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【海外ドラマ】ファルコン&ウィンター・ソルジャー 第6話【最終話】レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

falconandwintersoldier
ファルコン&ウィンター・ソルジャー公式サイトより引用
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第6話(最終話):「世界はひとつ、人はひとつ」レビュー

キャプテンアメリカを継ぐことを決心したサム。黒人がアメリカを背負うヒーローになることの重圧。アメリカの闇。人種差別の歴史。多くの期待がかかる半面、多くの冷ややかな視線が投げかけられることが予想できる。黒人がヒーローとなる意味。今までの歴史から、そう簡単にはいかない。暗殺されたキング牧師。アメリカの差別の歴史。黒人の故郷であるアフリカ。アフリカのワカンダで作られたサムの新しいスーツ。ハイテク満載なのはお約束。白を基調としたアメリカ国旗の赤と青のライン。胸にはキャプテンの星のマーク。肩パッド入りすぎ。先代と同じく背中に盾を装着できる仕様。素材は恐らくヴィブラニウムに間違いない。ブラックパンサーのスーツにように敵の攻撃をパワーに変える仕様は今回なし。翼もヴィブラニウム性。前の翼のように攻撃で破損する心配なし。落ちてくるヘリも弾き飛ばす翼の防御力。一つ心配なのが頭が剥き出し。ゴーグルとそれに首からつながる白い布。頭に攻撃を受けないか冷や冷やする。ヘルメットかアイアンマンのようなヴィブラニウム性のマスクは用意して欲しかった。お決まりのレッドウィングも健在。賢すぎる、有能すぎる。先代よりも仕事のできるレッドウィング。全てはバッキ―の意見も参考にしてつくられたのか?アヨに頼んだバッキ―。もしかして、このスーツのデザインもバッキ―の案?

ジョンが熱かった。超人血清の副作用に飲み込まれて闇落ちするのかと思っていた。まさかのヒーローへの復帰。親友を殺された怒りには燃えていたが、以前のように怒りに翻弄されている様子はなかった。ハンドメイドの盾が意外と役に立っていたのが予想外。ジョンはもともと名誉勲章を三度も授与される優秀な兵士。元のポテンシャルが違うから。超人血清を打てばフラッグスマッシャーズよりも強くなるのは頷ける。逃げるカーリと鉄骨に引っかかって今にも落ちそうな人質の乗った車。復讐心だけで動いているなら迷わずカーリを追ったはず。熱い展開。さすがに一瞬迷うような素振りは見せたが人質を乗せた車を選んだジョン。超人血清の副作用を見事に強靭な精神力で克服した瞬間。車を必死に引っ張り上げようとするジョン。しかし、そこへフラッグスマッシャーズの攻撃。落下する車。人質の悲鳴。飛んで来たサムが車を押し上げる。2機のレッドウィングが加勢して持ち上がっていく車。でも、サムってスーパーソルジャーではなかったよね。スーツとレッドウィングの推進力があるのは理解できる。でも、それを支えているのは生身のサムの腕。何トンもの重さがサムの腕にかかっている。人間の腕は、そんな重さに耐えられるようにはできていない。普通なら折れて腕がグチャグチャになるはず。腕もスーツに覆われているからスーツの力で持ち上げられている?このスーツ、まだまだ謎の仕掛けがありそう。ボコボコになって放置されたジョンの盾が悲しげ。

まさかのパワーブローカーの正体。シャロンが黒幕とは驚き。全てはシャロンの目論見。カーリたちに超人血清を渡したのもシャロン。フラッグスマッシャーズがGRCを攻撃するように仕向けたのもシャロン。サムとバッキ―に味方のように近づいたが自分の思うように事を運ぶためが目的。アメリカに裏切られ国を追われたことで復讐の機会を待っていたのか?でも、本物のシャロン?以前より太ってるけど本物?ペギー・カーターの姪のシャロン?すんなりと信用できない。もしかしたら何者かがシャロンに成りすましている線もあるかも。でも、シャロンに成りすますメリットは?カーリーが死んでしまったから、シャロンの正体を知るものはいなくなった。サムを助けるよりためというよりは、口封じのためにカーリを撃った線が濃厚。でも、スーパーソルジャーが銃弾で死んでしまうのは残念。超人的な運動能力は手に入れるけど銃弾を跳ね返すことはできない。だから武器を持った兵士に囲まれたら投降するしかない。フラッグスマッシャーズの残党も兵士たちに囲まれて投降。ラフトに送られる既定路線。兵士の中にいたフラッグスマッシャーズの支持者。護送途中で逃走するのかと思わせといての爆破。バットマンのアルフレッドのように有能なジモの執事。ジモのやり残した仕事にきっちり片をつけてくれた。

ヴァルの正体は語られず。マダム・ヒドラの線が濃厚。覚醒したジョン。キャプテンアメリカには未練なし。自分は二代目ではない。ジョン・ウォーカーでありUSエージェント。新たなアメリカ―のヒーローとして覚醒。

シャロンの正体を知る者はいない。誤解から国を追われたものとして認定。恩赦を受けて無罪放免。これで大手を振ってアメリカに戻れる。CIAのエージェントとしても復帰。これからは政府の裏情報や秘密裏に開発している兵器の情報がいくらでも入ってくる。パワーブローカーとして商売繁盛まちがいなし。本当の目的は?本当に、本物のシャロンなの?

ヨリに息子を殺したことを告白するバッキ―が切ない。息子が死んだ真相を知らないヨリ。それを知ることを望んでいたが遠い外国での出来事なのでかなわなかった。真相を告げることがせめてもの罪滅ぼし。告白することで自分に怒りが向く事は分かっている。それをしなければウィンターソルジャーの呪縛から解放される事はない。何かが吹っ切れたかのようにバーの女性と話すヨリ。それをバーの外から見守るバッキ―。なんとか立ち直ったヨリをみて安堵するバッキ―。手帳を手放したバッキ―。メタルアームの手袋を外したバッキ―。ウィンターソルジャーの呪縛から解放され。一生罪を忘れず背負っていくことを決心した。

黒人としてキャプテンアメリカの重圧を背負っていくことを決心したサム。二人の背中にのしかかる重圧。国を背負うということ、過去を背負うということ。その重さは背負った者にしか分からない。サムの故郷で平穏な時間が流れていく。一時の平穏。笑顔で住民と戯れるサムとバッキ―。互いに認め合った仲。しかし、世界は混沌に包まれている。フラッグスマッシャーズの支持者は世界に広がっている。シャロンの目的は何なのか?この平穏は、いつまで続くのか?タイトル変更「キャプテンアメリカ&ウィンターソルジャー」。次が待ち遠しい。

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