注意:ネタバレ
チェンソーマン公式サイトから引用:©藤本タツキ/集英社・MAPPA
第3話「ニャーコの行方」レビュー
やっぱりパワーも悪魔。
見た目は女子高生でも中身は悪魔。
デンジも見事に騙された。
下心が裏目に出た。
悪魔のやり方。
人間の欲望を叶えるための交換条件。
そんな悪魔のやり方なんか教育を受けていないデンジに分かるわけがない。
でも、ちょっと普通の悪魔と違うパワーの内面。
ニャーコの存在がパワーを人間に近づける。
何かを愛するという感情を知らない悪魔。
そんな悪魔が唯一心を許したニャーコ。
些細なきっかけ。
食べるにはやせ過ぎていたニャーコ。
もっと太らしておいしくいただこうとしていただけのパワー。
ニャーコの世話をしていくうちに愛情が芽生えたパワー。
そんな感情に気づかずに日に日にニャーコへの愛おしさが増していく。
いきなり愛する者を奪われた喪失感。
初めて感じる感情にとまどうパワー。
何としてでもニャーコを助けたいが相手は自分よりも強く巨大なコウモリの悪魔。
逆らってまでニャーコを助けるべきなのか自分の感情に迷うパワー。
ニャーコを助けるためにはコウモリの悪魔への生贄が必要。
必然的に生贄に選ばれたデンジ。
デンジとニャーコを天秤にかければ答えは簡単。
ひとつ違っていたのはデンジの存在。
純粋な人間ではないデンジ。
半分悪魔、半分人間のデンジ。
コウモリの悪魔が要求したのは純粋な人間。
まずい血を飲まされ怒りまくるコウモリの悪魔。
パワーにとって大事な存在のニャーコがコウモリの悪魔の口の中へ消えていく。
ニャーコを亡くしたパワー。
ポチタを亡くしたデンジ。
二人の心が共感する。
デンジの気持ちを理解したパワー。
自分にとってかけがえのない者を失う気持ち。
人間の感情を理解したパワー。
デンジの圧倒的な力の前に成す術のないコウモリの悪魔。
街中での戦闘はデンジにとって不利な状況。
人間をかばいながらの戦いは相当の負担。
悪魔が人間をかばう事が理解できないコウモリの悪魔。
人間に配慮するデンジの隙をついて攻撃するコウモリの悪魔。
しかし、圧倒的なデンジの力がコウモリの悪魔を凌駕する。
コウモリの悪魔の攻撃をことごとく跳ね返すデンジ。
恐怖を覚えた悪魔が石を投げてデンジをけん制する。
もはや恐怖で正常な判断ができなくなったコウモリの悪魔。
石ごときでデンジを止めることが不可能なのは明白なのにそれすら判断できず恐怖が体を突き動かす。
必殺のチェーンソーがコウモリの悪魔の体を引き裂いていく。
裂け目から飛び出る内臓。
丸のみされたニャーコとパワー。
消化されていなければワンチャン生きている可能性も捨てきれない。
いまだニャーコとパワーの姿は見られず。
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