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【アニメ】悪魔くん【NETFLIX】シーズン1第3話「強欲」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


悪魔くん公式サイトから引用/©水木プロ・東映アニメーション

キャスト

・悪魔くん/埋れ木一郎:梶裕貴
・初代悪魔くん/埋れ木真吾:三田ゆう子
・メフィスト3世:古川登志夫
・風間さなえ:白石涼子
・風間みお:花守ゆみり
・サタン:屋良有作

第3話「強欲」あらすじ(ネタバレ)

百目とコウモリ猫に案内されて父親である真吾と久しぶりの水入らずの一郎。親子のはずなのに妙によそよそしい空気が流れている。悪魔くんの使命。それは千年王国の実現。誰もが幸せを感じる事のできる理想郷。しかし、幸せは人それぞれ。幸せってなんなんだろう?真吾と話す一郎の頭に湧き上がる疑問。自分にとっての幸せとは?千年王国を実現させるための第一歩。それは自分の幸せが何であるかを理解すること。真吾の言葉が一郎の頭の中を駆け巡る。

大金持ちで美食家の搭婆山から依頼の話を聞くために屋敷を訪れた悪魔くんとメフィスト3世。搭婆山の依頼はとんでもないものだった。この世のあらゆるものを口にした搭婆山。自分の心を躍らす食材はもうこの世にはない。彼が次に狙う食材は悪魔の肉。悪魔の肉でもそんじょそこらの雑魚では心躍ることはない。悪魔の中の悪魔、サタンの肉。かつて4人の魔術師を雇ってサタンの召喚を試みたが失敗。悪魔くんの噂を聞きつけサタンを召喚させるため屋敷に呼んだのであった。過去の記録ではサタンの召喚に成功したのは当方の賢人ひとりのみ。試みた者はいたが悲惨な結末になっていた。

あまりにも危険な依頼と搭婆山に狂気を感じたメフィスト3世が反対する。対照的にじっと黙って搭婆山の話を聞く悪魔くん。突然、メフィスト3世が座っている床がポッカリを口を開け彼は奈落の底へ落ちて行った。それでも動じない悪魔くん。地下に落とされたメフィスト3世は奇跡的に無傷。しかし、新たな危険が迫っていた。獣のような唸り声。暗闇に光る一対の光。それはサタンの召喚に失敗した四人の魔術師が姿を変えた怪物であった。腹をすかした怪物がメフィスト3世に襲いかかる。魔術で対抗するが悪魔くんが力を解放していないため攻撃が全く効かない。逃げるメフィスト3世、絶対絶命。

屋敷の別室の大きな魔法陣に見入る悪魔くん。メフィスト3世を人質に取られたからではない。サタンの召喚に興味を持ったから依頼を受けたのである。次々と魔法陣の欠陥を修正して行く悪魔くん。やっと地下から脱出したメフィスト3世が駆けつけた時には、魔法陣は完成し悪魔くんはサタン召喚の呪文を唱え終わっていた。地鳴りが部屋を揺らし床に亀裂が走る。悪魔くんとメフィスト3世の体が変異していく。悪魔の召喚に失敗した者は醜い姿に変異する。サタン召喚に失敗したかと気を失う二人。しかし、眼が覚めた時には元の人間の姿。召喚は成功したのか?

悪魔くんとメフィスト3世の前に現れた頭を撃ち抜かれ絶命したはずの搭婆山のメイド。しかし、明らかに雰囲気が違う。威厳に満ちた態度、自身に満ちた表情。サタンの召喚は成功していたのであった。欲望にまみれた心臓。それを喰らうのがサタンの何よりもの幸せ。手に持った人の心臓。それは欲望にまみれた搭婆山の心臓であった。サタンを呼び出して肉を食うつもりが反対に心臓を食われる搭婆山。しかし、それはサタンにとって美味ではなかった。サタンの次のターゲットは悪魔くんの心臓。悪魔くんの心臓が欲望で一杯になった時に食べる計画。さすがに悪魔くんとメフィスト3世もサタンには到底かなわない。いままで感じたことのない恐怖を感じ必死で逃げる二人。サタンの獲物となった悪魔くん。サタンから逃げ切る事はできるのか?

第3話「強欲」レビュー・感想(ネタバレ)

千年王国は全ての人間が幸せを感じることができる理想郷。そんな王国が実現できたら最高。でも、幸せって人によって違うもんね。全員が幸せを感じるってある意味難しいよ。それを日々考えて実現するのが悪魔くんの使命って、ずいぶん難しい使命を授かって頑張ってるみたい。でも、初代悪魔くんの言う通り。自分の幸せがわかってなかったら人の幸せを理解することなんかできるはずがない。まずは自分の幸せを考えるって的確なアドバイス。

初代悪魔くんと2代目悪魔くん。どう見ても親子には見えません。ヘタしたら初代の方が年下に見えてしまいます。なんなんやろ?悪魔君て年を取らないんですか?少年の姿のままで不老不死?そもそも実の親子ではないみたい。人間に捨てられ悪魔に捨てられって言うてたもんね。捨てられてたのを初代悪魔くんが拾ったということですか?その辺のことは今後語られて行くのかな?

サタンなんかこの世に呼び出したらあきません。悪魔くんも呼び出したはいいけどコントロールできないのはわかってたはず。でも、やりたかったんでしょうね。やりたくてしょうがなかったんでしょうね。搭婆山からの依頼なんかどうでもよかったはず。当方の賢人しか召喚に成功していない。ことごとくみんな失敗してるところが悪魔くんの意欲を刺激したんやと思います。その証拠に地下に落ちたメフィスト3世のことなんかほったらかして魔法陣の修復に集中してたもんね。ある意味メフィスト3世を信頼していて絶対に戻ってくると思っていたのかもしれないけど。それにしても凄い集中力やったし。結果的に召喚に成功してるから当方の賢人と同レベルということになるもんね。でも、そのせいでサタンにロックオンされてしまったやん。どうするの?

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