注意：ネタバレ
第８話「意志」レビュー
セトラキアンの壮絶な最期。
いくらワルファリンを飲んでいても寄生した虫までは殺す事は不可能。
ストリゴイに変性するのを阻止する手段は見当たらない。
ルーメンに隠された答えを必死で書き残そうとするセトラキアン。
鬼気迫る形相。
中途半端に声をかけたエフが一喝される。
マスターの力の源はマスターに味方をする人間たち。
マスターの周囲から彼を崇める人間たちが去って行けば自ずとマスターの力は弱まっていく。
全ての元凶は人間だった。
自業自得の様相。
自らを破滅に導いていたのはマスターの恩恵にあずかろうと人間を裏切っていた人間たち。
マスターに頼みごとをされるザック。
この期に及んで何をするつもりなのか？
改心するつもりはあるんだろうか？
改心しても今更感が拭えない。
絶対によからぬことを考えてるはず。
自己中なのはひとつも治ってない。
アビーをストリゴイにしたのも勝手に自分はアビーの彼氏だと思い込んだ結果。
ザックを守るために母親を殺したエフを憎んでいるはず。
自分を守るためだなんて全く理解していないはず。
核のボタンを押して多くの人たちの命を奪ったのにのうのうとマスターの庇護のもと生きている神経が理解できない。
普通なら自分の犯した罪の大きさに押しつぶされ自ら命を断つことも考えるはず。
それなのにマスターに守られて気ままに暮らしてるお気楽さ。
会わなければいいのに会いに行くエフもどうなのか？
もう息子は死んだと思い込む方がいいと思うが未練があるのね。
息子のしでかした事の罪の重さを考えてたらエフが自らザックに手をくだしてもいいぐらい。
でも、あのエフの顔を見る限りはザックが自分を許すことにワンチャンかけてそうな感じ。
甘い甘すぎる。
そんな甘い考えではマスターに足元をすくわれるのは目に見えている。
ザックにそそのかされて核をマスターに奪われる未来が見えてくる。
しっかりしてくれエフ。
この期におよんで全てをぶち壊す事だけはやめてくれ。
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