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【海外ドラマ】アメリカン・ホラー・ストーリー: ホテル(シーズン5) 第11話「汝、殺すなかれ」レビュー(ネタバレ)

注意:ネタバレ


20世紀スタジオ公式サイトから引用
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第11話「汝、殺すなかれ」感想・レビュー(ネタバレ)

二丁拳銃で伯爵夫人の元へ向かうリズとアイリス。格好良すぎる。痺れます。ドアを開けて銃撃したら誤算。まさか息子のドノヴァンがいるとは思っていなかったアイリス。慌てて銃撃を中断。瀕死のドノヴァン。逃げ去った伯爵夫人。絶好のチャンスのなか伯爵夫人に止めを刺さなければならないが息子を放ってはおけないアイリス。このまま死んでしまったらドノヴァンはホテルに永遠に取り込まれてしまう。伯爵夫人の歴代の愛人と永遠に一緒なんて生き地獄。息子の最後の願いを聞き入れたアイリス。リズと一緒にドノヴァンをホテルの外に運び出した。

瀕死の伯爵夫人を助けたのは意外にもサラだった。とても痛そうなサラの応急処置。荒っぽすぎて伯爵夫人が気の毒になってしまう。銃創に指を突っ込んでの弾丸摘出。普通に考えたら感染して敗血症での死が待っている。手を洗って消毒なんかしていないはず。全く医療の知識なんか持ち合わせていないはず。血管のことは何でも知ってるなんて言ってるけど、薬を注射するのに血管を探した程度の知識。そんなサラが伯爵夫人を助ける理由はジョンの殺害。ホテルから出ることができないサラ。家に帰ったジョンに手を出す事は不可能。ホテルに誘い出せば自らの手で殺す事も可能となる。自分を裏切ったジョン。殺さなければならない。メラメラメラ~。恨み晴らさでおくべきか~。

瀕死の伯爵夫人に止めを刺す絶好の機会。しかし、手負いの伯爵夫人ほど怖い物はない。広いホテルのどこに逃げ込んだのかもわからない。リズとアイリスの苦肉の策。伯爵夫人に恨みを持つ監禁されているリモーナを解放し伯爵夫人に止めを刺させる作戦。明かりの無い秘密の区画。そんな所へ行くのがわかっているのにリズの持っているのは豆電球のような小さな明かり。アホですか?ホテルならもっとちゃんとした懐中電灯ぐらいあるはず。小さい豆電球持って行って「キャー」ってアホですか?子供の死体が転がっている。腐ったドレイクの死体が転がっている。そんな凄惨な光景にいきなり出て来たら心臓止まりそうになります。リズとアイリスの前に現れたリモーナ。伯爵夫人を共に倒そうと必死で説得しなんとか聞き入れてもらう事に成功したリズとアイリス。一歩間違ってたら食われてたよ。

ここに来て魔女団とのクロスオーバー。ホテルにやって来たのは魔女団のクイニー。クイズに出るためやって来た。魔女団の事はテレビでも報道されている。有名人のクイニー。リズも知っていた様子。でも、もうすぐお別れする運命。伯爵夫人を倒すためにはリモーナに血を提供して元気になってもらわないといけない。そのための生贄候補のクイニー。しかし魔女のクイニーがそう簡単にやられるはずがない。さすが魔女です。リズとアイリスに案内された部屋で異様な気を感じるクイニー。部屋を変えてくれと頼むが適当な返事をされ時間稼ぎをされてしまった。バスルームでいきなりリモーナに襲われるクイニー。リモーナの顔を見ても何とも思わないクイニー。「あっ!?」とか「マリー・ラヴォー!?」とかないの?真正面から顔を見てるけど全く反応なし。そんなわけないと思いますけどクイニーさん。瓜二つじゃないですか。瓜二つと言うか同一人物じゃないですか。演じている俳優はアンジェラ・バセット。同じ俳優さんです。そんな事はどうでもいいと戦うリモーナとクイニー。何も知らないリモーナがナイフでクイニーを切りつける。クイニーが生きたブードゥー人形だと知らないリモーナ。本当に知らないのかリモーナ?切りつけたクイニーは傷つかずリモーナ自身の体に傷がつく。攻撃すればするほど自分に返ってくる魔術。これではリモーナに勝ち目無し。しかし、ここはホテルコルテス。生きている者だけがいる場所じゃない。どこからか出て来たナイフがクイニーを切り裂く。しっかりナイフがクイニーに刺さり血が噴き出した。さすがの生きたブードゥー人形も幽霊には効かなかった。なんかあっけない最期のクイニー。こんなあっけない最期でいいんですか?噴き出す魔女の血をむさぼるリモーナ。

十戒殺人コレクション完成。最後は「汝、殺すなかれ」。よりどりみどりの殺人鬼。よりどりみどりだけれどセンスが問われます。ここはコレクション最後にふさわしい人を選ばないとマーチも落胆するでしょう。ジョンの腕の見せどころ。ジョンの頭の中にはこの人しかいなかったのか?それとも家族を捜す途中で偶然目の前に現れたから反射的に撃っただけなのか。ジョンがエレベーターから出た瞬間に出くわした伯爵夫人。リモーナとまさかの和解をしホテルを譲りウキウキ気分でホテルを出て行こうとしていた伯爵夫人。そんな伯爵夫人を反射的に撃ったジョン。あれだけしぶとかった伯爵夫人のあっけない最期。結果的にコレクションの最後は最高のものとなりマーチも大満足。コレクションの最後は伯爵夫人の首。全てはマーチの思惑通り。これで伯爵夫人は永遠にホテルコルテスに囚われた。マーチと伯爵夫人は永遠に一緒。ここでどんでん返しがやってくる。長きにわたって警察に自分を売ったのは伯爵夫人だと思っていたマーチ。初歩的なミスをしていたマーチ。伯爵夫人の言う通り。マーチが邪魔なら警察に通報なんて面倒くさいことをせずに自らの手で殺すはず。そこに気づかなかったマーチの誤算。警察に通報したのはメイドのおばちゃんヘイゼル。一方的な恋心。独身のおばちゃんに気に入られたら覚悟して下さい。思い込みが激しいから修正がききません。激怒するマーチ。マーチの解雇通告。もしかしたらヘイゼルはこれを待っていたのかもしれない。長い間ホテルに尽くしてきた日々。これでホテルの業務から解放される。これからは自分のために時間を使うことができる。エプロンを外し部屋を出て行くヘイゼル。テーブルに座り互いを見つめ合うマーチと伯爵夫人。やっと本当の夫婦の時間がやって来た。

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