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【海外ドラマ】アメリカンホラー・ストーリー《黙示録》シーズン8第8話「悪魔崇拝」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


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第8話「悪魔崇拝」感想・レビュー(ネタバレ

甘すぎるコーデリア。マイケルがひとりになった今が抑え込めるチャンス。それなのに行かせてしまうのは迂闊すぎた。ひとりになって不安になり自分についてくるとでも思ったのか。そんなはずはない。母親同然のミリアムを火あぶりで奪われて魔女に黙ってついてくるはずがない。普通に考えれば復讐を考えるのが妥当。そうは言っても一人になって不安を感じているのは感じ取れる。どうしていいかわからなくなって父であるサタンの助言を望んでいるが、当のサタンはウンともスンとも答えてくれない。意地になって山にこもって祈りと断食を決行するが幻覚が見えただけの結果。「答えてくれなかったら、このまま死ぬ」なんて言っていたのに途中で飽きてしまったのか投げ出してしまったマイケル。4日で飽きた父への祈り。汚れまみれの飲まず食わずでたどり着いたのが、わかりやすい逆さ十字の表示がある悪魔崇拝教の教会。偶然なのか父が巡り合わせたのかはわからない。

本気の教会なのかと思えば、やってることはしょぼすぎる。世界の終末を引き起こすはずが、「職場で100ドル盗んだったぜ~」「妻の妹を寝取ったったぜ~」、どれもしょぼすぎると言っていたリーダーは「福祉協会のお金を盗んでライフル協会に寄付慕ったぜ~」と悪事自慢。世界の終末を引き起こすにしてはかけ離れすぎていて大丈夫かという内容ばかり。誰か注意したれよと思うが、こんな内容でもみんな盛り上がって和気あいあいとした雰囲気。まるで何かのサークルのような雰囲気で全然闇を感じない悪魔崇拝教。この光景を見て涙を流すマイケル。情けなくて泣いているのか?親切な女性に感激して泣いているのか?父であるサタンは答えてくれないし、どうしていいか混乱して自分でもわからなくなりますよね。

ヴェナブルって週末の前からこんな感じだったんですね。いやな感じ。配達の品物を持ってくるのが遅いと言って社員をクビにする傍若無人ぶり。経営しているバカっぽいコンビの秘書をやっているかといって自分も偉くなったと勘違いしているヴェナブル。なんかわからないけれど偉そうな雰囲気はこの頃からあったんですね。やってきたことには報いがある。週末後の世界でもやりたい放題で勝手にルールを作ってみんなに押し付けていたけれど最終的には殺されてましたもんね。しかし経営者バカコンビは大丈夫なんですか?マイケルが帰ろうとする気持ちもわかります。この二人に何ができるのか心配になりますもんね。でも、会社をこれだけ大きくしたところを見ると仕事はきっちりするのはわかります。マイケルの能力を見て真の悪魔の子であることを理解したみたいです。これが目的だったんですね。ミリアムロボの完成。バカコンビのアレンジで元イスラエルの諜報員の記憶入り。でも、ロボ自身にはロボットであることを伏せておかないといけない謎ルール。自分のことを人間と思っているから真相を知って錯乱して自殺したりするかもしれないから。だから、終末後のミリアムロボは銃弾を腹に受けて赤い血が流れないのを見て初めて真相を知ったんですね。

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