クジラの子らは砂上に歌う 第五節 逃げるのはイヤだ レビュー 長老会役立たず




注意:ネタバレです

あらすじ

泥クジラの地下の奥深くにある、だれも立ち入らない場所。

そこには、ヌース・ファレナと呼ばれる泥クジラの心臓部といえるものがあった。

それを破壊すれば泥クジラは砂の海の底に沈んでいく。

帝国の虐殺になすすべのない長老会は泥クジラを沈めて運命を共にすることを選んだ。

地下の奥に到達してヌース・ファレナを初めて目にしたチャクロ達は驚愕する。


クジラ子らは砂上に歌う 公式twitterから引用
© 梅田阿比(月刊ミステリーボニータ)
「クジラの子らは砂上に歌う」製作委員会

そこへ、長老会のハクジたちが弓を構えた者達を従えてって入って来た。

ヌース・ファレナに弓が射られる。

苦しむヌース・ファレナ。

泥クジラが大きく揺れる。

地震のような大きな揺れ。

建物にヒビが入り崩れ落ちる。

しかし、それはリコスによって止められた。

割って入ったリコスの足に矢が命中した事で我に帰る者たち。

自分たちは何をしているのか?

我に帰った長老会の一員たちがリコスの足の応急処置をする。

呆然とするハクジ。

彼は、自分の判断が間違っていたことを認めざるを得なかった。

感想

長老会は、何のためにあるの?

泥クジラを住人と共に沈めるとか言うてたやん

スオウに最初で最後の仕事とか仰々しく言うてたやん。

それが、チャクロ達に反対されて阻止されたら

「どうしていいか分からへん」

てハクジが言うてる。

アホか。

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お前らは何のためにいてるんや。

何の対策も考えてなかったんか?

いきなり、沈めるという結論を出すこと自体がおかしい。

敵の司令官オルカの妹のリコスがいてるやん。

リコスから情報を聞き出して対抗策を練るとかできひんの?

だいたい、長老会に入った時に自分たちは罪人の末裔と聞いてるはず。

それなら、自分たちを追放した奴らが来た時の事を考えとくべきやろ。

のほほ~んと何も考えずに若い者におんぶに抱っこで甘えてたんと違うか。

何日後かに再び兵隊が処刑に来るのが分かってるのに緊張感がないわ。

内輪もめをしてる場合やないやろ。

やたら、メソメソすぐ泣く男ばっかりやし。

自警団の団長シュアン、何でこんなやる気のない奴を団長にしたん。

泥クジラを守る気ゼロやん。

自分の欲求を満たすためにオウニと戦ってる暇があるなら、兵たちに対する対抗策でも考えとけよ。

自警団が全く機能してないね。

そもそも、泥クジラを守るために自警団があるんと違うの?

これでは、警察ごっこのレベルやで。

今こそ、自警団が活躍するタイミングやろ。

もしかして、いつ活躍したらいいのか分かってない?

「今でしょ!」

古いわっ。

ネリって一体何者なん?

ヌース・ファレナの所にちょこんと立ってた。

羽生えてる。

傷ついたファレナに包まれてる。

ただ者やないね。

ヌース・ファレナの根本的な事に関わってそうやね。

ヌース・ファレナって生きてるの?

目があったから生き物みたいやった。

矢が刺さったら体をよじって苦しんでたから生き物なんかな?

泥クジラと一心同体なんは、分かった。

でも、なんで一心同体なんかが謎のままやわ。

他の船にもヌースがあるとリコスが言ってた。

ヌースは人の感情を吸って船の動力としてるみたいやね。

だから、他の船の兵士たちは感情がない。

でも、泥クジラの住人達は感情豊か。

ヌース・ファレナは感情を吸わない。

泥クジラの住人たちが感情を捨てなかったのも罪人として帝国を追われた原因なんやね。

じゃあ、ヌース・ファレナは何を吸って動力源としてるの?

この辺は、長老会の奴ら知ってるんと違うかな

泥クジラは百年もの間、砂の海のさまよっていて他の船と出会った事がないの?

帝国の巨大な船が八隻あって、敵対する国もあると言うてる。

百年もあれば、どっかの船と出会いそうなもんやのになかったんかな?

住人たちは平和ボケし過ぎや。

あれだけの虐殺があったのに誰一人何とかしようなんて思ってない。

切羽詰まった悲壮感が全くないね。

メソメソしたり、ヒステリー起こしたり訳分からんわ。

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