【アニメ】どろろ 第1話「醍醐の巻」レビュー(ネタバレ)<顔が外れたらチビるよ>




注意:ネタバレ

dororo
どろろ公式サイトから引用
どろろ ©手塚プロダクション/ツインエンジン

レビュー

親の風上にも置けない奴。醍醐景光(内田直哉)。生まれて来た我が子を鬼神に差し出した。己の野望を叶えるため。領地を繁栄させて、その名を世間に轟かせるために。己の事しか考えていない。妻である縫の方(中村千絵)の気持ちはガン無視。せっかくお腹を痛めて産んだ子なのに。生まれて来た子は鬼神に体を奪われてこの世の物とは思えない姿。そんな姿でも我が子。そんな姿になっているのに何故か命は奪われていない。いっその事、命を奪ってくれた方が幸せだったかもしれない。そんな不憫な子でも育てようとしていた縫の方。無情にも醍醐景光は母から子を奪ってしまった。不気味な姿の我が子を領主の子供と公表する訳にはいかず。鬼神と取引成立してしまえば用無し。父親としての愛情は皆無。そんな事は、自分の野望を達成するためには邪魔なだけ。

こんな姿で生きているのは奇跡。この先、苦しむなら死んでしまった方がまし。乳母は赤子の命を奪おうとするが、赤子は血の涙を流して訴える。運を天に任せ船に赤子を乗せる乳母。それが正しい事であったのか答えは分からない。天罰なのか、乳母は魔物に喰われてしまった。普通に魔物が闊歩する世の中。戦乱の世で成仏できなかった魂が魔物に豹変する。不気味な琵琶法師、琵琶丸(佐々木睦)。ネーミングが安直。考えるのが面倒くさかったのか、そのまんま。目が見えないはずなのに、魔物の存在を感じている。まるでデアデビルのようなレーダーセンスを備えている。特殊な感覚で魔物を一刀両断。いったい、どうやってこんな能力を手に入れたのか?目が見えないハンデは一切無し。しかし、見た目は強そうに見えない。魔物も見た目で判断して油断してしまったのかもしれない。

どろろ(鈴木梨央)、変な名前。なんで、こんな名前になったのか?路上で盗品のたたき売り。どうやら、親はいなくて一人で生活しているみたい。いくら困っていても人様の物を盗んで売ったらダメでしょう。これは、誰が見てもどろろが悪い。追われるのも自業自得。馬糞攻撃は気の毒。やけにリアルな質感。ネバッとしているのを見ると臭ってきそう。投げてるどろろの手にも付いてる。それは、いいのか?いいはずないよね。それなのに平然としているどろろ。逃げる事に必死になって、感覚がおかしくなっているの?盗んだのに、謝らないどろろ。男達が怒るのも無理はない。謝るどころか、思いっきり石投げてる。石が親方の頭にヒット。子供が袋叩きになるのは気の毒だけど自業自得だからしょうがない。同情の余地なし。殺されないだけマシと思っていたら、また石投げた。今度は親方の目にヒット。さすがに親方もブチ切れた。やばいよ。やばいよ。親方、どろろを許さんモードに入った。今度は殺すつもりで川の中に沈めてる。どろろが、死んでしまう。

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不気味な侍。能面のような顔。どこを見ているのか分からない視線。動く人形みたい。この人物が船に乗せて流された赤子の16年後。生きてた。誰かに助けられた。造り物の体。恐らく、あの人が赤子を助けたに違いない。戦場で死んでいった人たち。体の一部が無くなった亡骸に造り物の体を与えて供養してる男。寿海(大塚明夫)。相変わらず、ええ声の大塚明夫。神は不憫な赤子を見捨てなかった。生きたいと血の涙を流して訴えた願いを聞き入れた。百鬼丸(鈴木拡樹)、それが彼の名前。百の鬼。名前まで不気味。なぜに、こんな名前を付けたのか?どろろも、男達も不気味な雰囲気の侍に唖然。見つめる先には、流れてくるゴミの塊?これからは、川でゴミの塊を見付けても近づかないこと。安易に近づくと、親方たちのように一瞬で食われてしまう。どろろは、しゃがんでいたから間一髪。泥の塊の鬼神。泥神登場。ゴジラと戦ったヘドラみたい。

百鬼丸がカッコよすぎる。無表情で義手を外して刀登場。まるでコブラのサイコガン。両手に仕込まれた刀を駆使して、橋に次々と切れ目を入れて行く。どう見ても人間の動きとは思えない。全身造り物の体で、この動き。百鬼丸も化け物としか思えない。橋の下敷きになって泥神絶命。意外と簡単に倒せるみたい。もっと苦戦するかと思えば、あっけない幕切れ。命を助けてもらって百鬼丸に近づいたどろろガクブル。いきなり、百鬼丸の顔が外れる。目の前で、こんな事が起こったら叫んでチビってしまう。どろろもチビったに違いない。皮膚の無い顔、御開帳。その顔に皮膚が浮き出てくる。超大型巨人のような筋層剥き出しの顔が皮膚に覆われて普通の顔に近づいた。

百鬼丸の目も造りもの。当然見えてない。琵琶丸同様、レーダーセンスで感じている。今回は百鬼丸の声はお預け。声帯も鬼神に奪われてしまってるのか喋れないみたい。鬼神を倒すごとに体の一部を取り返す事が出来る。題名はどろろなのに、実質的な主役は百鬼丸。なんで、題名を百鬼丸にしなかったのか?手塚治虫の閃き。確かに、どろろの方がインパクトはありそう。今後に期待できる第1話。現代のアニメ技術で蘇ったどろろ。次回が楽しみ。

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