注意:ネタバレです
映画情報
日本公開:2017年4月7日
監督:ルパート・サンダース
出演:スカーレット・ヨハンソン(ミラ)
(voice:田中 敦子)
ビートたけし(荒巻 大輔)
ピルウ・アスベック(バトー)
(voice:大塚 明夫 )
マイケル・ピット(クゼ)
(voice:小山 力也)
ジュリエット:ビノシュ(オウレイ)
(voice:山像 かおり )
チン・ハン(トグサ)
(voice:山寺 宏一)
桃井 かおり(ハイリ)
(voice:大西 多摩恵 )
上映時間:107分(アメリカ映画)
あらすじ
サイバー犯罪やテロを取り締まる公安9課。
そこに配属されたミラ・キリアン少佐。
彼女は配属される前、事故により瀕死の重傷を負っていた。
ハンカ社の技術により脳以外の全ての体を義体化する事で一命をとりとめたのだ。
義体化とは体の一部を機械化する事であるが、脳以外の全身を義体化したのはミラが初めてであった。
ハンカ社の研究者が次々とターゲットになり殺される事件をバトと共に捜査していたミラ。
捜査を進めるうちに自分の記憶にほころびがある事に気付く。
事件を追っていくうちに、一連のハンカ社研究者殺しの犯人クゼが現れる。
彼の体は全身が義体化されていた。
ミラは自分以外に全身を義体化している者がいる事に驚愕する。
ハンカ社のオウレン博士から脳以外の全身を義体化したのは自分が初めてであると聞いていたからである。
クゼとの出会いにより記憶のほころびが大きくなる。
次のターゲットがオウレン博士と知ったミラは、急ぎハンカ社へ向かう。
しかし、ミラを失敗作としたハンカ社のCEOカッターは、オウレン博士にミラの廃棄処分を命じていた。
ミラの事を廃棄処分にできないオウレン博士はミラに本当の記憶のヒントを与え彼女を逃がすがカッターの銃弾に倒れる。
オウレン博士のヒントを頼りに訪れたマンションの一室で彼女は一人の女性と出会う。
そこで自分の名前が草薙素子である事と、その女性が母親である事を知る。
その頃カッターは、ミラとクゼを抹殺するために多脚戦車を彼らのもとへ向かわせていた。
ゴースト・イン・ザ・シェル公式サイトから引用
©2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved
感想
アニメの名作「攻殻機動隊」を実写化した映画
実写化する意味があったの?
確かに、CGを使った映像は綺麗。
町の映像なんかは、ブレードランナーの進化版のような感じやった。
義体の映像もアニメを再現してたかもしれへん
ハリウッドやから製作費もかかってた。
出演者も、スカーレット・ヨハンソンとか結構、有名どころ使ってる。
監督はあんまり知らん人やね。
ヒット作とかはなさそう。
ストーリーも本家をなぞってたのかな?
本家もいっぱいあるんで、どれやったかは忘れたけど、だいぶ前に観たからうろ覚えやわ。
こんなストーリーやった気がするし、違うような気がする。
頑張ったかもしれへんけど、あんまり引き込まれへんかった。
なんで世界でヒットせえへんかったかは分かる
なんか、分かりにくい。
攻殻機動隊のファンの人は、ある程度の予備知識があって、この場面は本家のこの場面とか分かってると思うけど、初めて観る人はチンプンカンプンやと思う。
ストーリーについて行かれへん。
日本では、そこそこファンの力で客は入ったみたいやけど、アメリカでは全くダメで早々打ち切りになってる。
救いは吹き替えの声優が本家のアニメの声優をそのままキャストしてるところ。
ミラの声では、気付かんかったけど、バトーの声を聞いた時に「あれっ、聞き覚えある声」て思ったわ。
どうせ、見るなら吹き替えをお勧めします。
ただ、ビートたけしの声は聞き取りにくい。
それと、なんで荒巻大輔だけ日本人のビートたけしを起用したのか意味不明。
浮いてる。
違和感がある。
日本映画では素晴らしいのに、なんでハリウッドに進出したら浮いてしまうのか?
本人も緊張で伸び伸び演技ができんのかな?
戦場のメリークリスマスでは、メッチャよかったのに、この役は失敗やと思うわ。
桃井かおりが出て来たのもビックリしたけど、吹き替えの声がなんで違うの?
自分の役やのに自分で吹き替えやったらええのに、違う声優さんになってるやん。
なんかギャラの問題とか、本人のわがままとかあったんかな?
何かが足りんのやね。
アニメの実写化をやった時に、いつも感じる事
原作に対する愛情と理解かな?
元々、攻殻機動隊は簡単な内容ではないから実写化には向いてなかったのかもしれへんね。
元のアニメ自体もマニアックな内容やし、見る人選ぶから実写化には向いてなかったんかもしれへんね。
コメント