注意:ネタバレ
ARROW/アロー公式サイトから引用
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第11話:「自分の中の怪物」レビュー
殺すなって言うても殺すよね。
何年も追っていた恋人の仇。
ふらっと現れたコスプレ三人衆の言う事なんか聞くはずがない。
ギャングのボスなら殺さずに捕まえて司法の判断に任せるのが理想。
でも、それと恨みを晴らす事とは別。
殺したから恨みが晴らせるかと言えば、それもやってみないと分からない。
結局、仇を殺しても何も解決しなかった。
怒りの矛先は自分。
恋人を守ることができなかった自分。
これは一生背負って行かなければならない。
ティナはメタヒューマン。
フラッシュと一緒。
粒子加速器暴走の功罪。
どれだけの人を人間ではない者に変異させたのか?
メタヒューマンになったのが全て善人なら問題なし。
スーパーヒーローの大量生産。
でも、そんなうまくいくはずがない。
粒子加速器が善人と悪人を見分けることなんかできるはずがない。
もし、出来たとしても善人と悪人の線引き自体が難しい。
人間は善の部分と悪の部分、両方持っている。
その割合によって善人にも悪人にもなり得る存在。
ティナが追うギャングのボスも皮肉なことにメタヒューマン。
それも、ティナの能力を打ち消す能力を持っている。
なんと皮肉な展開。
オリバー達がいなければ返り討ちにあって殺されていたかもしれない。
それを考えたら、このタイミングでオリバー達がティナに目を付けたのは運命の出会いだったのかもしれない。
アローのルーツ。
常にターゲットを捜し続けるオリバー。
そんなオリバーに道を示すタリア・アル・グール。
自分が何者であるかをオリバーに分からせるための殺しの依頼。
自分の中のもう一人の自分。
その怪物を押さえつけている限り本来の自分に戻ることはできない。
本来の自分に戻るには怪物を解放することが必要。
怪物を解放することで本来の自分であるオリバー・クインに戻ることが可能となる。
怪物を解放する手段。
フードを被った怪物としての自分を認める事。
アローの誕生。
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