注意:ネタバレ
ジョジョの奇妙な冒険黄金の風公式サイトから引用
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS
集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
レビュー
第15話:偉大なる死(ザ・グレイトフル・デッド)その①
物凄く痛そう。ミスタの腕にめり込んだペッシのスタンド「ビーチ・ボーイ」の釣り針。刺さっただけでも激痛が走るのに。腕にめり込んだ釣り針が頭を目指して登ってくる。脳にめり込めば命はない。そうするのが普通の考え。糸を銃で撃てば一件落着。普通の釣り糸なら、そうなのかもしれない。でも、これはスタンドで出来た糸。そう簡単にはいかないもの。切れないばかりか衝撃の振動が腕をつたって登ってくる。信じられない痛みが走ってくる。セックス・ピストルズたちが糸の動きを止めようとするがジリジリと頭の方へ向かってくる。
ミスタが、こんな簡単にやられるわけがない。氷がなければ、さすがのペッシも老化が始まる。氷をピンポイントで砕く銃弾。セックス・ピストルズたち大活躍。ミスタが動けなくても遠隔操作。焦るペッシに油断が生じる。ビーチ・ボーイの呪縛から抜け出せたミスタ。間一髪で脱出する事が出来た。怒るミスタにビビりまくりのペッシ。ロックオンされたら逃げ場無し。プロシュートが、そんな所に潜んでいたとは聞いてないよ。仲間のペッシでさえ知らなかった。自ら老人になり乗客に紛れていたプロシュート。油断してしまうのはしょうがない。ペッシを追い詰めたと思っていたミスタ。実は自分が追い詰められていた。ザ・グレイトフル・デッドの力が倍増する。掴まれたら老化が加速。みるみるうちに、おじいちゃん。干からびて動く気力も無くなるミスタ。抵抗すること出来ずに倒れこむ。
この状況は絶対絶命。相手はプロの暗殺者。命を奪う事に躊躇なし。弟分のペッシに教える暗殺者の心得。躊躇なく引き金を引くプロシュート。念入りに三回も引き金を引いた。頭に銃弾を撃ち込まれるミスタ。いきなりレギュラーキャラが退場?早すぎるよ。早すぎる。これでセックス・ピストルズたちを観れないのは残念過ぎる。撃ったのがミスタの拳銃で命拾い。ナンバー5のお手柄。いつも泣かされているナンバー5。やる時はやる子。三発の銃弾。ミスタの脳に達しないように止めてくれた。やっぱり泣いてるナンバー5。セックス・ピストルズたちの中で一番優しい心を持っているに違いない。だから、いじめられている。でも、見直したナンバー5。いざとなったら出来る子ナンバー5。
プロシュートとペッシが運転室に戻ってきた。亀を見付けられたら全員終わり。ボスの命令を実行できずにトリッシュを奪われてしまう。そんな事になればジョルノの夢も叶えることは出来ない。プロシュートの観察力が半端ない。冷静に考えたら分かる事。運転室に動物の糞。こんな所にホカホカの動物の糞があるのは違和感満載。亀が見つかり緊急事態。万事休す。これでジョルノの夢も終わるのかと思われた。
やる時、やるのはナンバー5だけだはなかった。さすがのリーダー。きっちり責任を果たしてくれる。ブチャラティとスティッキィ・フィンガーズ参上。ブチャラティ、カッコよすぎる。絶体絶命の状況で登場する救世主。スピードが半端ない。ザ・グレイトフル・デッドが捕まえる事が出来ない。捕まったら終了。プロシュートの体に次々とファスナーが出来て行く。このまま無力化する作戦。敵も百戦錬磨。黙ってやられているわけではなかった。まるで鬼ごっこ。捕まったら終わり。ブチャラティの腕が掴まれた。老化がドンドン進んで行く。プロシュートのファスナーも消えていく。
勝利を確信したプロシュート。それは罠。捨て身のブチャラティの罠。蟻地獄のように罠を仕掛けていたブチャラティ。プロシュートを列車の外へ放り出して遠ざける作戦。自分も列車の外へ放り出されたら怪我だけでは済まない。捨て身の作戦。仲間を守るのはリーダーの役目。リーダーの鏡。でも死んでしまったら元も子もない。運転室のファスナーが空いて行く。列車の外へ放り出されてしまうのか?ブチャラティには何か策があるはず。策があるはずだと信じたい。これで退場なんかあり得ない。そう信じたい。ブチャラティ、死ぬな。
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