしている。トマスは相棒ではなく後継者。自分は用済みとでも思っている。それが神の意志。だから自分は神を感じられない。トマスに対する嫉妬。神に対する不満。それが怒りとなってトマスにつらく当たってしまうのかもしれない。

それにしてもトマスの警戒心の無さが心配。ベネットが身の危険を感じて行方をくらましている。バチカンに巣くう悪魔がマーカスと自分を追っている。目の前でマーカスが携帯のSIMカードを破壊しているのを見ているはず。それなのに姉に電話をしてしまった。嫌な予感的中。姉の所にバチカンを名乗る連中がトマスを捜しに来ていた。もうすでに悪魔の手の者たちは動き始めている。この通話も傍受されているかもしれない。慌ててSIMカードを破壊しても後の祭りかもしれない。今さら慌てても手遅れ。敵に居場所が知れたかもしれない。軽率な行動。それが身をほろぼす事に繋がっていく。

ローズの寝室に蠢いていた不気味な黒い影。あれは、いったい何なのか？スマホのライトに照らされて消えてしまった。ライトが点かなかったら、どうなってしまったのか？考えただけでもガクブル。自分がローズの立場だったら叫び声を上げてしまうに違いない。本当の恐怖が襲った時には逆に声も出なくなってしまう。トマスとマーカスが来た事で超常現象が加速。島に巣くう悪霊はトマスとマーカスに敵対心をむき出しにしている。呑気に構えている場合ではない。すぐに対抗策を考えなければいけない。いったい、この島には何があるのか？何かに憑りつかれているアンディに子供達を預けるのは危険。アンディ自身も自分がおかしい事に気付いていない。グレースが本当に存在すると思っている。異様な光景を見たヴェリティは一刻も早く誰かに相談するべき。モタモタしている間に事態は深刻になっていく。