注意：ネタバレ
第４話「グール」レビュー・感想（ネタバレ）
なんのためにグールが賞金稼ぎなんかしてるのかと思ったら薬のためにやってたんですね。薬を飲み続けないと狂暴なフェラルになってしまう。自分が誰なのかもわからなくなって人を襲い続けるだけの存在。「私はマーサ」と必死で自我を保とうとしていた女の人。もう、自分がマーサなのか人なのか分からなくなってましたやん。しかし、ルーシーは男前。よっぽど父親の育て方が良かったみたい。黄金律を忘れない真摯な態度。あれだけグールに酷いことをされたのに薬をあげる優しさ。怪物のエサにされたり、水を分けてくれなかったり、指をナイフでちょん切られたり。考えただけでも酷すぎる。普通なら手に入れた銃で頭を吹っ飛ばされても文句は言えない。この先グールはどうすんやろ？普通に考えたらルーシーは命の恩人。父親捜しを手伝うのが筋と言うもんやけど。そこまで人間的な感情が残っているのかどうか。偶然見つけた自分が主演の映画のビデオ。それを見て何かを思い出しているような表情。何を思い出しているのか？ハリウッドスターの頃に演じたヒーローとしての自分。そんな自分を思い出して再びヒーローにでもなろうとしてるのか？ルーシーの行いを見て何か感じることはあったのだろうか？血も涙もない目的のためには手段を選ばないグールがヒーローとしてルーシーを助けることはあるのだろうか？
ヴォルト32でいったい何が起こっていたのか？2年も前に住人たちは自ら死を選んでいたような痕跡。何がヴォルト32の住人たちをおかしくしていったのか？てっきりレイダーたちが住人たちを虐殺したのかと思っていたらとんだ見当違い。レイダーたちが入ってきた時には住人たちは死に絶えていた。しかし不思議なのは絶対に開けられないはずの扉が外から開けられていたこと。それに関与したであろう記録に残されたルーシーとノームの母の名。いったい何が起こっているのか？レイダーたちが父親を拉致したのと何か関係があるのか？真実を知ってしまったノーム。これを監督官に報告しても混乱を招くだけ。混乱を嫌う監督官たちなら事実を隠蔽して終わりにするかも。どうするノーム。真相を解明するために扉の外に出てみますか？でも、小さなノームだけでは頼りなさすぎる。体の大きい従弟がいれば少しは心強いかも。従弟はルーシーのことも気になってるようだし。二人が扉の外に出るのも時間の問題かも。
コメント