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【海外ドラマ】パニッシャー【NETFLIX】シーズン2第7話「最悪な1日」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ

punisher
NETFLIX公式サイトから引用/©1997-2018Netflix.inc

レビュー

マダニ(アンバー・ローズ・レバ)のプライドはズタズタ。毎晩毎晩、撃たれた瞬間をリプレイ。心の奥に刻まれた傷は癒える事はない。1年前のあの日。容赦ない取り調べ。CIA副長官との取引。愛する男に騙された哀れな女。ルッソ(ベン・バーンズ)との関係を根ほり葉ほり聞き出される。これは何なのか?夢なのか?病室で取り調べを受ける哀れな女。これは自分なのか?誰なのか?認めたくない汚点。自分がルッソの狂気に踊らされたから同僚が死ぬことになった。背中にのしかかる大きな十字架。一生背負って行かなければならない十字架。

一線を越えたデュモン(フロリアナ・リマ)。患者であり逃走犯であるルッソと関係を持ってしまった医師。マダニと同じ轍を踏むのか?違うのはルッソが凶悪犯である事。それを知った上での関係。お堅いイメージのデュモン。そのイメージが崩れていく。医師と患者の禁断の関係。心に闇を抱えているデュモン。その闇がルッソの闇と引き合ったのか?体中の傷の理由。9歳の時に転落。普通の生活に戻るまで2年を要した。死んでいてもおかしくなかったに違いない。本人は事故と言っているが本当なのか?窓の外を直視できない後遺症。いまだ克服できず。日々挑戦。スッキリしたルッソがデュモンの元を去っていく。関係を持った翌日の衝撃。侮辱と取られてもしょうがない。デュモンを守るためとルッソの言い訳。退役軍人と犯罪集団を立ち上げたのが真意なのか?またまた、女心を気付つけたルッソ。モテモテの男前。女心を弄ぶ。

退役軍人と入念な襲撃訓練。軍人時代を思い出し、皆のテンションが上がっていく。作戦実行まで皆で寝食を共にする。ジャンキーのジェイクを仲間にしたのが間違い。禁断症状がジェイクを襲ってくる。そんな事を言ってもジェイクがいなかったら退役軍人を集める事は出来なかった。我慢できなくなってフラフラと抜け出すジェイク。こうなるのは目に見えていた。非情なルッソが、こうなる前にジェイクを始末するのかと思っていた。しかし、それをしてしまっては他の仲間が反抗するかもしれない。皆、ジェイク繋がりの退役軍人。取りあえずは泳がして後で始末しようと考えていたのか?以前の慎重なルッソなら計画を実行しなかったであろう。仲間のひとりが行方不明。誰かに計画を話しているかもしれない。そんな状況で襲撃を実行すれば待ち伏せされて全員逮捕される可能性もある。今のルッソは何かが欠如している。狂気に支配され狂ったルッソ。衝動を抑える事が出来ない。暴力、襲撃、戦闘、血。様々な誘惑が狂気を刺激する。もはや正常な判断も出来なくなっているのかもしれない。

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カーティス(ジェイソン・R・ムーア)のお手柄。ヤクを手に入れるためにノコノコやって来たジェイク。ビンゴ。拉致完了。フランク(ジョン・バーンサル)とカーティスのコンビ。息はピッタリ。さすが、数々の戦地をくぐり抜けて来た戦友。やっちまったジェイク。まさかルッソを追っている者がいるとは寝耳に水。そんな簡単にルッソの居場所を吐くわけがない。腐っても軍人。仲間を売るなんて真っ平ごめん。フランクの怖さを知らないジェイク。さっさと吐いてしまえばよかったのに。そんなにルッソに義理は無いはず。この間、バーで知りあった逃走犯。居場所を言わなければ立派な犯罪者。今なら何も犯罪を起こしてないから無罪放免。

一発殴られて吐いてしまえばよかった。抵抗するからフランクに火が点いた。エンジン全開。ジェイクの手に突き立ったナイフ。物凄く痛いに違いにない。ジェイク涙目。後悔しても手の傷は一生消える事はない。下手をすれば後遺症が残って手を自由に使う事も出来なくなるかもしれない。勝手なマダニ。フランクに教育的指導。エンジンのかかったフランクを誰も止めることは出来ない。フランクにルッソを殺してくれと懇願したのはマダニ自身。生半可な気持ちではルッソを仕留める事なんて不可能。それなのに、ルッソの居所を必死で聞き出そうとするフランクに水を差す仕打ち。やり過ぎなんかクソくらえ。甘っちょろい事を言っているからルッソに騙される。フランクに一喝されて絶句。その間にカーティスの落としどころ。優しい言葉でナイフが刺さった手の治療。正にアメとムチ。コンビで役割を心得ている。ジェイクたまらずルッソの居所をゲロった。

ルッソたちが小切手交換所を襲撃。責任者の頑固なおばちゃん。プライドを守るために人が危険に晒されている事に鈍感。恐怖におののく従業員。金を渡して、サッサと帰ってもらえばいいのに。金を渡すのを渋っても、結局撃たれた後に金は奪われる。それなら誰も犠牲にならないうちに素直に金を渡す方が得策。冷静に考えれば、アホでも分かる理屈。祖父の代からなんか関係ない。そんな事よりも人命が第一。呆れたルッソが手榴弾を取り出した。こんなものを投げ込まれたらひとたまりもない。観てるこっちも冷や冷やする。ルッソが、いつ投げ込むのかと冷や冷やする。光の速さで従業員が動いた。光の速さでドアの開閉ボタンを押した。この判断は誤ってはいない。モタモタしていたら、手榴弾を投げ込まれ全員お陀仏だった。責任者のおばちゃん、怒るのは間違っている。逆に従業員に感謝するところ。得意満面の従業員。何でこうなる?予想外の展開。得意満面から恐怖の表情へ。涙目の従業員、人質としてご同行。

やっと出たドクロのベストがやって来た。パニッシャーの登場。ルッソの頭の中でドクロがグルグル回る。何回も何回も繰り返し見た悪夢の中のドクロ。それが目の前に現れた。呆然として頭が真っ白のルッソ。すでに銃撃戦が始まっている。なぜか棒立ちのルッソを避けていく銃弾。一番狙いやすいルッソに当たらず。拳銃一丁で複数の武装した退役軍人との銃撃戦。どう考えてもフランクが無謀すぎる。普通に考えたらフランクに勝ち目無し。それなのに、銃弾がフランクを避けていく。逆にフランクの銃弾は的確に敵を仕留めていく。この差は、いったいどこからやって来るのか?逃げるルッソ。追うフランク。フランクはルッソを仕留めて、この戦争に終止符を打つ事は出来るのか?

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